空飛ぶ馬 (鮎川哲也と十三の謎)

空飛ぶ馬 (鮎川哲也と十三の謎)
空飛ぶ馬 (鮎川哲也と十三の謎)
北村薫
東京創元社
1989年3月1日
1件の記録
  • ちとせ
    ちとせ
    @4wsdig
    2026年2月21日
    日常ミステリの元祖ということなんだけど、うお〜〜〜むせ返らんばかりの"平成のジェンダー"が押し寄せてくる〜〜〜! という感じであまり作品に集中できなかった。ごめん…! 一番心打たれたのはあとがきの「小説が書かれ読まれるのは、人生がただ一度であることへの抗議からだと思います」って部分。正直作品より頭に残ってる。 ・織部の霊 時代性もあると思うが、女の子としては〜女の子なのに〜女の子のような〜とジェンダー規範みたいな言葉が連発されるので結構疲れてしまった。 しかしページが折られていた=切腹はなかなか…なかなかどうして厳しくないか!? ・砂糖合戦 先生とコンビになるのかと思ったら円紫さんとなるんかーい!!予想外!! 「しかし、相撲のひいき力士とは違いますから、いくら応援しても、今日はマクベスが勝ったよ、というわけには行きませんからね」ってセリフ、今日はマクベスが勝つルートとか作られても良くないですか!?令和だし!?と思ってしまった(よくないです) ・胡桃の中の鳥 ヒエ〜〜〜ッ!!平成初期のジェンダー議論、令和に読むにはキツイっす!! それにしても話は普通に後味悪いな…ゆきちゃんは今後どうなるの…確かに主人公たちとは関わり合いにならずに生きていくのでしょうけども… ・赤頭巾 ゆきちゃん!!!ゆきちゃんのその後がわかってよかった〜!!めちゃめちゃ気になってたよ!!!幸せになれますように… 「鋏、針、糸という一連のものは女の子を象徴しているともいえる」ってのはなんで…?何…?お裁縫は女の子の役割みたいな話??? 主人公にとっての憧れのお姉さんが不倫女だったのは…キツいオチだな…円紫さんの穿ち過ぎだったらいいのに… ・空飛ぶ馬 『胡桃の中の鳥』『赤頭巾』と後味の悪い話が続いたので(胡桃〜はその後回収されたけど)、本の終わりがハッピーな話でよかった〜! 国雄さんたちが幸せになる、主人公が夢想した未来が順当に訪れればいいなあ。
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