書評家人生
2件の記録
トマト1号@tomato_12025年10月18日感想久世光彦さん遺作への書評は、追悼文のようで共感した。久世さんの孫世代だけどたくさん読んだなー。山本夏彦さんにはまったのと同じころに読んでいた記憶。手放せない書物の一群。 源氏物語の読み比べコラムも、勉強になった。手元にある谷崎潤一郎はいったんおいて、与謝野晶子を少し読んでみたい。 本書は、めずらしく前書きから読み始めて(kindleなせいもある)「書評って何すか」だった私には正解だった。 そのあと順にいくつか書評を読んで、とっつきにくいものは接続詞やそれに準ずるものを拾うだけしてみた。そうすると中身も少し頭に入る。 山崎正和、三浦雅士、内田樹、久世光彦、池谷裕二、『カミュ』、アンデルセン、アナイス・ニン、杉浦康平、『蔵書一代』『源氏物語』(諸訳)……読んだことある人の書評はとっつき易いだろう。読んでおきたい人の書評は背中を押してくれるだろう。まずはこの辺りを読んで(読んでないのか!)、そのあと、私が敬遠してきた海外作家のものも読めたらいいな。 長い付き合いになりそうなのでいったんクローズする。
トマト1号@tomato_12025年10月8日読み始めた病院の待ち時間にkindleでスタート。 まえがき読んで書評を読みたくなった。 「書評規則」がかなりハードコアでビビったけど「丸谷三原則」で少しホッとした。 書評はマゾヒズムの極致、と唐突なワードぶち込んだあとに ……… たいていの職業人(プロ)はマゾヒストであり、そうでないプロは存在しないからです。 ……… たしかにな、と。 読みやすいのである。 明日続き(本編)読みたいな。