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夏至
@pixied8
  • 2025年9月21日
    時のアラベスク
    時のアラベスク
    すぐに読み終わるかなーと思ったけど、時間が取れず一旦返却。p.150
  • 2025年9月19日
    誰がネロとパトラッシュを殺すのか――日本人が知らないフランダースの犬
    誰がネロとパトラッシュを殺すのか――日本人が知らないフランダースの犬
    ベルギー文学というのは難しく、これと言って見つからないため今回の課題は「フランダースの犬」が中心になりつつある。ただその小説はイギリス作家の創作。作家はベルギーを訪れたことがあるが、現実と虚構が混ざっておりベルギーではほとんど認知されていなかったらしい。本作はフランダース人である著者が原作・アメリカ映画・日本アニメとフランダースの歴史と現実を織り交ぜながら文化比較した本。おおむね面白かったけど、日本人がフランダースの犬はどこ?と押し寄せ、創作と現実の差にがっかりするから、創作物に因むものを設置してほしいと要望してるみたいな話はやりすぎでは?と思った。世界の端のアジア人、嫌われてないだろうか。すごい雑な例えだけど、海外で日本を舞台にした銀魂みたいな作品が作られて(断っておくけど銀魂はそれなりに好きだ)、日本に来た外国人が日本人はなぜ洋服を着ているのだ、着物やチャイナドレスを着ているはずだ、アニメの像を設置してくれ、みたいになったとしたら興醒めしないか? 日本では自己犠牲を払ってでも誠実であることが美徳とされていたから、この作品が受け入れられたというけど、現代でもそうだろうか。鬼滅の終わりが炭治郎がむざんを道連れに死んでしまう作品だとしたら、と思うと…なんかまぁ伝説的になる気もするね。 本のタイトルがちょっと内容と一致してないかも。
  • 2025年9月19日
    時のアラベスク
    時のアラベスク
    ベルギー予習の一環。時代を感じるーと思ったら生まれる前の小説だった。 p.41「あーら、父親が航空会社に勤めてるとロハなの?いいわねぇ!」 一体何のこっちゃ。バブリーみも感じる。 「死都ブリュージュ」に傾倒している監督が出てくるのは興味深い。
  • 2025年9月10日
    フランダースの犬
    村岡花子さんの訳。表題作のみ。ウィーダは子供向けの小説を書いていたわけではないようだ。グッドルッキングな男女の恋愛物語とか。本作は日本では有名なフランダースの犬だけど、ウィーダがフランダースを訪れた際に見たものとウィーダの創作が混じってるようだ。教会やルーベンスの絵はあるけれど、フランダースに雪はほとんど積もらないらしい。ネロの人間としての真っ直ぐさと運の悪さがこの小説を形作っている。
  • 2025年8月31日
    変な家
    変な家
    間取り図から始まるホラー展開。 なんてカジュアルで読みやすいホラー! こういうの!こういうの読みたいんだよ!と思った。私の好みの昭和の因習と現代が繋がる話。
  • 2025年8月30日
    死都ブリュージュ
    死都ブリュージュ
    旅行の予習。妻を失った男がブリュージュに死んだ妻を重ねて暮らす。ある日死んだ妻に瓜二つの女を見つける。今度は妻をそちらに重ねる。男は自分を失い、女を失い、家政婦を失い、自分を失い、愛人を失う。
  • 2025年8月28日
    山椒大夫・高瀬舟・阿部一族
    山椒大夫は直江津の物語ということで、それだけ読んだ。舞姫に比べると断然読める。他の作品も機会があったら読みたい。
  • 2025年8月23日
    女坂
    女坂
  • 2025年8月21日
    死都ブリュージュ
    死都ブリュージュ
    p.22 亡き妻はブリージュだった …(⁉︎)
  • 2025年8月16日
    四維街一号に暮らす五人
    四維街一号に暮らす五人
    最初は日本小説っぽいキャラ立ち感と自分の気持ちや相手の気持ちが分からないことによる話の展開しなさ(アジア特有?)にちょっとジリジリしたけれど、だんだん引き込まれていった。百合・間借り女子学生寮・台湾料理とすごく日本人ウケしそう。日本のアニメもちょいちょい出てくるし、もはや日本人を読者に想定しているのではと思うが、それだけ日本カルチャーが台湾に浸透しているのか。映画にはちょいちょい出てくるので特定の監督だけかと思ってたけど、そうじゃないのかも。物語の舞台は実在するし、Google Earthでも確認できる。ただし、女子寮はフィクション。本の中に出てくる日本人が書いた台湾料理本も実際にあったものらしい。昭和期の建物が気になるので興味深かった。前作も読んでみたいー。
  • 2025年8月14日
  • 2025年8月13日
    四維街一号に暮らす五人
    四維街一号に暮らす五人
    p.39 化粧を落とした後でさえ、日本のドラマでしか見たことがないような、整った見た目をもつ女性だ。 そんなことある!?日本のドラマだとすっぴん風メイクがすごいってこと!?(本当にどうでも良いけど、引っかかってしまったので。どうでもいい一言にいちいち言及できるReadsの仕様がとても良い)
  • 2025年8月9日
    定本 百鬼夜行 陰
  • 2025年8月3日
    定本 百鬼夜行 陰
    蝉が鳴いてるけど、風が涼しい朝のうちに読書するぞー
  • 2025年8月2日
    四維街一号に暮らす五人
    四維街一号に暮らす五人
    図書館の新着棚にあるタイトルが台湾っぽいなと思ったら『台湾漫遊鉄道のふたり』の著者と訳者のタッグ!読んでないけれど、評判が良かったので早速借りてきた。台湾華語のテキストも買ったばかりなので、名前の読みくらいは音通りで読もうと思ってるのに、なかなか覚えられない…
  • 2025年8月1日
    定本 百鬼夜行 陰
    読んでるのは完本。 何が違うんだ。 やっぱり夏はこれこれ〜!という感じ。 百鬼夜行シリーズを毎年夏に1話?ずつ読んでて、新作を除いて読み終わったので、ここ2年くらいは他の京極夏彦本を読んでたが、あまりしっくり来ず、派生本に手を出したら、やっぱりこのシリーズが良い。夏のじめっとした蝉が鳴く季節にぴったり。
  • 2025年8月1日
    ヘミングウェイの妻
    ヘミングウェイの妻
  • 2025年8月1日
    遠い山なみの光 (ハヤカワepi文庫 イ 1-2)
    遠い山なみの光 (ハヤカワepi文庫 イ 1-2)
    途中まで読んで積んでいたが、映画公開が近くなったので読み直したら先が気になって3日くらいで読んじゃった。舞台が日本であるためか、違和感のある日本語の会話のためかなんか今まで読んでたイシグロと違う…と思っていたが、いやいや戦後だから小津映画か、確かに原節子で脳内再生したらなんとしっくり来る!むしろ戦後の空気感伝えるのに翻訳がうますぎると途中から唸ってた。内容もちょっと信頼できない語り手的というか価値観が変わることで過ちを犯したかもしれないという思いがはっきり書かれはしないが見え隠れするのはイシグロっぽい。明らかにされていない部分が多いが、ようやく最後の方になって悦子と佐和子の人生のリンクに気づいた。
  • 2025年7月28日
    ケルトの封印(下)
    ケルトの封印(下)
    フェイクニュースと自分に都合の悪い情報をフェイクニュースと片付ける政治家が作る私たちの世界にはこの著者の何が真実(参考文献付き)か何がフィクションか記載してくれるあとがきはなんと優しいのだろうと思う。少し時代が進んだ私には教皇の予言が分かる。ローマびとの教皇が現れるのはずっと先のような気がするけど、トランプと同じようにキリスト教界にも逆回転の揺り戻しがあるかもしれない。
  • 2025年7月20日
    ケルトの封印(上)
    ケルトの封印(上)
    原書のタイトルはドゥームズデイの鍵というのだが、ドゥームズデイブックというのが、綴り違いで土地台帳と終末の日の書という意味を取れるらしい。唐突に11世紀のイングランドで作られたドゥームズデイブックを1つのキーワードに進む物語。これだけでワクワクしちゃう。昔邪魔に感じた恋愛要素も少し熟成して良い感じになってきた気がする。
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