夏至
@pixied8
- 2026年1月10日
この世界からは出ていくけれどユン・ジヨン,カン・バンファ,キム・チョヨプ読み終わったとても良い。私たちは異なり完全に理解し合うことはできないけれど、寄り添うことはできる…。そう前向きな気持ちになれる小説。 興味深かったのは「古の協約」。宗教のできる過程と圧倒的に強いものの弱者に対する融通の心。 「プレスシャドー」と「キャビン方程式」が良かったかな。 SFとして面白いのに、例えば日本の日常系小説よりもずっと自分の暮らしと繋がってると実感できる。 - 2025年12月20日
越年 岡本かの子恋愛小説集岡本かの子読みたい - 2025年12月17日
路 (文春文庫)吉田修一読み終わった台湾で新幹線乗った時に、親しみ〜と思うくらい日本の新幹線だった。てっきり日本の中古車両とかを導入してるんだと思ってたらこんなドラマがあったとは。日台欧の合作新幹線とのこと。平成の小説に漂う女性社員の雰囲気が馴染めないなぁといつも思う。何かうまく説明できないけど、とくにこの話の中では海外赴任しているエリート商社ウーマンなんだけど、今ひとつ何の仕事をしたのかよく分からない。 とは言え、NHKの壮大なドラマを観ているような満足感がある作品。台湾車両の権利の入札シーンを思い出しながら新幹線に乗るシーンや、独居老人になった台湾生まれの男性が、台湾人の幼馴染に病院の前でかけられる言葉に胸が熱くなった。 台湾映画が好きなので、それに並ぶような甘酸っぱい恋愛パートはかなりよかった。欧米人との恋愛はファンタジーすぎる気がするし、中国や韓国・インド、東南アジア人だとイメージが湧かないのに、台湾人はリアルな夢みたいな感じしてしまうのなんでだろう。気をつけないと将来恋愛詐欺に遭いそう。 - 2025年12月4日
為替ってこんなに面白い!尾河眞樹読み終わった海外旅行好きなので、為替はいつも気になる。今は10年くらい前に両替して余してあったドルやユーロを掘り出してきて持って行ったりしてるけど、良い加減円高に振れてほしいが、日本経済全般で言えば輸出メーカーに所属していなくても円安のが良いんだな。とは言え、今は以前日銀が出動してた時より安いのが常態化していて、これっていつになったら落ち着くの!?という気持ちではある。 肝心の本の方はインタビュワーの質問がこちらに寄り添うくらいのレベル感で分かりやすくはあった。ただ為替って面白い!とまではならなかったなぁ。お金は金利の高い方へ流れる(つまり今で言うとみんなアメリカに投資したい)というのは理解できた。ただヘッジとかいまだによくわからない。 - 2025年12月3日
- 2025年12月2日
もういちど生まれる朝井リョウ読み終わった三宅香帆さんのポッドキャストに朝井さんが出ており、お話がとても面白くて、そういえば小説読んだことなかったなと思って。 20歳前後の青春連作短編。子供が主役のファンタジーとか気づけばあまり読めなくなっていたんだけど、そろそろ大学生も離れすぎてしまったのかもしれない。深く感情移入するということはなかったけど、私にとって大学生は唯一の青春の思い出なので、こういう作品を読むとギュッと抱きしめたい思い出があって良かったなと思う。 小さな世界ですごかったことも大人になるにつれて、世界が大きくなるにつれて、特別ではなくなる。諦めがついた時、それはそれでひとつ大人になれると思う。 - 2025年11月24日
シュルレアリスムとは何か巌谷国士読みたい - 2025年11月22日
- 2025年11月21日
高い城の男フィリップ・K・ディック読み終わった買った読書会課題本。第二次世界大戦の勝敗が逆転していた世界のアメリカの話。アメリカの太平洋側は日本の太平洋圏に組み入れられている。設定が面白いけど、あまりその設定が活かしきれられているのかよく分からず面白いような面白くないような。でもSNSとか見てるとみんなすごい好きじゃん高い城の男と思った。まぁそれは日本特有な理由かもしれないけど。久しぶりにSF読めて良かった。 - 2025年11月18日
あの頃、君を追いかけた九把刀,泉京鹿,阿井幸作買った先週別の本をブックオフで探してたらギデンズ・コーの『あの頃、君を追いかけた』の小説が百円で売ってたからついつい買っちゃったよ。著者紹介見たら、映画監督と言うより元はネット小説家のようだし、主人公の柯景騰は本人の本名じゃないか。
- 2025年11月15日
現代民俗学入門島村恭則読み終わった読書会用に読了。我が家は日本の伝統や親戚づきあいとは距離があるので、ふーん、へぇー、の連続だった。この本を肴にいろんな人と話すると楽しそう。時代が進むにつれて土地ごとの文化は薄れて世界全体の均質化が進む気がするけど、民俗学はずっと存続できる学問なんだろうか。 - 2025年11月2日
古都川端康成読み終わった川端康成は「伊豆の踊り子」「雪国」を読んでいるけど、『古都』が圧倒的に好きだった。主人公の真っ直ぐさ、とりまく人々の優しさ、京都の賑やかさと静けさが感じられてとても美しい小説だった。冬の始めの空気が冷たくなった夜に深呼吸をするようなそんな作品だった。やっぱり川端の文章は映像の文章化みたいに見える。 - 2025年10月25日
光を灯す男たちエマ・ストーネクス,小川高義気になる - 2025年10月25日
- 2025年10月25日
- 2025年10月25日
- 2025年10月25日
- 2025年9月21日
- 2025年9月19日
誰がネロとパトラッシュを殺すのか――日本人が知らないフランダースの犬ディディエ・ヴォルカールト,アン・ヴァン・ディーンデレン,塩ア香織読み終わったベルギー文学というのは難しく、これと言って見つからないため今回の課題は「フランダースの犬」が中心になりつつある。ただその小説はイギリス作家の創作。作家はベルギーを訪れたことがあるが、現実と虚構が混ざっておりベルギーではほとんど認知されていなかったらしい。本作はフランダース人である著者が原作・アメリカ映画・日本アニメとフランダースの歴史と現実を織り交ぜながら文化比較した本。おおむね面白かったけど、日本人がフランダースの犬はどこ?と押し寄せ、創作と現実の差にがっかりするから、創作物に因むものを設置してほしいと要望してるみたいな話はやりすぎでは?と思った。世界の端のアジア人、嫌われてないだろうか。すごい雑な例えだけど、海外で日本を舞台にした銀魂みたいな作品が作られて(断っておくけど銀魂はそれなりに好きだ)、日本に来た外国人が日本人はなぜ洋服を着ているのだ、着物やチャイナドレスを着ているはずだ、アニメの像を設置してくれ、みたいになったとしたら興醒めしないか? 日本では自己犠牲を払ってでも誠実であることが美徳とされていたから、この作品が受け入れられたというけど、現代でもそうだろうか。鬼滅の終わりが炭治郎がむざんを道連れに死んでしまう作品だとしたら、と思うと…なんかまぁ伝説的になる気もするね。 本のタイトルがちょっと内容と一致してないかも。 - 2025年9月19日
時のアラベスク服部まゆみベルギー予習の一環。時代を感じるーと思ったら生まれる前の小説だった。 p.41「あーら、父親が航空会社に勤めてるとロハなの?いいわねぇ!」 一体何のこっちゃ。バブリーみも感じる。 「死都ブリュージュ」に傾倒している監督が出てくるのは興味深い。
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