
きらた
@kirata
2026年3月6日
五色の殺人者
千田理緒
読み終わった
高齢者介護施設·あずき荘で施設利用者の姫野が死んでいるのが発見された
はじめは事故かと思われていたのだが‥
介護施設での殺人かぁ‥と何となく手を出しあぐねていたのですが、調べてみたら「介護大変‥」との話では無さそうだったので、ペラリと最初を読んでから(受賞の言葉)購入に踏み切りました
最後に掲載されている選評も興味深く目を通しました
内容
舞台となる介護施設は小規模型の施設で、基本的には日帰り施設だが、利用者の状況に応じて短期の宿泊や訪問介護が利用出来るとの形態
主人公のメイは、転職をして働き始めた新米介護士
初めて対応した救急搬送がまさか殺人事件だったとは、と戸惑いながらも、警察に協力し、業務を続ける中、利用者や同僚との会話で上がる事件の事
同僚が気にするのはある利用者の家族(男)
同僚は彼に掛けられた疑惑を何とかして取り除きたいらしく、一緒に事件を探ってみないかと持ちかけてくる
仕方なく手を貸すことにしたメイ
犯人を目撃者した人物は複数いるのだが、犯人の服の色が「赤・緑・白・黒・青」と異なっている
タイトルにもなっているこの謎を解くのが核っぽくあるのだが‥
読みながら所々で感じた違和感(納まりの悪さ?)が、意味ある事(伏線?)だったとわかる作品は読んでいてホント楽しいですね!
道中ざわざわしていた感情すらも、作者の掌コーロコロだったとの事実に愕然としながらも嬉しくてたまらない(ミステリ好きあるある)
爽やかで心地良い良い終わり方なのもめっちゃ良いし、最後はあははと笑いそうにもなりました
まさかこんなに爽やかに締める作品だとは思ってなかったので、良い意味で裏切られた感じ
なんで文庫化されてないんだろうねぇ



