
活字畑でつかまえて
@catcher-in-the-eye
2026年3月9日
シャイニング 下
スティーヴン・キング,
深町眞理子
読み終わった
なんと
村上春樹作品でおなじみの壁抜けが出てくる。
クールなきゅうりという比喩も出てくる。
イメージの奔流、
シンボルの奔流が怒涛すぎて
ついていけないくらいすごい。
なるほどなぁ
父権的なるものが燃やし尽くされてしまうということか。
ジャックが管理人(支配する•目を光らせる•掌握する)という設定も良くできている。
ほんと完璧といって差し支えない物語だけど
あえてダメ出しをするなら
上巻の後半でジャックがホテルの地下室で読み耽った謎の億万長者ダーウェントの人物像が下巻でもっと広がるとよかったな。
仮面舞踏会よりもっといかがわしく欲にまみれた
酒池肉林の醜態と血生臭い事件のオンパレードで
ダーウェントがジェフリー•エプスタインのような人物ならもっと面白かった。
でもそうなると
ダニーが幼すぎてあまりにも刺激が強すぎるんだけど。
でも傑作。
それなのになぜか他のキングの作品は
もう読まなくてもいいかなと思ってしまうのは
何故だろう?