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ちとせ
ちとせ
@4wsdig
  • 2026年4月11日
    案山子の村の殺人
    読者への挑戦状があるタイプのミステリ小説だ! 本を手に取ったのは「探偵と助手の関係がエモい」みたいなオススメがあったからなんだけど、それはあんま感じなかったな。エラリー・クイーンにあやかってコンビを組んでいるいとこ同士で、既にデビュー済みの現役学生作家という設定は珍しい気がしたけど(こういうのって大体作家志望だったりしない?)。しかし商業デビュー済にしちゃどういうポジションの作家なのかがわからなかった…売れてるとか売れてないとか… 事件は…なんだ…なんていうか…第一の殺人が悲しい事故だったけど、村の自治会の犯人探し結局当たってたという珍しいパターン… このときちゃんと詰められておけば第二の殺人は起きなかったのではないか… あと段ボールで作った祠で人が騙せるもんですかね!?というそもそも問題が… 第二の殺人(本命)については、動機の面とかああ〜言われてみればそうだったねえ〜なのでうまかった。 てか事件と関係なく気になったのは、「送料が高いから簡単なDIYなら村人はみんなできる」みたいな旅路の台詞。 いや、山の中言うて埼玉でしょ…?配送料は関東料金じゃないんです…?北海道沖縄ならいざ知らず…
  • 2026年4月7日
    方舟
    方舟
    謎の新興宗教が作った地下神殿に閉じ込められた主人公たちのクローズドサークル・ミステリ。さぁて今回はどんなミステリ違法建築かな〜と思いきや、メインとなるのは岩!!岩の存在により主人公一行は地下に閉じ込められて、なんかわからんけど一人を犠牲にしないと生き残れないらしい! そんな中で起きる連続殺人事件!じゃあ…殺人犯をこの場に残したら丸く収まるんじゃね?と名案みたいな閃きをするみなさん!! 犯人がわかってから「犯人さん!人身御供になって私たちを助けてください!まだ死にたくない、家族を死なせたくないんです!」って一斉に頭を下げる流れ怖すぎる〜これが極限状態の心理ってことなの…!? ていうかこれが令和の新本格代表作とも呼び声の高い作品なのか〜ちょっとパンチ弱くない?面白くないわけじゃないけどさ〜とか思ってたらエピローグでまんまとやられた…は〜そんな…エピローグでどんでん返しを…!? ラスト、清々しく麻衣を見捨てる主人公はまあそりゃそうなんだけど、そりゃそうなんだけど物語としてはお前も一緒に残ったれよと思ってたので若干のざまあ要素があるなーなどと。 しかし翔太郎、淡々と謎を解いてくれたのはいいけど結構間違ってたり、そもそも一番重要な点は見抜けてなかったり、なんというか、探偵役としてはいささか残念さがある…麻衣完全勝利のために仕方がないんだろうが…
  • 2026年4月4日
    棟居刑事の推理
    森村誠一は『人間の証明』以来。人間の証明はマジでメチャクチャ重かったけど、この本はスルスル読めた〜。 ・棟居刑事の推理 詩乃ちゃん、一般人女子大生の割に暴力団情報の飲み込みが早すぎない!? 暴力団同士の壮大な抗争かと思ったら意外と狭い範囲の出来事で… 鉄砲玉!抗争!組内政治!とかの後だったから、哀れになるくらい些細な動機だったな… 最後の「詩乃にはそんな社会にならなくてもよい。不正や悪がまかり通っていてもいい。鶴田が臆病であってもいい。鶴田の生きている世界の方がよい」がすごい切なかった。 ・棟居刑事の占術 冬子が犯人じゃないといいな〜と思ってたら反町一家マジで全然無関係でよかったー! 被害者、易者としてだけじゃなく人間としても割とカスで(恐喝犯)そら殺されますわ… 冬子の「私、お父さんのつけてくれた名前を信じているもの。だれがなんと言ったって、絶対に改えないわよ」いい台詞だった。
  • 2026年4月2日
    失われた貌
    失われた貌
    指紋、掌紋、面相、歯型、髪、衣服と身元につながりそうなものがほとんど消失している、不法投棄場に打ち捨てられていた遺体。地元紙に掲載された、児童への不審者の声掛け事案に対する不満の声。身元不明の遺体が出るたびに、十年前に蒸発した父親ではないかと警察署に尋ねに来る少年。 ぜーんぜん関係なさそうな要素なのに全部つながって収束するの見事だ〜! 会話文が多いこともあってスルスル読み終えてしまった。そして何気ない会話(ハヤ宅の社長のセクハラトークとか)から重要な手がかりが出まくっとる〜!途中出てきた犯人の免許証の失効情報は入れ替わりに不便だったから…! それにしても犯人は…数十時間の間に八木を殺して身元不明にして白川殺してそのあと共犯者の妻も殺してまあほんとに忙しいこと…犯人たちの事件簿くらい忙しいこと…! しかしこの犯人、共犯ありとはいえ四人も殺してるわけだから絶対死刑やろな…
  • 2026年3月31日
    ポアロ登場
    ポアロ登場
    アガサ・クリスティって短編も書くんや〜!? 長編しか知らなかったからそこにまずビックリした! ポアロとヘイスティングズって…気の置けない友人なんだな〜(そしてヘイスティングズは本当に女に弱いんだな…)ということが堪能できるいい一冊だった。 てかジャップ警部とも現場で会うだけじゃなくてプラベでティータイムとかしちゃうんだ… 印象的だったのは『狩人荘の怪事件』。インフルエンザに臥せっていたポアロが安楽椅子探偵として犯人を推理したものの証拠が足りず犯人を確保することはかなわなかった…けど結果的に犯人たちは飛行機事故で亡くなったというオチ。バチがあたったとしか言いようがないなあ… 同じような理由で『チョコレートの箱』も印象深い。余命幾ばくもない母親が罪深い息子を殺して…なんだ…責任をとったというのか、これは?死が目前に迫った人間の覚悟に対して探偵側が出来ることなんて何もないのかもしれないなあと虚しくなった。
  • 2026年3月28日
    カンザキさん
    カンザキさん
    ミドリカワさん、なぜこんな会社にいるのかわからないけどなぜかヤバい会社に高確率で存在する善人だ…! パートナーがミドリカワさんからカンザキさんに変わったとき私まで泣きそうになっちゃった。怖いよ〜! すごい怖かったから、ミドリカワさんのところに帰ってこられたときはほんとに安心した…しかし…主人公がカンザキさんから解放されたということは次の犠牲者がいるわけで…モリちゃん…!えーん! モリちゃんの話なんかもうつらくてしんどくて、今すぐこの会社に労基が入ってほしくて…だって普通じゃないよ…ノミくんもモリちゃんも今すぐこの会社をやめなさい…!!! スーパーシゴデキ新人のコンドウくんにミドリカワさんをとられてしまった(いや、職場の人間関係にとるもとられるもないんだけど)とき私まですごい悲しかったし、こいつはカンザキさんと組んだらええのに…とかいうひどいことまで考えてしまったんだけど、そんなことを考えたバチがあたったみたいなラストだったな… このあとどうなっちゃったんだ…という恐怖で本を閉じたけど、序盤でノミくんは「六年前に結婚しました。息子は五歳です」って未来から回想してたから、この会社を脱走して幸福になってることを祈る。
  • 2026年3月27日
    おいしい旅 想い出編(1)
    おいしい旅 想い出編(1)
    ・あの日の味は(柴田よしき) 失われた若さとか、でも年を取るってそんな悪いことでもないよとか、受け止められるメッセージはいろいろあったけど京都グルメ情報がおいしそうすぎて〜!天天有本店のチャーシューメン私も食べたい! ・幸福のレシピ(福田和代) 神戸のカフェ描写がたくさんあって神戸行きたくなった〜!! にしむら珈琲にも元町エリアにも行きたい!カフェだけじゃなくて別館牡丹園にも行きたいよ〜!!! ・下戸の街・赤羽(矢崎存美) 何で浮気したくせに捨てられるとなると泣き出したんだ…彼氏よ… 赤羽がカフェ激戦区になってるとは知らなかった〜、私も美琴と同じくせんべろの街という印象だった。 下戸&甘いもの好きなので赤羽でスイーツ巡りしたいしたーい!オシャレカフェもだけど昔の喫茶店風のお店にも行きたい!ホテルの部屋でのアフタヌーンティーごっこもいいな〜! ・旅の始まりの天ぷらそば(光原百合) 局長と真尋の話が行ったり来たりでついていくのが大変だった!(笑) 駅のホームのおそばって食べたことないなあ、いつか食べてみたい憧れの食べ物なんだけどなかなかタイミングがないのよね… ・ゲストハウス(新津きよみ) 旅でゲストハウスに泊まるのかと思ったらゲストハウス生まれゲストハウス育ち!(HipHopみたいに言うな) 変わってしまった我が家に客として泊まるのってどんな感じなんだろうな〜とか呑気に思ってたら二歳以降一度も会ったことのない娘を探しに!?こ、こわいよ!と思ったら娘からの呼び出しで良かった。 そして娘の正体びっくりすぎる〜!オーナー夫妻かよ!てか本物の沙織は!? ・からくり時計のある町で(秋川滝美) ドイツ旅行だ〜!! ドイツ語はわからないけど英語なら日常会話ができる主人公、スペック高〜… 永遠に六花のことを考えてるのでなんだか失恋旅行みたいだな…と思ってたけど六花との和解があってよかった〜! ・横浜アラモード(大崎梢) 私はずっと地元を離れたことがないから、若い日に住んでいた街に戻りたいって郷愁は未知の感覚だ〜。アテンダントって難しいよね…特にその土地を離れて久しい人だと…思い出の光景はもう大体残ってないものだもんなあ。でも清子さんが姪っ子さんたちに会えてよかった!美帆さんからのサプライズ素敵すぎる〜! ホテルニューグランドのザ・カフェでドリア食べてみたくなったけど敷居の高いお店な予感!
  • 2026年3月23日
    スコッパーの女
    帯によると「小説家にまつわる戦慄のエピソード」らしいけど…なんか…思ってたのと違うな!!??特殊能力者みたいなのが次々と出てきて……一体これは……!!?? 『小説講師の憂鬱』が一番ストレートにホラーだったように感じるし、一番怖かった。他は…何…!? ・終焉を告げる小説家 ジャンプの打ち切り漫画をいち早く見抜く異能!!……いるか、その能力!? と思ったらいろいろなものの死期が見える能力だったのでめちゃスケールでかかった。ジャンプ打ち切り漫画透視能力からそんな壮大な話に… ・小説講師の憂鬱 入れ込んだ教え子の執筆意欲を維持するために人を殺したり自殺を決意したりする元小説家… と思ったら連続殺人犯だったのかよ!えっ!?入れ込んだ教え子だけじゃなくて色んな作家の執筆意欲のために人殺してたの!?何人殺してたの!?絶対絶対二人じゃないでしょ〜〜〜!!?? ・シンクロニシティ 「あなたは作家なのに、小説の魔法を信じてないのね」怖すぎるよ! うっかり自分の子供の同級生と自作の登場人物の名前が重なり、実在の子供が物語の中の子供と同じ死に方をする……小説のせいで!とはならんやろ! 登場人物全員が小説のチカラを信じすぎている〜!どいつもこいつもしっかりしろ! ・青軸卿 小説を執筆する打鍵音で島の植生を変化させて雑木林を生み出す能力者!!!??? えっ落石まで起こしてるの!?もう小説を…書かないほうがいいのでは…! そんな小説家と居を共にしたい配偶者、自分で鼓膜破って対応しようとするとかやばいってばー!!カウンセリングを受けよう!! ついには打鍵音が島の地盤に伝播して海底の砂を撹拌し漁業に影響を… そしてついに本人の死後、骨になって人骨キーボードとなる…も、もう何もわからん… ・スコッパーの女 スコッパー…それはweb小説の発掘のプロ…!!そんなもんいるのか?と思ったけどSNSを見たらどうやらマジで存在するらしい。 と思ってたら文章から共感覚を得て文章の匂いや味を受け取り、作者の内面世界をサイコメトリーする超常能力者が現れた… っていうかこの世界、米花町ぐらい事件起きすぎだろ!!子供の誘拐バラバラ殺人事件が起きて、食人事件が起きて、犬猫の脳を取り出して料理して客に食わせてた事件が起きて!? 知り合いの家族を毒殺して解体してトイレに流すやつもたくさんの教徒を洗脳して殺し合いをさせた教祖もいる!? 世界の治安の悪さに気を取られすぎてΩの正体はちょっと肩透かしだったな〜。
  • 2026年3月22日
    オムライス日和
    オムライス日和というだけあってオムライスがめちゃくちゃおいしそう〜! クリームシチューのオムライスって全然想像つかないから食べてみたくなっちゃった。 バール追分のオムライスは当然おいしそうだけど、沙里の即席オムライスも十分おいしそうだよ〜と伝えてあげたい。ミートソースで作るケチャップライス、いいなあ! 最後の話で純が整骨院の先生に「とんかつ茶づけおごります」って言って予定合わせようとしたのに、大人に必須のテクニックだから〜とかで社交辞令として流されてたのちょっと切なかった。ちゃ、茶づけくらい奢られてやれよ…!
  • 2026年3月21日
    山の上のランチタイム
    葵岳の登山口にある葵レストランが舞台。主人公の美玖がなかなか…なかなか痛々しいキャラで…!まあでも年齢考えるとこんなもんなのか…!? 美玖がたびたびお釣り間違えるの、真面目に仕事せえや!って感じでちょっとイラッとしてしまった。いやみんな顔見知りみたいなお店で釣り銭間違いを指摘してくれるすばらしい客層なんだけどさ〜! 凝った料理もおいしそうな料理もたくさん出てきたけど、一番印象に残ったのはおにぎりだった。結婚式のおにぎりも、カラオケスナックの思い出のおにぎりも。 登磨と美玖を繋いだのも美玖たち親子を繋いだのも同じおにぎりなんだなあと思うと、すごい運命的だ〜。
  • 2026年3月19日
    森田繁子と腹八分
    タイトルからごはんモノだと思って読み始めたら農業コンサルタントものだった!農業の世界にもコンサルっておるんか〜、そりゃおるわな…しかし森田繁子、一体何者…!? 学生バイトの山田くんがめっちゃ気持ちのいい若者で、こんな子がいたら仕事しやすいだろうな〜!と森田を羨ましく思ったり。いや、私も若さはないとはいえ山田くんのような人間になりたい…!賢くはないけど素直な人間に…! 最後の話は、おじいちゃんと嫁の関係性はもうバッチリなんだけど…これ…夫いる意味あるか…!?夫の影薄すぎんか!?と心配してたらちゃんとフォロー入ってよかった〜!
  • 2026年3月17日
    ねえ、ろうそく多すぎて誕生日ケーキ燃えてるんだけど
    ジェーン・スーさん初読み。サクサク読めた。私は全然この人みたいな人生は送れないだろうけど、こんな人が近くにいたら楽しいかも〜な塩梅。 別人になりたいわけじゃなくて「ちょっと良いバージョンの私」になりたいのわかりすぎる〜!ちょっとでいいのよ…そんな大変身したいわけではないの… 清潔感は不特定多数に対し「ちゃんとするからちゃんと扱ってほしい」と示す行為、清潔感が大事と常々わかってはいるものの大事なのはどうして?という疑問に対する見事なアンサーで良かった。 服の説明するとき、確かに「ユニクロの」って言っちゃうかも〜!ユニクロのセーター、ユニクロのTシャツ、確かに言う〜!あれは…なんなんやろね!?
  • 2026年3月16日
    ひとり旅日和 花開く!(7)
    相変わらず旅行に行きたくなるお話〜! 志摩スペイン村のピザと香川の骨付鶏めっちゃおいしそうでぇ…鶏肉大好きなので日和が羨ましくなっちゃって… 蓮斗との付き合いも順調そうで、仕事でも嫌な上司が(実質)クビになり、昇進し、もういいことづくめじゃーん! でも蓮斗にストーカー気質がある話はちょっと笑ってしまった。片思い時代を思い返すと、日和も結構…結構…あれじゃなかった!?
  • 2026年3月14日
    ア・ソング・フォー・ユー
    麻生と練を追いかける読書旅ラスト。 私設保育園の園長が主人公とはいえ、設定がいろいろ(園長の過去も、園を取り巻く環境や保護者たちの事情も)しんどかった〜。 ・ブルーライト・ヨコハマ ハリウッドスターの妻という玉の輿を掴んだ女性が探す、過去に二度だけ会ったことのある男子高校生。二度しか会ったことがないと言っても、藁人形持ってた男の子なんてそりゃインパクト強いよなぁ〜と思ってたらハリウッドスター、ゴミカスすぎる〜!!!幸せ人形とかいうおためごかしで済ませてええんか!?本当に!? ・アカシアの雨 私設保育園にこにこ園の前に捨てられていた赤ん坊。捨て方の幼さから生んだ母親はまだ子供なんじゃないかという疑惑から、なんだか覚醒剤まで絡んできて〜!? こりゃ大騒動だぞ〜と思ってたら話のメインはインコ捜索だった…いやインコ失踪も大変なんですけど… しかし練ちゃんさんどんどん設定盛られていってとんでもないことになっとるな…ボクシングの才能がそんなに… 麻生が練の恋人って言われてるのなんか不思議な感じだ〜恋人期間が短すぎたからさぁ…てかまだ練の更生諦めてないのか(海は灰色ではもう割と諦めてたような気がするが) でも練の地球上でただひとつの弱点と称される麻生さすがにおもろい。そら環もウォッチングしますわ。 ・プレイバックPART3 どいつもこいつも挨拶代わりか?ってくらい気軽にセックスするんだから〜!も〜! 前話で捨てられてた赤ん坊の真相編。ええーめちゃ…めちゃ重いじゃん… 子供が産んだわけじゃないのは救いだったけど、自分の性別も年齢もあやふやな子供が死にかけの売春婦の面倒見て…そんなさあ…ヨーコ(洋介?)戸籍あるんか? この先ヨーコと美奈子さんたちはどうすれば助かるの?ていうか『助かる』ってなんだ…?どういう状態を助かるって言うんだろう…? ・骨まで愛して ほ、ほんとに骨の話だ〜〜〜!? しかし会ったこともない祖父にそんなに愛着覚えるもんかねえ、会ったことがないから逆に確執とかもなく純粋な憧れだけを持ってる感じなんだろうか。 でもひかると紘子が毎年面会するのは…神保家的にはどうかな…!? 洋介(ヨーコ)が真っ当なところに引き取られて戸籍も作ってもらえてよかった〜! そんでもって練、相当に機嫌が良かったのかキレやすいヤクザの大親分にはとても思えん態度だ…気に入ってる花咲で遊びながらお気に入りの作家と交流する回だからご機嫌だったんかな。 ・エピローグ 環と花咲で麻生を盗撮する話。平和。 月神の浅き夢では緑子から外見褒められてた麻生だけどくたびれたオッサンになっててちょっと笑ってしまった。環の趣味じゃなくなったのかと思いきや花咲も「どこからどう見ても冴えない中年男」って同意してるし。
  • 2026年3月12日
    月神の浅き夢
    月神の浅き夢
    この世界の警視庁の風紀はどうなっとるんだね……… 先に聖なる黒夜を読んでるのもあって、緑子の「長い刑事生活の中で一度くらいミスを犯すことがあったとしても、それで責めることはできないだろう」にマジギレしてしまった〜!一度くらいのミスで何人の無実の市民が不幸のどん底に叩き落されてると思ってるんですか…!? 警察は随分とお身内の失態にお甘いことで〜!しか言葉が出てこんわ…… で、緑子自身も静香の強姦を練の仕業だと決めつけて冤罪で私刑食らわせに行って、ほんとこの世界の警視庁さんはさ〜… なんか最後練に世田谷事件のこと聞いてたけど、海は灰色を既読なのでまあ練は口を割らなかったし緑子は練を変えられなかったんだよな。 ていうかさ〜〜〜緑子と麻生は何やってんの?緑子さんさすがに股が緩すぎませんか!?どんな貞操観念!? 練に対して憎悪があって、静香のこと鬱陶しく思ってたとしても……お前……旦那と子供は……!?「セックスするの、好きなんだと思う」じゃないんだよ……… 麻生も麻生でお前一体何なんだよ!!!恋に殉じるのかそうしないのかはっきりしてくれ!!! ゲラゲラ笑ってても練の「龍太郎を返してくれ」がどんな心境でのセリフだったんだろうって考えてしまうやろ…
  • 2026年3月11日
    聖母の深き淵 (角川文庫)
    緑子さんちょっと…どっちの男が子供の父親かわからんって、それはすごい自由な貞操観念してはりますね…(遺伝の病気とかもあるし実父ははっきりさせたほうがいいと思うが…) 城本とも(レイプまがいとはいえ)関係するし、緑子さんちょっと…… 麻生を尾行してその無神経さで怒られたり、練の過去のことにしても、警察権力に鈍感になってる感がすごくてこれは好き嫌いが分かれそうなキャラやな〜 てかまた事件は面白いけどヘテロの人間いなさすぎ&人間関係が複雑怪奇すぎてストーリーに没入できない! 未解決の乳児誘拐事件と主婦の惨殺死体と、暴力団の高層に巻き込まれて殺されたと思われてた女が全部つながってたという面白ストーリーなのにもったいない〜! しかし私は麻生と練の物語の一環として読んだので、高安の「まったくあんたもいい度胸してるよ、若を弄んで捨てといて……」、そうだそうだ〜!!意外に言うことない。高安言ったれ〜!とヤジを飛ばしてた。 んですけど……最後……そんな……えっ……麻生って……麻生ってそんなに練のこと好きだったんだ……マジで愛してるんだ……なんで別れたん……………… 麻生が自分のために罪を犯したとき、練はどう思ったんだろう…少なくとも緑子に語ったみたいな感想では絶対なかったと思うんだけど、まあ緑子に本音聞かせる義理もないしな… それにしても緑子に練のこと惚気るシーンマジですごい恥ずかしくなっちゃった。練のこと天使だと思ってたの!?恋は盲目すぎる!!!
  • 2026年3月9日
    私立探偵・麻生龍太郎
    聖なる黒夜の次の時間軸で、麻生は警察やめて私立探偵に。そんでもって麻生と練の束の間恋人期間。出だしは…出だしは幸せそうだったのに……… ・OUR HOUSE 三十年前に埋立てタイムカプセルを見つけてほしいというややこし依頼。 えーなんか…このあと岩倉家に起きるであろう嵐を想像すると…麻生ってほんとにこの依頼遂行してよかったんですかぁとどうしても思ってしまう… 「この部屋は、俺ひとりの家なんかじゃない。ここもまた、俺たちの家、なのだ」はすごいすごいすごいよかったのにどうして…… ・TEACH YOUR CHILDREN 冒頭の練かわい〜けど結局麻生って「おまえんとこ行くよ。次は」の約束守ってないですよね…………… 話としては中学受験のときの怨みを社会人になってから晴らす女こわいよ!確かに思春期のときに受けた傷は残りがちだけど、それって憧れの仕事に就けた現在を棒に振るほどのことなのか!?とどうしても思ってしまった。 ・DÉJÀ VU えっっっ私も練と同じく、薬剤師くんが女子高生の彼女になんて手紙書いたのかメッチャ気になるけど…!? それにしてもまあ寂しいからって手当たり次第に男引っ掛けるのはともかくとして「好きな男の近くにいる女が邪魔だから」って理由で男に強姦以来する少女、ろくでもねえよ〜〜〜この子は罪に問われるのか!?ちゃんと!? 実行犯もだけど幼いとかそういう問題じゃないよ〜〜〜ちゃんと罰されてくれ…… ・CARRY ON 田村の語る練がどこまで事実かはともかくとして、麻生がはっきりしないから練もどうしていいかわからないんだってのは本当にそう〜!!聖なる黒夜ラストでの「一生かけさせてくれないか」はどこいったんだよ〜!! 「恋愛だと感じている部分はすべて、プロの男娼だった練のセックステクニックが見せた幻なのか」、そもそも誰のせいで男娼になったと思っとるんや…大部分はお前のせいやぞ… 事件に関しては、なんかもう事件の真相より早坂弁護士が怖くて怖くて…何!?麻生が「人を人とも思わない」みたいな表現してたけどマジじゃん!依頼するのに隠しごとが多すぎる〜!! 啓子の出産の真実は永遠に闇の中だけど、望まない妊娠よりは犀川以外の男に心が動いてしまって身ごもった展開の方が救いがあるな… ・Epilogue 麻生と練の別れ話。なんで…OUR HOUSEの時点では探偵事務所を二人の家だって言ってたじゃん…どうしてこんなことに… なんかもう言いたいこと山程あるけど、田村の言うとおりいっぺんぐらい「お前のために生きる」って言ってやってたら違ったんじゃないのかな〜と思ってしまうよ〜〜〜ていうか聖なる黒夜では言えてたじゃんよそれ〜〜〜 麻生の言う「何もかもやり直せ」って言うのは、練が冤罪被せられてから地獄で泥水すすって生きてきた全部を捨てて忘れてなかったことにしろってことで、そりゃそんなのなかなか決断できないでしょうよ… 練の「おしまい、ですか」ほんとに切なくて泣いてしまう。盃受ける覚悟を決めきる前にちゃんと麻生が踏み込んでたらまた違ったかもしれないのにってどうしても思ってしまうよ〜〜〜
  • 2026年3月7日
    聖なる黒夜
    聖なる黒夜
    殺人事件を追うという本筋はめちゃめちゃワクワクするんだけど、人間関係のノイズがすごすぎて全然事件に集中できない!この世界にヘテロの男が少なすぎる! 海は灰色のおかげで世田谷事件のあらましがわかってたのは助かった! でも練も及川も槇も麻生のどこがそんなにいいの〜!?私にはわかんないよ〜!! そして練と及川がキャットファイト始めたと思いきやいきなりセックス始めて大混乱したわよ!!どいつもこいつもくんずほぐれずセックスすな!!! 都心のド真ん中のホテルで殺されたヤクザの大親分を中心にめまぐるしく動く事態、身元不明のニューハーフの遺体、人違いで殺されたかもしれない女性、子供を殺された母親たち、父親を殺された娘……というメインストーリーはめちゃおもしろかった。ピースがハマる瞬間ってやっぱり読んでて気持ちいい。 ヤク中に息子を殺された母親が慎なんじゃないかとか疑ってたらやっぱりすぎて〜…慎、あらゆる意味でハードボイルド世界に生きる女すぎた……そして巻き込まれて殺されてしまった復讐劇に無関係なふたり(近所のおばさんと身代わりニューハーフ)が気の毒過ぎる… ラストシーンの練の「十年前、俺はいったい、どんな罪を犯したんだろう?」で泣いてしまった……もう……山内練のこと大好きになってしまっていたので…… え、ていうか「一生かけさせてくれるか?」って言ってたのになんで海は灰色で別れてんだこいつら…責任取って人生全部くれてやりなさいよ…
  • 2026年3月4日
    御手洗潔のメロディ
    ・IgE 突然姿を消した美女と、近隣の店で起きた男子用小便器連続盗難事件。 電話番号トリック、もはや自宅電話というものが死に絶えているに等しい令和に読むとちょっと「???」になったな…平成の記憶を引っ張り出す必要があった…そ、そう言えばそんな仕組みだったわね… ・SIVAD SELIM 12/23については先約があるから動かせないという御手洗の発言が至極真っ当だと思うんですけど…ボランティアの高校生は確かに尊い志だけど、それは御手洗が先約を反故にする理由にはならないでしょう… しかしマイルス・デイヴィス〜!?実在の人物出すのアリなんすか!?やりたい放題じゃないですか!? ・ボストン幽霊絵画事件 御手洗がめーーーっちゃ大口叩くから本当にアッカーマンの死体が出てくるかドキドキしながら読んだ。元気なアッカーマンが「やあ」と登場したらどうしようかと… 父親と息子のすれ違い悲しかった。 アッカーマンがサプライズ大好きおじさんじゃなくてちゃんと報連相をするタイプの人間だったらこんなことにはならなかったのに… ・さらば遠い輝き 実在人物シリーズでシュワルツェネッガー出てきて爆笑してもうた。島田荘司やりたい放題じゃないですか! この話の主題はおそらく『異邦の騎士』の御手洗視点だと思うんだけど、え、ええー……御手洗ってそんなに石岡くんのこと大事だったんだ……ぜ、全然伝わってきてなかったよごめん…… ていうかそんなに大事な相手なのに何離別しとんねん!?
  • 2026年3月3日
    泣きたい午後のご褒美
    泣きたい午後のご褒美
    斎藤千輪さんの『究極のホットケーキと紅茶占い』が食べ物もおいしそうで謎解き要素もあって一番好きだった!! 実在のお店が出てきたこともあって、お店に行ってみたくなったのは朱野帰子さんのお話かな〜。夢のようなお店も知ってるあの店もどっちもいいね。 ・サロンエプロン(青山美智子) 「カフェっていうのはね、恋にあふれたファンタジーワールドなんだよ」、いいセリフや… カフェの空間そのものだったり、紅茶やコーヒーだったり、スイーツだったりへの恋の現場やね…カフェって… ・痛い人生設計を作る、ルノアールで(朱野帰子) 学歴厨のヤバ編集者マジで怖かった〜!もともと怖かったのに同人誌がバズってからのキレた態度で恐怖倍増…… SNSでの嫁舅バトルとか、大谷翔平論とか、なんというか…今時だ…!めっちゃ今時…! いくつになってもバカな遊びができる高校の同級生っていいな〜。あこがれ。 ・究極のホットケーキと紅茶占い(斎藤千輪) ティーサロンすてき〜!私もイブニングティーに通いたい!ホットケーキ食べたい!!紅茶ソムリエの出してくれる紅茶というのもいい!! 紅茶占いは…占われてる本人が全然納得行ってない方法だけど大丈夫か…!?と思ってたら全然大丈夫じゃなくて笑った。心理テストだったんかーい。 彼氏の出身問題については、おなかいっぱいの人にまだご飯作ろうとするエピソードと年齢のズレでなんとなく察しがついてたので意外性はなかったかな。 ・不純喫茶まぁぶる(竹岡葉月) 普通に純喫茶まぁぶるパートがおもしろかったので、漫画家パートはよくわからなかった… ナポリタンおいしそう〜!まぁぶるのナポリタンが食べたい!買ってきたものにひと手間加えるなんて上等な真似は私にはできないので…!!! ・彼と彼女の秘密と彼(織守きょうや) キルヒェのマスターと「お互いに好き合っている女性」、苗字が同じなら多分きょうだいだろうな〜と思ってたらやっぱり! メインだった高校生の恋事情に比べてずいぶんビターな締め方だった。嫌いじゃないけど。 ・浮島 イルフロッタント(小川糸) 中間生という生と死の狭間みたいな空間で営まれてるお茶屋さんが舞台。 なんかこう話の雰囲気も内容もふわふわしてて不思議な感じだった〜。生と死を書いてる割に生々しさがまったくないというか。 私も死んだあと、望み通りの最後の食事を出してくれるお店があったら絶対行きたいもんな。何食べようかなぁ。
読み込み中...