ほたて "ぜんぜんダメでパーフェクトな..." 2026年3月4日

ほたて
ほたて
@temple39
2026年3月4日
ぜんぜんダメでパーフェクトなわたしたち
演劇をそれなり、もしくはそれ以上に取り組んだことがあって、ドラマや本などのエンタメが好きで、20-30代の女性って大体似たような仕上がりになるのかな、と思った。私はこの属性にあるし、山田さんも近い背景を持つだろう。私と山田さん、そして周りの近い背景を持つ友人を思い浮かべ、「もし同じクラスだったら、同じグループになるな」と想像した。(と、思ったけど、演劇というよりは、本を読んだり書いたりする同世代の女性は似た悩みを持つのかもしれない。そもそも本を読む人は陰キャ、といわれていたがあながち間違っていないとおもう。本に触れる人間はそもそも近い属性にあるのだ)(陰キャ、をあえて自分なりに翻訳するなら、考え事人生な人のことだとおもう) 山田さんが仕事を休んだ件には、共感と、自分と近い人がいて安心感を得られたし、「自分大好き」って話を友人としたくだりには、わたしも自分のこと大好きだったよなって見失いかけていた自尊心を思い出した。 さまざま好きなエピソードはあるが、中でも印象的だったのは夢や目標の話。とても端的にいうと、山田さんは夢や目標はなくてもいいと考えているという内容。私はそこに関しては特に賛成も反対もないけど、深く共感した部分がある。それは夢が叶った時の心の動きだ。夢や憧れは叶うと現実になって、その現実は大変だったりもする。夢が叶う喜びはほんの一瞬で、夢が叶った後も別に大変だし、当たり前の日々は変わらず続いていく、と山田さんは綴っていた。山田さんはこの話の後に夢や目標はいらないよ、ってはなしてるのだが、むしろ私にはこの部分は夢を持ち続けようって思わせてくれるような、光だった。 私の人生の中で、たくさんの憧れや目標があって、もちろん叶わないこともたくさんあったけど、叶ったこともたくさんあった。でも叶った!っていうキラキラした実感は思い返してもあまりなく、むしろ大変な現実に直面していて、何も成し遂げられなかったと感じていた。でも、何かが叶った時の感覚って所詮そんな感じだよね、って初めて第三者の感覚を知って、腑に落ちたし、それなら私はたくさんのことを成し遂げたと思っていいし、これからも夢をもって、同じように大変な現実に直面したらよいのだ、と誇らしくなった。
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