

万願寺
@manganji_
読んだ本について書いていきたいです。人文の一般書が多めかもです。
- 2025年3月31日こうしてあなたたちは時間戦争に負けるアマル・エル=モフタール,マックス・グラッドストーン,山田和子,川名潤読み終わった2021年の新刊の時に買って、やっと、4年かけて読み終わった。この4年、私は小説を、本を読むことがほとんどできなかったように思う。この本を読んだ友人からまだ読み終わらないのかと言われつつも、読みさしていた。小説を書き始めたこの数日間でいきなり今日手に取って途中から読み始め、読み終わったたのは、答えだと思う。友人の回復を願って。
- 2025年3月20日ここはすべての夜明けまえ間宮改衣かつて読んだ@ 三省堂書店 アトレ上野店泣いても泣いても仕方がなく、自分のきずぐすりになる本というのがあると思う。私にとってはこの「家族の小説」は自分の根幹を揺さぶられてしまい、何十年もしてからも、手当してくれるような本だった。最後の主人公の決断も、新しい、地平をどこまでも進むような、そんな解を自分に与えてくれた。得がたい小説だった。
- 2025年3月20日安全に狂う方法赤坂真理読んでるまだ読んでる赤坂真理さんの壮絶にして誠実な、アディクション(固着、固執)への寄り添いの本。娘と母という文脈はここでも出てくる。まだ中盤だが、すでに1冊読んだくらいの質量感がある。シリーズケアをひらくは、どこまでも実践的で、ケアのための本を出し続けていて心から感嘆する。
- 2025年3月20日
- 2025年3月10日
- 2025年3月10日
- 2025年3月9日
- 2025年3月9日
- 2025年3月9日謎ときサリンジャー―「自殺」したのは誰なのか―(新潮選書)朴舜起,竹内康浩学び!買ったじゅうぶん読んだサリンジャーが好きな人は絶対読んでほしいくらいにおすすめです!なんつーか泣いてしまう。サリンジャーのでかすぎる愛。。。っょぃ、、ミステリのようにどんどん迫っていくその筆致も面白すぎです。
- 2025年3月9日中動態の世界國分功一郎学び!買ったじゅうぶん読んだ國分功一郎先生!正直大好き。顔ファン。本書はね〜ラテン語の文法用語をここまで思想的根拠にしてしまうのは乱暴だし危ういと思いましたが、文章自体はおもしろかったです。文庫版であとがき補足されるそうなのでそちらも楽しみ。
- 2025年3月9日庭の話宇野常寛学び!買ったかつて読んだじゅうぶん読んだ宇野常寛さん。正直大好きな批評家。自分にとって庭となる場所で事物と出会い、ただ事物と向き合う。具体的な実践の方法はまだわからないまでも、自分にとっての方向を教えてくれる書籍でした。
- 2025年3月7日皇女アルスルと角の王鈴森琴かつて読んだ@ ジュンク堂書店 池袋本店ジュブナイルとしてめっちゃ好き。古き良きライトノベルを思い出しました。2巻が出てるけどまだ未読!絵が可愛すぎてめろめろ。埋もれないで売れてほしい。
- 2025年3月7日
- 2025年3月7日くるまの娘宇佐見りん読んでる@ ブックファースト 新宿店三宅香帆さん『娘が母を殺すには?』で出てきて、そういえばまだ読んでいなかったなと思いひっぱりだしてきた!宇佐見さんは『推し、燃ゆ』だけ読んだことがあるが、あれはおそろしい小説だった。
- 2025年3月7日
- 2025年3月7日ひとさらい笹井宏之かつて読んだ笹井宏之さんは私のこころのなかで永遠の先生です。何度読み返しても好きだし、何度読み返しても勉強になる。どの歌もぎりぎりわからなくて、ぎりぎりわかる。そんな不思議なあわいに立っていた人だと思います。
- 2025年3月7日はつなつみずうみ分光器瀬戸夏子かつて読んだ瀬戸夏子さんの最大の仕事と言ってもいいのかもしれないくらい巨大なアーカイブ。ここまで短歌・歌人を網羅できる瀬戸夏子さん、私淑しています。瀬戸さんの短歌は一見してどういう情景なのか分からないものが多いけれど、私はそういう短歌が好きで、でも瀬戸さんくらいの才能がないとそういう短歌は認められないのかもしれないなあと思いながら過ごしています。
- 2025年3月7日短歌の詰め合わせ東直子,若井麻奈美かつて読んだ再読中@ ジュンク堂書店 池袋本店唯一読んだことのある短歌の入門(?)本。東直子さんの短歌がそもそもだい好き。これを読み直して短歌の自分なりの基礎を振り返りたい。短歌の歴史も易しく学べるのでおすすめです。すべての短歌への東さんのあたたかいまなざしが良い。
- 2025年3月6日
- 2025年3月6日GOATチョン・セラン,小川哲,尾崎世界観,市川沙央,西加奈子読んでるまだ読んでる@ 自宅気になってはいるが手を出せていなかった作家さんゾーンが網羅されていて自分にとってかなりラッキーな、相性の良い文芸誌(ムック)。紙の本の環境負荷や、障害により紙の本を読むのが難し方のための取り組みの記事など、今、紙で新しい文芸誌を出すことへの姿勢もきちんと打ち出している。なかなか書店に出回らなくて、三刷でやっと地元(田舎)の書店に入ってきたため、12月発刊だが購入は2月。たまたま後ろから、なんとなく読めるところだけ読んでいっているので、まだまだ読み途中。それぞれの感想はここには書かないが、いい意味で方向性も何もない、合うも合わないもある小説が詰め込まれていてわくわくする。特に芹沢央の「念のため」は、最初に全く読み方がわからず、友人に相談して(※友人は未読)やっとどんな話なのかわかった、というくらい私には難解だったが(※私は小説を読むのがとても下手で、頭が悪い部類のため、こういうことは頻繁に起きる)、その顛末も今後どこかに記したい。 色んな色の紙(色上質紙)を本文に使っていて、プロダクトとしても持っているのが楽しい。奥付に、全ての紙の種類が書いてあり、紙オタクに優しい。
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