私説聊斎志異

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  • 蔭山
    蔭山
    @kie_doors
    2025年11月8日
    『聊斎志異』の作者、蒲松齢は19歳で科挙を受験するも落第し、その後50歳過ぎまで受け続けるがついに妻から「もうやめろ」と言われ、合格することはなかったという。そんな蒲松齢の怨念願望も影響しているらしい『聊斎志異』を大学浪人の経験もある著者が50歳を過ぎて自己と重ねあわせながら描いた小説。蒲松齢も安岡章太郎も立派な仕事を残されたわけだか、作中で描かれるうだつの上がらなさに妙に共感…。
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