来るべき民主主義

来るべき民主主義
来るべき民主主義
國分功一郎
幻冬舎
2013年9月1日
1件の記録
  • 夏至
    @pixied8
    2025年7月8日
    積読消化週間。民主主義について考えるきっかけになる良書。元々著者の『暇と退屈の倫理学』が面白くてたまたま以前立ち寄った新古書店でその本を見つけてうろうろしてる間に誰かに買われててもう一個のこちらを買ったという経緯がある。つまり買ったのはかなり偶然。哲学者が住んでる町の道路問題について考えたことをきっかけに住民の声が届かない民主主義とは?(住民の声が届くようにするにはどうしたら?)を提言している本。さすがという感じなんだけど、地域の道路設置に関する問題に地域住民の声が反映されないにも関わらず、国民に主権があるとされ、民主主義国家と言えるのはなぜなのか、政治哲学の歴史も踏まえてわかりやすく説明してくれている。この道路、まだ作るために土地を収用過程のよう。
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