今日もスープを用意して

今日もスープを用意して
今日もスープを用意して
加藤千恵
ポプラ社
2025年10月8日
2件の記録
  • 橘海月
    橘海月
    @amaretto319
    2026年9月5日
    望と母親の芙美子、交互に二人や、時には第三者の視点から親子の生活や関係性が描かれている。ママがいなくて保育園に助けを求めた冒頭から、芙美子が恋人と別れる度に転々とし、半分放置されて育った望。普通の家庭を求めながら大人になり、それでも母との暮らしが続いていたが…。 切実にママを求める幼い望が、成長するにつれ母に対する怒りが沸きつつも、彼女を捨てられずに面倒を見ていただけに、一番辛いのは「母の芙美子にも愛情や事情があったのでは…」と思う場面だ。毒親持ちの子が思い悩む「親の事情を認めてしまったら、幼い自分の辛さはどうなるのか?」が如実に描かれて切ない。 後半に朧げながら芙美子の置かれた状況が見えてくるが、それでも私は「親には親の事情があったんだ、じゃあ許そう」とならなくていいと思っている。子にとっての辛い記憶に親の事情は一切関係ないし、それで辛さが薄まりはしないのだから。望が親になり、より母の行動があり得ないと気がつくまでリアルだった。 「あなたも親になればわかる」は一種の呪いであり、そんなもの断ち切っていい。
  • miyaco
    miyaco
    @ppcham33
    2025年11月5日
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