斜陽国の奇皇后(1)

斜陽国の奇皇后(1)
斜陽国の奇皇后(1)
神雛ジュン
KADOKAWA
2025年9月22日
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  • よくある後宮ファンタジーだか、主人公が皇帝に嫌われているところから始まるのは珍しい作品。 最後は少し仲直りするがそれまでも大分険悪で見ててイライラするかも。 お話自体はとても読みやすい文体で、中華名に慣れていないとちょっと名前に違和感を感じるがなれる。 淡々とただ恋愛が進んで行くという感じではなく世直し系のお話。 皇后になった主人公が皇太后に憧れ慕っているのはわかるが、百合展開もチラチラ見えそこが少し嫌だった。慕っているのが恋愛的なものでないのであればもう少しライトに書くべきだったかも。 非現実的なところもたくさんあったがファンタジーなので目をつぶる。そうなると起承転結がしっかりしており、さらに寵姫が身代わりだったりとなかなか読み応えのある物語だった。
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