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夏至
@pixied8
  • 2025年7月8日
    来るべき民主主義
    積読消化週間。民主主義について考えるきっかけになる良書。元々著者の『暇と退屈の倫理学』が面白くてたまたま以前立ち寄った新古書店でその本を見つけてうろうろしてる間に誰かに買われててもう一個のこちらを買ったという経緯がある。つまり買ったのはかなり偶然。哲学者が住んでる町の道路問題について考えたことをきっかけに住民の声が届かない民主主義とは?(住民の声が届くようにするにはどうしたら?)を提言している本。さすがという感じなんだけど、地域の道路設置に関する問題に地域住民の声が反映されないにも関わらず、国民に主権があるとされ、民主主義国家と言えるのはなぜなのか、政治哲学の歴史も踏まえてわかりやすく説明してくれている。この道路、まだ作るために土地を収用過程のよう。
  • 2025年6月29日
    銀河英雄伝説(1)
    先日の読書会で教えてもらった。全10冊と聞いたけど、もっとあるのかな。夏の課題にしようと思ったけどちょっと多いか。そして今はこんな表紙なの?紹介された方もラノベかラノベじゃないかの論争が起きると言ってたけど、逆に手に取りづらいわ。
  • 2025年6月27日
    遠い山なみの光
    遠い山なみの光
    途中まで読んで積んでいたが、映画公開が近くなったので読み直したら先が気になって3日くらいで読んじゃった。舞台が日本であるためか、違和感のある日本語の会話のためかなんか今まで読んでたイシグロと違う…と思っていたが、いやいや戦後だから小津映画か、確かに原節子で脳内再生したらなんとしっくり来る!むしろ戦後の空気感使えるのに翻訳がうますぎると途中から唸ってた。内容もちょっと信頼できない語り手的というか価値観が変わることで過ちを犯したかもしれないという思いがはっきり書かれはしないが見え隠れするのはイシグロっぽい。明らかにされていない部分が多いが、最後の方になって、ようやく最後の方になって悦子と佐和子の人生のリンクに気づいた。
  • 2025年6月23日
    なぜ美を気にかけるのか
    なぜ美を気にかけるのか
    読み終わったけど、理解できたとは思わない。またじっくり読み直したい。美学初心者は最初の「教師向けのノート」は急に難しいので読み飛ばして良い。イントロダクションから読むとすんなり入れる。美的経験による達成を得ることはがより良く生きること。
  • 2025年6月21日
    82年生まれ、キム・ジヨン
    82年生まれ、キム・ジヨン
    読み終わった日に韓国映画『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』を観た。おぉ、韓国すごい!という感じがした。統計などの事実を交えて、声高にではなく淡々と女性たちが被っていたあるいは現在進行形の差別やミソジニーが書き連ねられている。結構苦しくて特にお母さんの世代の話はちょっと泣きそうだった。こういう時代を先輩の女性たちが少しずつ変えてくれたから、今私が幸せに暮らせているんだよなぁと。キム・ジヨン氏が夫に投げる言葉は私がかつて恋人と結婚したくなくて投げた言葉だった。結婚・出産により私が失うものと男性が失うもの。自分の子供なのに子育てを手伝うくらいの感覚。あの時、情で結婚したりしなかったこと今の私は正しいと思える。小説の終わり方がまるでディストピア小説なのだが、物語ではなくリアル。
  • 2025年6月6日
    なぜ美を気にかけるのか
    なぜ美を気にかけるのか
  • 2025年6月6日
    「美味しい」とは何か
  • 2025年6月6日
    美学への招待 増補版
  • 2025年6月4日
    すいかの匂い
    すいかの匂い
    若い頃、もっと江國さんの小説は体に入ってきた気がする。苦手な短編だからか、苦手な子供が主役な物語が続くからか。どれも好きというわけではないけれど、情景が思い浮かぶシーンが多かった。
  • 2025年5月11日
    歩道橋の魔術師
    地元の公園でピクニックをしながら読了。5月は日向にずっといるには暑く、日陰にずっといるには寒い。冷えた体とアイスラテをがぶ飲みした後の膀胱に気を取られ、ちょっと集中力が欠けたまま読み終わった。 台北行く前に読めて良かった。翻訳文学試食会も聞いてなるほどと思ったのだが、読後感が村上春樹に似ている。あの作家も私は長編が苦手で読み切れたことがないのだけれど、最近の短編を読むとところどころスッと体の中に落ちてくる。本作の訳者あとがきで書かれていた紹介コードネーム「三丁目のマジックリアリズム」のマジックリアリズムという言葉も合わさって、なるほど私がちょっと苦手なやつ、でも苦手な理由さえ分かって心構えして読めば好きなところだけが浮かび上がるように見えてくる。 誰もが持っている、子供の頃の記憶、当時不思議に感じていた体験と結びついて本作はヒットしたのだろうか。 私が好きなのは「光は流れる水のように」最近、大学時代の通学経路の乗り換え駅を使ったら、結構変わっていて、毎日見ていたのに何がどう変わったのか分からなかった。カメラを新調したのでどんな街でもなんてことない風景でも写真で残すことの意義があると思い始めたところだったので、すごく作品と気持ちがマッチした。私にも模型を作るような才能があれば良いのだけれど。そして小さな記憶を誰かと共有できていた、確かにあったと感じられることの喜びがこの作品にはあった。 商場が見たくて調べていたらGF*BFの監督がNetflixで本作をドラマ化してるらしいが日本では公開されていないらしい。どうにかしていつか観たい。そして最後のエッセイのような短編で『恋恋風靡』に商場が舞台の一部だったことを知り、見直してみたくなった。日本でいうところの昭和時代は歴史であると同時に映像が残っていて確実に今と繋がっていると感じられるから好きだ。
  • 2025年5月6日
    アメリカの消失
  • 2025年5月5日
  • 2025年4月27日
    歩道橋の魔術師
    来月の台湾行きに備えて。前回『眠りの航路』がちょっと分からなかったので、不安になりながら読み始める。こちらは短編のよう。
  • 2025年4月25日
    きれいなシワの作り方 淑女の思春期病
    ほぼ同年代の頃の村田さんのエッセイ。あとがきに友達に「『アラサーあるある』だったのにだんだん『こんなことねぇよ』になってきてる」って言われたって書いてあって笑った。「いろいろな飲み会をおかしな雰囲気にしてきた」と書かれているくらいちょっと変わってるんだろうなという感じはあるけれど、親近感の湧くエッセイだった。村田さんに対する恐怖心がちょっと和らいだ。
  • 2025年4月20日
    なぜ美を気にかけるのか
    なぜ美を気にかけるのか
  • 2025年4月17日
    「好き」を言語化する技術
    想像以上に軽い読み物だった!しかし感想を発信することがセルフケアになるという三宅さんの言い分にそんな効果がと思った。確かに昔書いた映画の感想を自分で読んでおぉ!と思うことがある。最近はそれこそ良かった、好き、以上の感想がない。まずその好きを感じる感受性も衰えているし言語化しようとする努力も怠っているので、せめて良いものは何が良かったか言えるようにしたい。と読み終わった翌日から見終えたばかりのドラマ『海に眠るダイヤモンド』傑作じゃない?としか呟けてないことを今反省している。
  • 2025年4月16日
    きれいなシワの作り方 淑女の思春期病
    『コンビニ人間』を読んで、少し路線は違うにしろ、私はコンビニ人間だったかもしれないという衝撃が何年も消えず、勝手に村田さんに脅威を感じているのだが、エッセイの冒頭を読んだらあまりに親しみを感じる普通の女の人のようでギャップがあり読むのが楽しみ。
  • 2025年4月12日
  • 2025年4月7日
    「好き」を言語化する技術
    お昼に会社の人にフォークをあげたら、お礼にクーポン貰ったので、昨日買うか悩んでた三宅さん本を買いに。「なぜ人は〜」はあまりにもヒットしていてちょっと今更かなぁと悩みながらこっちを購入。 去年心に響く本や映画にあまり出会えず、受け取る感性の衰えとまともに独力で感想が出てこないことに危機感を感じているので、後者のために読みたかった。もともと批評の本を読んでから気になってた方なので読むの楽しみ。
  • 2025年4月6日
    「ふつうの暮らし」を美学する
    面白いけれど読むのに時間がかかって図書館の期限延長しても読みきれなかったので買った。もしかしたら光文社文庫好みかもしれない。
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