母性のディストピア 2

母性のディストピア 2
母性のディストピア 2
宇野常寛
早川書房
2019年7月18日
1件の記録
  • 万願寺
    万願寺
    @manganji_
    2025年11月18日
    『庭の話』でその著作を初めてきちんと読んだ宇野常寛さんの、戦後論、戦後アニメーション論。最終章の理解がたいへん難しかったが、最後の宇野さんの決意や富野由悠季監督とのインタビュウ、またこれからの展望(『遅いインターネット』計画に続く)を読み終えて、ひじょうに明るい清々しい気持ちになった。なっている場合ではなく現実はさらにヒートアップし、インターネットはさらにしょうもなくなり、宇野さんは今も闘っているのだが、このネットワーク社会を生きる上で考える道筋のようなものをもらえた本だった。愚直に、正攻法で、現実をよくしていくしかないのだと、そう思わされた。
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