夢中問答集 (講談社学術文庫)

3件の記録
うゆ@otameshi_8302025年12月28日読み終わった足利直義から夢窓国師への93の問い。 難解な仏教用語の羅列でなくわかりやすい言葉で語ってくれる国師。 仏教の道は音楽(芸術)の道と通ずるものがある、というか同じような気がする…と思った。言葉じゃなく他者からの教えじゃなく最後はひとりひとり自分自身が到達するしかない境地。そこにはたったひとつのすべてが融和しかつなにもないような世界が広がっている。その至福。誰もがそこに辿り着けるわけではないし、選ばれたほんの一握りの人間は誰に教えられるでもなく天才を発揮する。 いろんなことを考えなければいけないし、最後はそれをすべて捨て去って演奏しなければならない。すべてを足し算していくようで、結局は目指すところはあるべきもののあるべき姿、自然であること。それはどんな人にももしかしたら備わっている境地なのかもしれないが、そこに到達するには余計なものを削ぎ落としていかなければならない。最終的には自分すら手放す。努力や試行錯誤とはそのためのもの。 誤っているかもしれないがまずは自分の持っている物差し、自分の経験、自分の眼をとおして受け取るしかないから…今回はそう思いました! 毎日欠かさず読むようにしたので夢中問答集マラソンでした〜


