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ちとせ
ちとせ
@4wsdig
  • 2026年9月11日
    まほろ駅前番外地
    まほろ駅前多田便利軒のスピンオフ集だったので、なるほど確かに「番外地」だわ… 準レギュラーキャラたちのことを好きになれる短編集だった。曽根田のばあちゃんの過去話が好みだったな〜! ・光る石 わ、わたしも多田派なので小夜の行動の何が問題なのかわからないが…そんなに嫌ならシカトしたらよくない!? 「百二十万で破局するぐらいなら、もとから結婚なんかやめたほうがいい」、正論のようでいてでも婚約指輪をなくす女はすべての信用をなくしませんか!?という気もする。 ・星良一の優雅な日常 ほ、星〜!!淫行やぞ!!と思ったけど2歳しか離れてないんだっけな、清海と… しかし星、かいがいしい彼氏過ぎて半グレということをつい忘れそうになってしまうぜ…怖い怖い… チンピラをシメながら清海とイチャイチャ♡電話するとこマジで怖かった。どんな二面性やねん。 ・思い出の銀幕 曽根田のばあちゃんヒロインストーリーが始まるとは〜!?戦後まもなくの設定結構好きなのでわくわくしながら読んだ。 めちゃ美しい三角関係でびっくりしちゃったよ…真っ当に生きる男と裏社会に生きる男、そんな男ふたりがいがみ合うこともなくそこそこ仲良くやりながらひとりの女の心が決まるのを待ってくれるなんて…(まあその間女遊びはしてたらしいが) ・岡夫人は観察する 多田は人んちの庭で立ちションするのやめなよ〜〜〜マジでやめな!!??本当に!!!心の底からやめてほしい!!!! 間引き運転そんなに気になる…?病的じゃない…?監視カメラでもつけたら…?と思ってたけどただ便利屋に仕事を頼みたい(会いたい)だけなの、ちょっと、最後にツンデレおじいちゃんになるのやめてください!かわいいじゃん! ・由良公は運が悪い 月火木金と塾に行って日曜は毎週全国模試、由良の日常過酷だな… それにしても行天、ほんとにほんとに教育に悪い男だよ〜そんな行天に一日中振り回されたあとの多田のまともさ、し、しみる…! パスケースと財布落としたって愚痴ったら交番連れてってくれるし帰りが遅くなったら親に連絡させるししっかりしている…(普通のことだよ!) ・逃げる男 星と行天が仲良くなってる〜!?なんて安心できない交友関係なんだ… 未亡人による遺品整理の依頼、あんまりにも何も確認しないもんだからまったくの赤の他人が家族になりすまして依頼してきてるんじゃないかとドキドキしちゃった。まったくの杞憂でしたが。 この話は本編スピンオフじゃないんだな〜と思ってたら!最後急に!多田が恋を!!えーっ!どうなっちゃうの! ・なごりの月 子ども絡みでいきなり豹変する行天、あまりにも突然すぎてびっくりしちゃった… この話だけちょっと何が言いたいのかわかんなくて困惑。この話がこの本の締めくくりなことにも困惑。
  • 2026年9月8日
    まほろ駅前多田便利軒
    噂に名高いまほろ駅前多田便利軒。直木賞の選評を見ても本当にべた褒めばっかりなので気になってた。渡辺淳一の「ボーイズラブかよ〜」みたいな選評が引っかかってたけど、いや全然そんなことなくないか!?渡辺淳一が過敏すぎないかこれは!? ・多田便利軒、繁盛中 こ、子どもってこえー!!時代柄もあるかもしれんが個人情報筒抜けじゃん!!! いくらチワワを連れてたからとはいえこんなんでちゃんと夜逃げできてるのか!?借金取りに情報漏れてるんじゃないか? まだ小学生なのに家の都合に振り回されてチワワとも離れ離れになって、それでも新しい飼い主を探してくれと便利屋に言えるマリちゃんは立派よ… ・行天には、謎がある 薄々そんな気はしてたけどまほろ市があまりにも町田すぎて、そこにばっかり気が行ってしまった。ふわっとじゃなくてそんなに町田丸出しなことがありますか!? ルルとハイシー、いいキャラではあるんだがその…大丈夫なのか、ビザ的なものは…つい心配してしまうが… ・働く車は、満身創痍 まほろの治安、一気に悪化するの回。 いや違法薬物は前回から出てたけど蔓延具合が予想以上というか…なんかチンピラが銃で襲ってくるし… 由良は普通にとんでもねークソガキだと思うんだけど(違法薬物売買で闇バイトする小学生って…………)憎めなかった。相応に痛い目見たからこっちの溜飲が下がってるのかも。 由良に「いつかお母さんともわかりあえるよ☆」とか気休め言うんじゃなくて「おまえの親が、おまえの望む形で愛してくれることはないだろう」って言っちゃう多田のこと誠実だと思った。 それにしても、車が銃撃されても「車検に出したばっかりだってのに」とか言ってられる多田が怖いよ!なんかもっと言うことあるだろ! ・走れ、便利屋 行天過去編。 凪子、なんか…なんかいい感じの女と誤認しそうだけど、なかなか面の皮が厚いことやってないか!?凪子がパートナーと住んでる家を自分の家だと思ってくれって言ったって、そんな、思えるわけないだろ…人んちだよ… ハイシーのピンチを救う行天は漫画のヒーローみたいだったけど、買ってやったのが弁当じゃなくてシウマイ30個詰めだったせいで冷められるのもちょっと漫画みたいだった。 それにしても娼婦絡みの刃傷沙汰ってほんとまほろの治安はどうなってるの… ・事実は、ひとつ 星くん未成年なの!!??一番びっくりした情報かもしれん…マジですか… 清海の親も娘の動向に無関心なんですか!?由良の親といいまほろの家庭環境どうなっとる!? 行天の指のこと、クラスメイトってだけにしちゃやけに気にするなと思ってたけどなるほどね…多田の仕込み…それは未必の故意というやつでは… 親を殺して逃亡してる友達の味方で居続けようとする女子高生、大人の目線では絶対に間違ってるんだけど(いつまでも逃げ切れるものではないので)間違っていると安易に断罪したくない真摯さがあったな… ていうかここで行天の指の事件と親からの虐待を見過ごしてきた女子高生の罪悪感をオーバーラップさせるの、話の作り方がうまい。 ・あのバス停で、また会おう 多田の過去編、重〜!!しかし多田ってそんなに悪いことしたか?乳児が突然死ぬのは悲しいけれど珍しいことではないし…と思ってたけど、多田にとってはこれも行天の小指と同じで「未必の故意」なんだな。そういうのが積み重なった人生なんだ… しかし最後、追い出して行方不明になってた行天と最初に出会ったバス停で再開するのはロマンティックすぎるやろ!!!
  • 2026年9月5日
    その噓を、なかったことには
    どんでん返し短編集。5作中3作にカス男が出てくるからカス男がテーマなのかと思っちゃった… いやでもほぼ全作品にカスな男が出てくるのすごい。やはり裏テーマはカス男なのでは… ・妻は嘘をついている な、なんか普通に主人公のほうが性格悪くない!?部下を不倫的な目線で見てるのもキモいし!!?? ラストも…普通にさっさと救急車呼べばよくない!?この男の無能さはなんなの!!?? ・まだ間に合うならば いや連続ドラマのゲスト役やってから明らかに店長の距離感おかしいだろ!と思ってたけど風香も普通に怪しかったから全然わからんかった…! 風香の感情がいまいちわかりづらくて〜!しかしリョーほんとにカスすぎてびっくりする。ファンと知らずに不倫相手にされてたA子がかわいそうや… ・三年二組パニック クラス内のトラブルに尽力してる、方向性はよくないかもしれんけど頑張ってる先生や…と思ってたら淫行教師かよテメー!!しかもパワハラまで〜!!??両方の罪状で然るべき処分を受けてほしいんだが〜!!!??? ・家族になろう やっとまともな男出てきた〜!と思ったら…えっ…そんな近親相姦展開…!? いい親だと思ってた義母の本当の狙い怖すぎるよ〜そんなんあっていいんか…そもそも捨てろって言われてた手紙なんだから、手紙で得た情報は主人公が墓場まで抱えていきなさい… ・あの日、キャンプ場で え、なんか、千鶴のことは好きになれないけど死ななきゃならないような子じゃないし、植村先輩は最悪だし、女の子たちは怖いし、警察は無能だし、この話は何…!?
  • 2026年9月3日
    談話室米澤
    談話室米澤
    いや〜〜〜時折現れる穂信の描く岐阜描写のなんと瑞々しく美しいことよ…! 飛騨高山に旅行に行きたくなるな。もちろん北陸新幹線富山ルートで!(米澤穂信の帰省ルート) 『そこにマイセン』、空腹を訴えてる作家に「マイセン(のティーカップ)があるんです!」とは言わないだろ!(笑)米澤穂信の思考回路にめちゃ笑ってしまったけど、まあ疲れてるとそんな思い違いもするのかな!?カツサンドで元気が出てよかった〜! 『会見を聞いた話』が一番心に残ったエッセイかもしれない。中村俊輔の引退記者会見で、サッカーを続けてきた原動力を問われて「うまくなりたい」と返した中村俊輔。それを聞いて、自分もうまくなりたくて小説を書いているなぁと共感する米澤穂信。中村俊輔も米澤穂信も常人には追いつけないほどサッカーと小説がうまくて評価されているのに(MVP受賞、直木賞受賞)サッカーor小説が好きだからうまくなりたいというだけでその衝動に理由などないというのがよかった。 『「さば」と「しめさば」』、北陸新幹線の名前として考えてたのめちゃ笑ってしまった。 さばとしめさばって名前の新幹線、ちょっと乗ってみたいけど縁起が悪いね〜!(足が早いということは早く腐るということだから…) 最後の『小説家になるということから』、高校生向けの仕事だったみたいだけどすごくよかった〜。 夢を持つのが肝心なのでは「ない」、夢をかなえることは人生にとっての十分条件ではないし、しあわせの必要条件でさえないというのは思春期の子供には大事な言葉なんじゃないかな。
  • 2026年9月1日
    楽園
    楽園
    どいつがあのヤバ女(方舟の犯人)なんだ!?と警戒しながら読むことになると思ってたらもう全然隠す気なくて笑った。「何があっても、自殺だけは選ばないかな」のくだりとか… 里英の名前出てきたときには「ほらー!!!」って声出してしまった。 『楽園』の住人が指名手配犯だらけなの、まあなんというか恐怖心煽られる割に誰が死んでもいいか〜!と思わせてくれる斬新設定。 誰か一人を殺さないと楽園からは逃げられないも何も、麻衣が全員殺して出てくるんじゃないですか?っていう安心感が最初からあった。いつ麻衣が指名手配犯たちを全滅させて脱出するのかワクワクしながら読んでたので、ラストまさかの楽園乗っ取り展開でびっくりした。いや確かに、お前も連続殺人犯やろがいとはずっと思っていましたが… そして三部作ラストで突然明かされる麻衣の悲しき過去!!いや、悲しき過去を披露されたとて…お前はちょっと…人を殺しすぎており… 康之から「あの人らを、全員殺す気なんだよね」って皆殺しの指摘されて「欲張りを咎められた子供みたいに、恥ずかしそうに頷いた。」のこわかった〜!!!! 「康之くん。私と一緒にやってくれる?」がプロポーズ扱いなのは…「うれしいな。今回は、お別れを言わなくていいから」は…うう…ほんと今更なんだけど、『方舟』のラストで柊一が選択を誤らなければ十戒にも楽園にも至らなかったんじゃないかと思わされるな…
  • 2026年8月29日
    神様の罠
    神様の罠
    コロナ禍のころに出た本なのかな?あの時代を切り取った感じで読んでてちょっとしんどくなる話もあった。 特に辻村深月さんの『2020年のロマンス詐欺』、若者が道を踏み外していくところめちゃめちゃしんどかった〜… ・夫の余命(乾くるみ) ちょ……っと最後いきなりファンタジーになってよくわかんなかったな!?死後の世界!? 夫婦どっちも余命宣告されてて、主人公が先に死んで夫は何十年も生きてから死んた…ってことで合ってる!? 夫の性格が受け入れられなすぎてちょっとキツかった。 ・崖の下(米沢穂信) ほ、骨〜〜〜!?!?骨はまさかの凶器すぎる、よく気づいたな…!? 開放骨折した自分の骨で人を殺すって、その憎悪のほどはいかばかりかと思うとぞっとしてしまった… ・投了図(芦沢央) 新型コロナの緊急事態宣言下ならではで起きてしまった悲しい事件…別に誰も(物理的には)傷ついてないんだけどやるせない話だったな… 主人公の夫が将棋少年に出会えてよかった。子どもはいつだってまぶしいものだからね… ・孤独な容疑者(大山誠一郎) 確かに妻に先立たれて、しかも自殺だったならめちゃ孤独やろうな…と思ったらそういうこと〜!?確かに被害者との回想で名前呼ばれてるシーンないわ!!! それにしても、殺人はともかくずっと自分をフッた女に執着し続けてその女の死後伴侶に成り変わるって、主人公の人生ってなんだったんだろ… ・2020年のロマンス詐欺(辻村深月) コロナ禍の孤独と閉塞感と絶望の中でいわゆる闇バイトに手を出してしまう大学生、しんどすぎて〜〜〜… ヤバいと気づいたときにはもう逃げられないのとんでもないよ〜、幼馴染がカスすぎる! 傷害事件のあとはちょっとご都合主義すぎる感じもあったけどこれくらいでいいよ〜、闇バイトの上役に詰められてるとこしんどかったので… でもこれ一華と今後交友続けていくの厳しくない!?一華の親には知らせない方向で行く!?
  • 2026年8月27日
    王国
    王国
    架空都市S県の架空学府S大学、マグロの養殖をしてるのはさすがに近畿大学すぎるだろ!!ということが気になりすぎて序盤それにばっかり気が行ってた。 そして読み終わってまず第一の感想、カレーとマンボウのフライとマンボウの腸のから揚げが食べたいってこと… ていうかこれ「みんな少しずつ後ろ暗くて、でも誰のせいでもないよね」みたいな結論出してるけど普通に何もかも汐音のせいでは…!? 同情の余地が一切ないとは言わないけど、翔に(勝手にかぶったとはいえ)冤罪かぶせて少年院に行かせて潮見父子が村八分になってるの見て尚黙ってたの悪質すぎないか〜!? あと結構事前広告とか帯とかでブロマンスを打ち出してるけど別にブロマンス要素なくない!?私に感じ取れなかっただけ…!? 別に特定個人へのブロマンス系のクソデカ執着感情はなくて、卍絆卍くらいの描写だと思うんだけど…
  • 2026年8月25日
    今夜も、ぼっち飯
    今夜も、ぼっち飯
    この本はいろいろな人のエッセイがあったけど、やっぱり三浦しをんのエッセイが好き! それにしてもしをん、胃が…強すぎる…!羨ましい!!私もチャーハンと餃子とレバニラ炒めにビールつけられる胃になりたい!! ・ふたご食堂のフォーチュンクッキー(八木沢里志) おいしいごはん食べたあとに哲学的な問いかけされるの、私ならちょっと嫌かも!!と思ったけどこの主人公には必要だったんだなあ。爽やかな読後感だ〜。 ・ぼうべらのおげんべ(荻原浩) な、なんというか、YouTube動画をそのまま文章にした感じで新しい読み口だな… あんま人気のないチャンネルに実母が応援コメントたくさん入れてるの切なくなっちゃう… ・一人飯の事情3(織守きょうや) 会食恐怖症の小野原、母親が作ってくれたかわいいお弁当を人に見られたくない飯田、家がビストロをやっていて風変わりな弁当のため人に見られるのが面倒な神戸の三人のお話。 神戸、生徒会役員の眼鏡キャラなのにボクシングやってるとかギャップキャラすぎるだろ…! ・忘れじの辛口(太田紫織) 『ナイルに死す』で船旅に憧れが生まれるのすごない!?絶対船乗りたくないけど!? せっかくのフェリー旅なのに、船内ビュッフェもレストランも利用できずカップ麺とコンビニごはんになってしまうの妙にリアリティある〜!構えすぎて行きそびれることってあるよね…! 行き先の名古屋に着いてもいないのに大冒険の感じを味わわせてもらった。非日常だからこそ日常のちょっとした冒険(ちょっといいパン屋のパン買うとか)に挑戦するのわかるなあ〜。私は新幹線旅行のときとかやりがち。 ・最高の孤食の作りかた(嶋津輝) 男も女も関係なく、人間は歳をとると食べ物にこだわるようになるのかもしれない…と土鍋にこだわる琴子を見て蕎麦打ちを始める年配男性を思い出した。 星占いが出てきたときはすわスピリチュアルかと肝を冷やしたけど、そっち方面には行かずわらしべ長者みたいな展開でよかった〜。しかし食べるときはひとりかもしれないけどめっちゃ人と繋がったごはんじゃない!?
  • 2026年8月23日
    夜の恩寵
    夜の恩寵
    夢とカリスマをテーマにした短編集。 テーマ性は薄いけど『金の糸』が一番好きだったな〜というか一番…読んでいて頭が混乱しなかった…!と思ってたのに『夢の子ども』で全部ひっくり返されてしまった。この本の感想「夢見の女は怖いしろくでもない」に落ち着く。 ・神馬に乗る女 両親のセックスの声で初めて夢精した翌朝からそれまで名前で呼んでた義母を「お母さん」って呼び始めるの、なんか、こう、独特の味がするな… それにしても息子のほうが歳が近いような年下の女と再婚する父親イヤすぎかも!キモい!罰だと思ってヌチガミさまのお世話続けてください! ・胡蝶 おお…頭がおかしくなりそうな話やったな… 夢と現実の区別がつかなくなっていくの、怖すぎる〜!!ていうか夫であるタロさんの適応能力すごすぎる。私は身内が夢と現実の区別があやふやになってきたって言われたらこんなふうに対応できるだろうか… ・夢見る家族 『胡蝶』の続編…でいいのかな?未千、やばい母親になったな…早いとこ病院に連れて行ってやれ… 「夢で子どもを産んだとか、夢のなかの子どもを現実でも出産したいとか、いきなり言われて「はいはい」と受け止めたらしい父親が一番こわい。頭イッちゃってんじゃないか?」、まったくもってそのとおりでございます… 夜音次への千夜太の裏切りは普通にショックだった。そ、そんな、兄弟の絆は確かであれよ… ・金の糸 六実とゴンゾーの青春、ええやん…わたしは好きだよ… 傍若無人な怪物に見えるゴンゾーが怪力なだけの結構普通なやつで、数少ない友人の六実を気遣うことのできるやつで……とかゴンゾーに好感持ち始めたあたりで永遠に思春期なのが判明する流れおもろかった。ロックスターは27歳で死ぬやつ!!かぶれがちのやつ!! ラスト、普通に28歳になって元気に音楽やってるゴンゾーに笑った。思春期長かったわね。 ・夢の子ども あっ『神馬に乗る女』の続編だったの、『金の糸』って!? よくあんなヤバくなった家に関わらせずに六実を育てたな…びっくりするよ…輝久はえらい… ていうか喜久美、完全に新興宗教の教祖になってて怖いんだが〜!?てかほんとに…学はほんとに病気なんですか…という不穏さすら感じる話だった。喜久美がなんかしてんのではと疑ってしまった。 輝久と六実には普通に異母兄弟であってほしいよ…六実、何も背負わずゴンゾーと楽しく生きなさい…
  • 2026年8月20日
    きよくしぶとくやかましく
    ここはどこにでもある田舎町。ある真夜中に、町内婦人会の四人がお茶会をしている。隣の部屋に死体があるらしいのに──なんて帯だから、寺地さん初のミステリかと思っちゃったよ!いつもの寺地さんだった、安心した。 『大人は泣かないと思っていた』の『俺は外套を脱げない』を読んだときにも思ったけど、寺地さんって男性規範に苦しんでる男の人を書くのがすごくうまい〜。 婦人会編では単なる嫌な奴でしかなかった虎太郎だけど、彼には彼の苦しみがあり、馴染んでいるように見えるホモソーシャルの中で軽んじられ疲弊しているというね…まあだからって虎太郎には悪いところありすぎるし絶対近くにいてほしくないけど… 江南とマキオの夫婦、お似合いというか割れ鍋に綴じ蓋って感じでなかなかいいのではないでしょうか!江南もマキオも自分は普通で相手が変人って思ってるのがおもしろい。ふたりとも結構変だよ。 今回の寺地フレーズは「安堵と寂寥は、ふつうに共存する。安堵と寂寥、バディっぽさすらある。アンディ&セッキー、ふたりはいつも一緒。」がお気に入り!こういう軽妙さが好きで、見つけたとき寺地作品読んでる〜!って感じがする! 最後のみこさんがちょっとファンタジック存在だったのが意外。マキオの言うとおり青雲だったのかも。
  • 2026年8月17日
    水上都市の冒険
    御手洗潔、少年時代。 この間占星術殺人事件を再読したところなので、この少年がどうしてあんなヤバい大人に…という気持ちが強い。石岡くんが悪いんですか!? それにしても御手洗ワールドの警察っていうのはどうしてこう無能で性格が悪いのか… ・汐汲坂の殺人 戦後まもなくの横浜市の描写にワクワクした〜! 犬の鼻紋が決め手になる展開は初めて読んだ。鼻紋なんてあるんだ… しかしマジでなぜ殺害現場に犬を連れて行ったんだ、御手洗少年が言うように犬を連れていかなければ足がつかなかったのでは? ・踊る人形 窃盗団よりいかに警察に言うことを聞かせるかに頭を悩ませてる御手洗少年の巻。 「こんな能力、オトナになってから目覚めてくれたらいいのにさ。ぼくはまだ中学生……」って愚痴?にかわいいところもあるやないの…となってしまった。てか窃盗団捕まえて万歳三唱する御手洗少年、普通にかわいいな。 ・火事マニア 「みんな信じてくれるんだって知ったら、人は嘘つかなくなるんだよ」、御手洗の口から出てきたとは思えない言葉だ… 時田さんが自分のお弁当を恥じてタコさんウインナーに似せた花を食べるところ、そ、そうはならんやろ…と思いつつも悲しくなってしまった。でも見てすぐバレるだろ!花とウインナーは! ・マジシャン御手洗くん れ、歴史小説だ…戦後まもなくの横浜の歴史小説… あんまり御手洗の年齢を意識したことなかったけど、この時代に中学生なんだから御手洗っていい歳なんだなとしみじみ。 それにしても溌剌としてボートを運転しちゃったりする御手洗少年だけど、このへんから「アタマ大丈夫か?」と言われ始めたりなどする。御手洗の片鱗だ… ・歯磨きチューブの謎 野本くんと仲良くなってる〜!!野本くんのことは気になってたから打ち解けられて何よりだよ… 御手洗少年が、「まだ何も解らないよ。(中略)この事件て、全然犯人がいなくて、けっこうむずかしいんだよ」「やめてよ、いつもそんなにうまくはいかないよ」って自信なさげに慌てるところ、御手洗なのにかわいかったな〜。どうしてあんな大人に…? と思ってたら解決パートでだいぶ御手洗潔になってた。な、なんで急に!?
  • 2026年8月14日
    キスに煙
    キスに煙
    フィギュア・スケートの世界で競った塩澤と志藤。だが塩澤はライバル心の裏に別の想いを抱いていた。 二人ともに屈託を抱いていたコーチの転落死から、互いへの想いに悪い噂と猜疑心がたちこめ始める──という帯だったからフィギュアスケート×ミステリだと思ってたんだけど、マジで全然ミステリ要素もサスペンス要素もなくてド直球ラブストーリーだった!びっくり!!びっくりしすぎて読み終わったあとも「ま、マジでぇ〜??」という気持ちがおさまらない。勝手に『花束は毒』系だと思ってた…織守きょうや、こういうのも書くんや…
  • 2026年8月13日
    5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学
    5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学
    お風呂がテーマのエッセイ&短編集。5分後にお風呂に入りたくなる、というサブタイトルどおり5分で読めるショートストーリーが基本。 正直な話内容よりも、風呂というテーマでここまでかぶらずに話が集まるもんなのか、という驚きが大きい。昔三浦しをんの『マナーはいらない』で小説のテーマは真正面から受け止めすぎるな、捻って受け止めろ的なアドバイスを読んだ記憶があるけど、一穂ミチの「JISAI」なんかはモロにこのパターンだったな。風呂入ってないお前は宇宙に行け!ってそんなあ〜。 でも桃野雑派の「火星風呂」もあったし、宇宙と風呂ってもしかして親和性が高いのか…?
  • 2026年8月11日
    元カレごはん埋葬委員会
    国宝級イケメンの経営する喫茶店で、失恋の痛手を振り切るためという名目で『元カレごはん埋葬委員会』なるものを立ち上げさせられてしまった桃子の奮闘記。桃子、人への共感性が高くて行動力とガッツがあっていいキャラだわ〜。友達になりたい。 ダメ男バンドマンに引っかかっていた人、野良猫みたいなヒモもどきに引っかかっていた人、恋女房を亡くした本屋の店主、仕事と俺とどっちが大事なの!?されて仕事を選んだ人、爆モテ街道を邁進してきた人… それから店長や委員会仲間の黒田さんの心の傷。 いろんな人生にいろんな料理があって、元カレごはん埋葬委員会なんて名前だけど、失恋だけじゃなく食は人に寄り添うものなんだよなあと思ったり。 失恋とは少し違ったせいか、「おばあちゃんの秘密のおにぎり」が一番好きだったな〜!本屋さんの亡くなった奥さんのお弁当再現! お弁当もそのレシピも全部に夫婦愛が詰まっていて素敵だった!
  • 2026年8月9日
    だから夜は明るい
    同性カップルの文也と祥太、その元恋人の美里、共通の友人である宮川をめぐるオムニバス。『いただきますは、ふたりで。』に入っていた「ヴァンパイアの朝食」がよかったので続きも読みたくなった。読んで大正解〜!読んで…本当によかった…!!! 序盤、同性カップルであることの引け目で空回りする文也が本当にしんどくて〜…「あんたが祥太と結婚してくれてさえいれば、祥太は僕となんか出会わなくて済んだのに」本当に悲しい。そんなこと言わすな〜!でも祥太に問題があるわけでもなさそうなのがまた… 文也と祥太自身があんまり同性カップルってとこに(文也は引け目負い目は感じてるけど)特別感を持ってないので、宮川くんが紹介してくれた「LGBTQは胸を張ろう!」みたいな不動産屋にはお…おう…となってしまった。 逆に、翔太の両親の反応にはそりゃそうだよな〜と納得してしまったり。でも息子の恋愛対象が男だったとしてAVで学ぼうとするのは…どうなんですか!?女の子連れてきたときにAV女優に息子の彼女重ねたりせえへんやろ!? 最終章、祥太から別れ話を切り出されると思って絶望してた文也に感情移入して泣きそうになってしまった〜てかほぼ泣いてた… 祥太の自己嫌悪とか諦念ってゲイだから特有のものじゃなくて、たとえば家庭環境とか学歴とか容姿とか、自分がコンプレックスに思ってるものすべてに置換可能のものだと思うので、私も結構自分ではどうしようもないコンプレックスのせいにしていろんなものから逃げてるとこあるなあと刺されたみたいだった。 だからこそ文也たちがハッピーエンドになってくれてよかったよ〜〜〜祥太はすごい男や…
  • 2026年8月4日
    眠れない夜のために
    タイトル通り、眠れない夜をテーマにした短編集。挿絵が入っていてすごくきれいだった! 真夜中のクッキー缶とインスタントラーメンがおいしそうだった〜千早茜って本当に食べ物を美味しそうに書くのがうまい…! 『しじまの国』の、真夜中の遊園地の話がいちばんよかった。なんというか、ラストのちょっとゾクッとする感じも含めて。
  • 2026年8月3日
    食べて、寝て、しあわせ?
    食べて、寝て、しあわせ?
    『食べて、寝て、しあわせ』と言い切るにはしんどい話が多かったかも。だからタイトルには疑問符がついてるのか? でも好きな話が多かった〜!藤野恵美さんの『フレンチと返報性』が一番、「そ、そんなことある!?」とならずに楽しく読めたかな。 ・幸せのカレーライス(伊吹有喜) 「食べる、寝る、風呂に入るといった、毎日行う何気ないことに楽しみを見いだすと、一日にはずみがつくようになった。」、いい文章だ…私もその3つに何かの楽しみを見出したい… それにしても宇藤の楽しい生活とは裏腹に、今回の主人公江口の暮らししんど!アイドルの推し活について妹から説教されるのキツすぎる、しかし妹が言いたくなる気持ちもわかる…! それにしても貢いでたアイドルがいきなりの結婚引退なんてブチギレて大荒れしてもよさそうなのに、江口、幸せを祈れるってめちゃくちゃ善良なオタクだ〜。お前こそ幸せになってくれ… ・四十歳の栄養(中西智佐乃) 美容室勤務過酷すぎる〜〜〜そら新人もやめますわ!!超人でないと働けないのではないか…!? 子持ちの同僚の穴埋めにいいように使われて不満出ないのすごいよ、私なら本人に言いはしなくてもチクチクした気持ちになってしまうもん… 願わくば麻美の労働環境が今後改善しますよう…お願いしますよ店長、いい感じになってる女と浮かれてる場合じゃないですよ… ・フレンチと返報性(藤野恵美) フレンチのコースの描写がめちゃおいしそうでおなかがすいた…食べたことのない食材が多かったから想像上の味すぎるけど… 最初は友人である桃華と金銭感覚違いすぎてつらいって話なのかと思ってたけど、かなも桃華を大事に思ってるのがわかってよかった〜!キャビア絡みのエピソードかわいすぎた。 タイトルの『返報性』が貰う物についてだけじゃなくて気持ちに掛かってるのめちゃよかった。 ・三代目のミンチョさん(伊藤朱里) 結婚記念日にラザニア作って〜☆ってお願いしてきた夫に「戦争だの政治だの悪いニュースが連日やっていて気がふさぐ時期に、浮かれて『(結婚)記念日だしラザニア作って!』とか頼んでくる時点で引いたけどね……私もあれくらい切り替えがうまければ生きるの楽だろうな」って言う友達、私は割と嫌だが…戦争だの政治だの悪いニュースが連日やっていて気がふさぐ時期にコンビニの新作スイーツを楽しみにしていてすみません… 伊藤朱里さんの話ってしんどくなるくらい刺さるフレーズが多いんだけど、この話では「好き、では嫌い、には勝てないのだ、と思った。好き、は弱いから。嫌い、にはいくらでも理屈をつけられるし、その感情自体で壊れるほど相手を傷つけることができるけど、好き、はそれだけを武器に立ち向かおうとしても、簡単にあしらわれてしまうから。」がそれだったな…確かに、好きに理屈ってないからな… ・五十の壁が高すぎる(古内一絵) 娘からも嫁からも疎まれてる父親/夫、最初は同情してたら普通にカスで笑った。同情の気持ち返して! そんな娘が成人するまでの間ずっとモラハラ受けてたのに、夫が更年期障害になって少し反省したからって許せるもんなんですか!?夫婦ってわからん…! ・真っ赤な林檎のその上で(窪美澄) 娘の巣立ちを邪魔するでもなく喜ぶでもなく、娘には見せないように悲しむいいお母さんで胸が痛くなった… 大事な大事な娘が手の届かないところで急に一人暮らし始めたら、そりゃ喪失感もえぐいよなあ。 友達とか作りな!!と心配してたらまさかの副業スタートで、娘が成人するような年代なのに体力は大丈夫なのか…?と心配になってしまった。というか、めっちゃいい話だったけど最後までそこが気になり続けたまま終わった…世の中の人はそんなに週休0日で頑張れるものなんですか…
  • 2026年8月1日
    意外な犯人 犯人当て小説傑作選
    犯人あて小説の短編集。ギャグっぽい軽めの話が多かった中で、北山猛邦の『竜殺しの勲章』が光ってたな… でも井上夢人の『殺人トーナメント』に出てきたヒットマントレーニングスクール略してHTSもバカバカしすぎて好き。 ・DMがいっぱい(辻真先) ギャグ調で読みやすい〜、サラッと読めた。 ダイイングメッセージのネタ割りギャグすぎる〜! サラッと読めた割に被害者、女を酒で潰していかがわしい写真撮って脅して愛人にするってとんでもないクズですごい。こんなクズをこんなに軽く書けることあるんや… ・殺人トーナメント(井上夢人) いきなりヒットマントレーニングスクールとか言われて笑い出さなかった深倉先生はえらいよ、私なら爆笑しとる。 光一、情報の精査と整理がアホほどヘタクソで途中で頭痛くなりそうだった。「アタマは悲しいほど悪いけど」ってその通りすぎるよ… ・三つの質疑(乾くるみ) うお〜〜〜語り手のワトソン役が犯人という燃える展開なのに…なんか…キャラクター造形がシュールすぎて全然盛り上がれない…! 序盤の「救われる」と「掬われる」の変換がヒントだったのはずるいよ〜!! ・挑戦状盗難事件、または名探偵オルメスの冒険(法月倫太郎) なぁにぃこれは… セリフだけで構成された台本みたいな文章が6ページで終わるのでコメントのしようがない… ・「少女」殺人事件(白井智之) だ、大怪獣が襲撃に来てるのに殺人事件起こしてる場合か!?それとも怪獣が襲いに来るのは普通な世界なの!? そんでもって怪獣とか言ってたくせに真っ当にノックスの十戒にもとづいた話をするんじゃないよ!!しかもノックスの十戒にもとづいてるというかそれを都合よく利用している〜!? ・スフィンクスの謎かけ(犬飼ねこそぎ) わたしも読み終わったあと、作中で言われてるように「スフィンクス 猫」で検索してしまった!なるほどね〜!!!??? それにしてもいくら暑いからってピンク色の肌が見えるほど猫の毛を刈るのはどうなんや…? ・犯人当てショートショート キーワードは黒猫(森川智喜) 「おれがやるべきだったのは、ダイイングメッセージの準備ではなかった。他人の本を大切にするってことだった。本を燃やしたりしてはいけない」、それはそうすぎて笑ってしまった。あと人の金も盗むべきではないです! ・竜殺しの勲章(北山猛邦) ギャグ調のショートショートが多かった中でシリアス調の話が来たのでびっくりした。 第二次世界大戦中のフィンランドで起きた、ナチス・ドイツ将校の殺人事件の謎。……いや、真相(と思われるもの)、残酷すぎん〜!?砲弾の中に子供を隠しておいて六歳の子供に人殺しさせんの!?と思ったけど、戦争中なら少年兵の範疇…なのか…!?
  • 2026年7月31日
    パディントン発4時50分
    パディントン発4時50分
    ミス・マープルの友人が、乗車している電車と擦れ違う電車の中で女性が絞殺されるところを目撃。 凄腕のハウスキーパーであるミス・アイルズバロウの手を借りて遺棄されたその遺体を見つけ出すことに成功したミス・マープルだけど、死体が遺棄されていた名家では連続殺人が起こって…!? いやーミス・アイルズバロウが『家政婦は見た!』みたいな探偵役してくれるのが面白くて〜!いや家政婦は見たほとんど見たことないからイメージですが… それにしてもクラッケンソープ家、そもそも雰囲気悪いわ連続殺人は起きるわ爺さんはめんどくさいわでエマがかわいそうすぎるよ〜!なんでエマだけこんなに家に縛られて…男運も最悪で…(泣) それにしてもまさか、犯人を追い詰める決め手がハッタリだとは思わなかった。いや、老婦人たちは怖いね〜! アガサ・クリスティーの話って本当に遺産相続絡みの殺人ばっかなんだけど、終盤ミス・マープルがミス・アイルズバロウにさまざまな遺産絡みの殺人事件の話をしてて「そうね…」の気持ちになってしまった。アガサ・クリスティー世界では遺産なんか残すもんじゃない… ところでミス・マープルの「美男子が相手だといつも見せる満足の表情を浮かべて。」で思わず笑ってしまった。ミス・マープルにイケメン好きの一面があったとは…!
  • 2026年7月27日
    フォー・ユア・プレジャー
    斎藤の生死もハナちゃんのその後も知ってるから、ハナちゃんが死体を見つけたあとのヒヤヒヤをうまく味わえずちょっと損した気分。ハナちゃんはともかく斎藤の生死にはドキドキしたかった。 作品ってやっぱり順番通りに読んだほうがいいかも〜!(麻生目当てに『ア・ソング・フォー・ユー』を先に読んでしまった人間) しかしなんかこう、点在していたあらゆる事件の犯人がすべて登場済みの人物なのは伏線回収というか…ご都合主義を感じてしまい〜!?池上のストーカー癖&殺人と、春日の先代組長の娘の計略までははあーんなるほどねーと読めたけど、婚約指輪をパクった(わけではないらしい)相手がマトリの捜査官なのも面白く読めたけど、美貴子の不倫相手がにこにこ園に赤ん坊預けてる男ってくだりは…いりましたか…!?そこまで来ると「世界、狭すぎませんか!?」になってしまうよ〜!
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