カワサキ・キッド

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ホ@miyuki-7852025年10月28日かつて読んだ子どもの頃好きだったヒガシ。40年が過ぎてしまえば、アイドルはキラキラではなかった。吐き気を催す事件の後処理をする彼にも、時代の歪みがあっただろう。 でも、この本の中で語られる「自分とは違う存在」への素直で優しい言葉は嘘じゃないと思う。 飛び跳ねている小学生の僕が、脳溢血で体が不自由な“じいちゃん"(母方のお爺さん)とリズムを合わせることや白系ロシア人のお爺さん(父方の)の来し方を想像したこと、仲良しだった在日の「シュウちゃん」のおうちのこと。 「いつもすきっ腹だった僕は、蒸した豚足に赤いコチュジャン(唐辛子味噌)をつけてむしゃむしゃ食べた。温かいトックのうまかったこと!」