私はあなたの記憶のなかに

5件の記録
- もも@riiisako2026年4月11日読み終わった記憶を中心にした短編集。記憶のなかのその人は記憶のなかにしかいなくて、その人に会うと、記憶のなかのその人とはちがうなあと思ったりする。表題作は物悲しかった

たご@clan_19672025年11月16日読み終わった再読大好きな短編集。どうしようもない切なさと、やってやれないこともない現実のバランスがやっぱり角田さんはうまい。 結局のところ、私たちはひとりぼっちなのだ。たとえ恋人がいたって家族がいたって、明日もその人がいるとは限らない。そんな危ういもののうえに私たちは生きている。明日いなくなってしまうからといって、けれど今誰かとともにいることがまったく無駄かといえば、きっとそうではない。いつか、何年、何十年たったとき、ふっと思い出せる記憶があるということ。その中に、その人はあり続ける。今はそこにいなかったとしても。



