こころ

7件の記録
  • さや
    さや
    @saya_shoten
    2026年1月11日
    p89. 「これは宅で拵えたものよ」用のない奥さんには、手製のアイスクリームを客に振舞うだけの余裕があると見えた。 食欲がない人への気遣い(豪華)に対する内心の言い草がマジで…!!主人公も卒業後ブラブラしてるでしょうが!!! p91. 「あなたはこれから何かなさらなくっちゃ本当にいけませんよ。先生のようにごろごろしてばかりいちゃ……」 「ごろごろばかりしていやしないさ」 先生はちょっと顔だけ向け直して、奥さんの言葉を否定した。 ポッドキャスト「ペーパードライブ」で「フラフラしてるってどういうこと?」をたまたま聞いてたから、リンクして面白い。 奥さんは割と夫にぽんぽん言いたい事言い合える関係性みたいで良かった。 先生は生きてて楽しいのかな?鬱々とした日々なのかな?消化試合なのかな? 何となくと展開を知ってるだけに、古畑任三郎みたいな、逆読み?全部の言葉が意味深に思えてくる…。
  • さや
    さや
    @saya_shoten
    2026年1月10日
    p83. 私は先生をもっと弱い人と信じていた。そうして弱くて高いところに、私の懐かしみの根を置いていた。 弱さって高尚さになるのか!
  • さや
    さや
    @saya_shoten
    2026年1月10日
    p77. 「しかし悪い人間という一種の人間が世の中にあると君は思っているんですか。そんな鋳型に入れたような悪人は世の中にあるはずがありませんよ。平生はみんな善人なんです。少なくともみんな普通の人間なんです。それが、いざという間際に、急に悪人に変わるんだから恐ろしいのです。だから油断ができないんです」 いざという間際…私ならどんな時だろう?
  • さや
    さや
    @saya_shoten
    2026年1月3日
    こころ/夏目漱石 p67. 「よくころりと死ぬ人があるじゃありませんか。自然に。それからあっという間に死ぬ人もあるでしょう。不自然な暴力で」 「不自然な暴力って何ですか」 「何だかそれは私にも解らないが、自殺する人はみんな不自然な暴力を使うんでしょう」 「すると殺されるのも不自然な暴力のお陰ですね」 「殺される方はちっとも考えていなかった。なるほどそういえばそうだ」 ちょうど自死も関連する映画を観た後だから、なんとなく繋がりを感じて嬉しかった。そういう微かな繋がりを見つけるのが好き。
  • さや
    さや
    @saya_shoten
    2026年1月3日
    p42. 「私は未来の侮辱を受けないために、今の尊敬を斥けたいと思うのです。私は今より一層淋しい未来の私を我慢する代わりに、淋しい今の私を我慢したいのです。自由と独立と己とに充ちた現代に生まれた我々は、その犠牲としてみんなこの淋しみを味わわなくてはならないでしょう」 お風呂でも読むから何となく付箋を避けてる。代わりにメモしたらあれもこれも気になって止まらない。 生きながら死んでるような、ずっと止まっているような生き方。慕ってくれる人もいて、妻もいて下女もいて…やっぱり基本が贅沢だから、感情移入し辛い。でも普遍的な事を書いてるから残ってるんだろうなーとは思う。
  • さや
    さや
    @saya_shoten
    2025年12月29日
    注釈が章末じゃなくて次のページにあって良い。 まだ読み始めたばかり。 既婚者と学生、どちらも男性。 雪国の時も思ったけど、私は想定される読者じゃないんだろうなー。 というか、読書自体が女性はし辛い時代の小説だとこんな感じなのかな~。 経験を元に書く私小説に近いと、作者から見た当時の女性ってこんな感じなんだろうな~。 経済力があって妊娠も出産も子育ても免除されてると、結婚しても独身の頃と変わらない自由さがある様に見える。今のところ。
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