大谷翔平の社会学

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- ハム@unia2025年10月8日読み終わった大谷翔平のことというより大谷翔平から透けて見える社会についての本で、けっこう社会学してておもしろかった。 日本という国が閉鎖的なことが改めて浮き彫りになった。 バースの記録阻止、バレンティン差し置いての村上宗隆の記録賛辞とか昔から今に至るまで変わらない部分があるのは残念。 野茂英雄がドジャース入団の経緯、きちんと知らなかった。売国奴とまで言われての掌返し、日本っぽいな。 田澤ルールなんてのもあったな。 日本の政治や経済が停滞しているほどスポーツに向かう力が強まり優秀な選手が出てくるなんていう指摘もおもしろい。 NPBや日本のメディアの問題点を大谷翔平を通して語ることでスッキリ理解できた。 良くも悪くも稀代のアイコンとして大谷翔平を消費している日本の闇が垣間見えた。