中央公論 2025年 12月号

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かいわれ@iskaiware2025年11月12日読み終わった「求められる経済政策の新時代」(飯田泰之) 社会保障政策を財政問題ではなく実物問題(人手不足問題)としてとらえる必要がある。社会の生産活動のうち、どれだけの部分を医療・介護、年金を通じた高齢者消費に割り振るのか。 「自民党、長期優位の秘密と限界」(野中尚人) 国会のルールや慣行は与野党の合意で積み上げられた精緻なパッケージ。政権交代が起こらないことを前提に組み上げられており、微調整さえ困難を極めるので国会改革が進まない。 <特集>地経学 経済安全保障における「戦略的自律性」と「戦略的不可欠性」という概念 「すべてが商品化され「攻略」を競う社会の限界」(藤田直哉) 本来は無料に近いものとして提供されていた安心などの公共のものを一度破壊し、商品に変えている新自由主義。今の推し活流行りや陰謀論・カルトへの傾倒は、安心が確保されていない不安を埋めるために労力やお金が費やされている現象