最後の芸人の女房

最後の芸人の女房
最後の芸人の女房
髙部雨市
河出書房新社
2025年5月26日
1件の記録
  • 菜っぱ
    菜っぱ
    @nanas
    2025年10月30日
    落語仲間の友人からこの本の存在を教えてもらった。伯山先生もラジオで紹介していた、講談師初の人間国宝である貞水先生を支えた奥方のドキュメンタリー。 酒席太郎のカウンターで働くおかみさんは、若々しく穏やかで、常連のお客さんも気のいい人ばかり。イチローさんも想像通りのお人柄で、2回訪ねた友人のことをばっちり把握していらして、覚えの良さにびっくりした。 本の感想として: おかみさん、息子の丈太郎さん、イチローさん、常連のお客さん、それぞれの方に対するインタビュー時の応答が掲載されている。インタビュアーの地の文と、インタビュイーのことばとの間には温度や質感のギャップが大きく、目が白黒してしまい読みづらかった。それに加えて、構成や質問のせいか、おかみさんたちの素敵なお人柄が伝わりにくいように感じてしまったのが、残念なところ。実際に太郎で伺うほうが実りがあるように思うので、どんどこ通いたい。 本としてはおもしろくないが、この本が伝えようとしたであろうおかみさんのお人柄は、そう易々とことばにできないほど素敵だ。
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