
さえ
@sae202508
2026年3月7日

眠る魚
坂東眞砂子
読み終わった
図書館で借りた
死国、原作も映画も大好き。坂東眞砂子かぁ、久々に読みますか、と借りて来た。
絶筆の未完の作品でした。
知らずにもう残り少ないのに、終わるのか?これ?と思いながら読んでしまった。
なんとも続きが気になります。
この先、ネタバレになってしまうかも。
そういうの、知りたく無い!って人はここまででお願いします。
とはいえ、このお話はホラーでは無い…感じです。
バヌアツに住む独身女性が、東日本大震災後に亡くなった父親の葬儀と後始末のために被災地である実家に戻る。
原発の事故のセシウムがーと気にしながら帰って来たのに、実家の近くに嫁に行った姉も、叔母もそんな、何年も前の話よ?と笑う。
放射能汚染を気にする彼女はもやもやしながら、ネットの嘘か真がわからない情報が気になる。でも自分でも嘘か真かと思ってるから強く言えない。ひたすらもやもや。
ただ、この地域ではやたらと死ぬ人が多いと。
でも死因は病気だけではなく、事故も多い。
そして死んだ人はアオイロコという、青く光る事があるという話まで。
放射能汚染?それとも地域の病気?祟り?と全てが怖くなって来た時に本人も舌癌が分かる。
癌は昨日今日いきなり出る物でも無い。帰って来たせいでも無いのは分かってるけど…と悩む。
その手術が迫って来た辺りで話は終わってしまいます。
バヌアツに帰るつもりだった彼女はどうなるさだめだったのか。
作者自身も舌癌で亡くなってるけど、余命宣告後に高知に帰って亡くなった事を思えば主人公も手術を終えて、バヌアツに帰ったのだと思おう。
あくまで私の想像。