
noirlog
@noirlog
2026年3月5日
宇宙からの帰還
立花隆
読み終わった
めちゃくちゃ面白かった
宇宙飛行士って私の中では10年前に読んだ「宇宙兄弟」のイメージで、漠然とみんななんだかんだいいヤツ、って思ってたけど現実の、しかも最初期の宇宙飛行士ってそりゃ軍人だし、宗教やら女性問題やら色々あったよなあ、、
という色々がすごい面白かった。
宇宙から帰ってきて、精神病院に入ってしまった人、の章はオカルトを感じて、何があったんだ!?って読み始めたら、
適応障害なのか統合失調なのかになっていく過程がドラマみたいに描かれてて、読んでて苦しくなるくらいに納得感のある全然オカルトじゃない話だった。
でも、本人は子供の頃に宇宙に行って帰ってきたら発狂してしまったSFを読んでいて、恐怖を感じていたのも原因の一つかもしれない、っていうのも、なんとも、、
宇宙飛行士が口を揃えて言う宇宙から見た地球の美しさ、生で見ないと分からないよと言われても、簡単に生で見れるもんじゃないんだから想像するしかないんだけど、宇宙飛行士たちがどこを見てそう思うのか、何が見えるのかをすごい読みやすく想像しやすく書いてあるから気分を味わった。
今読み途中の「リアル・メイキング」の中で、キリスト教徒って「神」をリアルに感じる傾向にあるなって思ってたんだけど、やっぱり宇宙飛行士もそうみたいで、不思議だった。日本だと、神を身近に感じると言うよりは、守護霊を感じたとか、お化けを見たとかなら聞くけど、神を感じてる人は少ないと思うから。
キリスト教ってたしか死んだら神の元に行くから、大切な人が死んだら身近で守護霊になってくれてる、というような感じ方にはならないからなのかな。
宗教と絡めた話も面白かったし、あまりにも整い過ぎている地球環境に神の意志を感じるっていうのもわたしも何となく思ってることが書いてあって宇宙の不思議神の不思議を考えた
