ビロードうさぎ

ビロードうさぎ
いしいももこ
ウィリアム・ニコルソン
マージェリィ・ウィリアムズ
Margery Williams
William Nicholson
童話館出版
2002年3月1日
2件の記録
ジクロロ@jirowcrew2025年12月23日読み終わったある日、うさぎ(のおもちゃ)と馬(木馬のおもちゃ)が、暖炉のまえにふたりっきりでいたときのことでした。うさぎは、馬にききました。 「みんな、じぶんたちはほんとうのものだって、じまんしているけれど、ほんとうのものって、どんなもの?からだのなかにブンブンいうものがはいっていて、外にネジがついてるってこと?」 「ほんとうのものというのは、からだがどんなふうにできているか、ということではないんだよ」と、馬はいいました。「わたしたちの心とからだに、なにかがおこるってことなのだ。もし、そのおもちゃをもっている子どもが、ながいながいあいだ、そのおもちゃを、ただのあそび相手でなくて、とてもながいあいだ、しんからかわいがっていたとする。すると、そのおもちゃは、ほんとうのものになるのだ」 (p.13) 「ほんとうのもの」と「ほんもの」の違い。 この絵本から考えさせられること。


