

さえ
@sae202508
基本的にホラー大好き!だけど、ミステリやグルメの小説も好きなので、図書館で色々借りてます。好きに買ってたら金銭的にも家の中的にも逼迫するので…。
- 2026年3月26日
たそがれ大食堂坂井希久子読み終わった図書館で借りた何気に借りたけど、後から居酒屋ぜんやシリーズの作者さんだったと気付きました。 同じ人のものは目に入りやすいのか。 こちらは現代劇で、前に読んだ幸腹な百貨店を思わせる内容。 ただ、あちらは催事に関して、だったのに対してこちらは百貨店の屋上にあるレストラン。 主人公はシングルマザーで百貨店勤務のアラフォー女性。 元居た部署でやらかしがあり、左遷まがいに大食堂への異動となったばかり。 飲食の経験ゼロなのに、いきなりマネージャとして右肩下がりの大食堂の管理を任されてしまう。 いじめられたりはないけど、焦りだけがつのる中、新たな料理長に怖そう、厳しそう、嫌味の3点揃ったおばさん登場。 周りとも上手くやってくれるとは思えない新料理長に戸惑うが、やがて目指す道が見えてくる。 懐かしのメニューの数々、リニューアルして人を呼べるか、な内容ですがオムライス、ナポリタン、プリン、クリームソーダがなんとも美味しそう。 食べたくなっちゃうので、注意が必要ですが、軽快でテンポ良く話は進むので読みやすい。 ぜんやとは違ってサクセスストーリーなので楽しく読めました。 あ、ぜんやはミステリー要素があるので、というだけでぜんやが楽しくないということでは無いです! - 2026年3月12日
深夜カフェ・ポラリス秋川滝美読み終わった図書館で借りたこの先生のお話は居酒屋ぼったくりで知りました。その他ひとり旅シリーズや、幸腹な百貨店シリーズと単品の作品も見つけたらちょこちょこ読んでるので、久々に読んでないのを見つけて借りて来た。 いつも美味しそうな食事と、一生懸命生きる人達がテーマになっていて、読んでて笑顔になれる。 ポラリスは女性が1人、深夜営業している喫茶店。お酒もあるけど、定食や簡単なメニューも出してくれる。 お話は単話完結形式で、毎回お客さんが主人公。 病院のすぐ近くのコンビニに入ったものの、うーん、となった人がふと横のビルにある黒板型の立看板に気付いてふらりと入ってしまう。 元気いっぱいの女主人明里は勘のいい人で、何も言われなくてもその人の悩みを嗅ぎ取って美味しいご飯と持ち前の元気で癒してくれる。 こんな店あったら良いのにの典型。 でも開始が夜10時からなので、そんな時間に夜食を外で、とは中々ならないから難しいけど、行ってみたいお店です。 ご飯を食べ損ねた人のための店、を自認するポラリス。 秋川先生の美味しそうなご飯は最高です。 - 2026年3月8日
読み終わった図書館で借りた平和そうだな、と借りたのですが、とても面白かった。 50の年にして旦那と卒婚を希望してまずは一人暮らしをしようと家を出た久住利恵。 賄い付きの下宿屋猫目荘に入居。 看板猫のボタンが可愛いし、大家2人が住み込みだがめっぽう優しく良い人たち。 他の住人と仲良くなれるかとの不安も少しずつほぐれていく。 猫目荘の住人達と関わっていく中で、自分の卒婚に対する思い、息子が選んだ新しい生き方に向き合って行くお話でした。 この話は、美味しいご飯とちょっとしたストーリーという訳ではなくて、美味しいご飯は出てくるけど、メインは結婚というものについて。 主人公は普通に結婚し、子供を産んで、公務員の仕事は続けてずっと共働きだけど家事育児はほぼワンオペのお母さんとして生きてきた。 私も年が近くて、来年50になりますが、独身子無しを貫いてしまったので、正直最初はどんだけ古いんだこの主人公、と呆れたしちょっと嫌だなこういうおばさん。と思いながらも周りの人達には共感出来たので読み続けました。 しかし周りとの関わりで、考えも柔軟に変わっていくのを見ていると、人はそれぞれ自分の生きて来た中での「普通」からは中々抜け出せないのに、この主人公は抜け出して、新しい考えを真摯に見つめて偉いなと思えました。 続編もあるようなので、見つけたら読んでみたい。 どうやら続編は違う人が主人公となるらしいので、久住さんのお話はここまでのようです。 読切だと読みやすいのもあるので、良い言い方では無いかも知れませんが、軽く読めます。 意外に内容は重いけど、重すぎず明るい未来を感じられて良いと思いました。 - 2026年3月7日
眠る魚坂東眞砂子読み終わった図書館で借りた死国、原作も映画も大好き。坂東眞砂子かぁ、久々に読みますか、と借りて来た。 絶筆の未完の作品でした。 知らずにもう残り少ないのに、終わるのか?これ?と思いながら読んでしまった。 なんとも続きが気になります。 この先、ネタバレになってしまうかも。 そういうの、知りたく無い!って人はここまででお願いします。 とはいえ、このお話はホラーでは無い…感じです。 バヌアツに住む独身女性が、東日本大震災後に亡くなった父親の葬儀と後始末のために被災地である実家に戻る。 原発の事故のセシウムがーと気にしながら帰って来たのに、実家の近くに嫁に行った姉も、叔母もそんな、何年も前の話よ?と笑う。 放射能汚染を気にする彼女はもやもやしながら、ネットの嘘か真がわからない情報が気になる。でも自分でも嘘か真かと思ってるから強く言えない。ひたすらもやもや。 ただ、この地域ではやたらと死ぬ人が多いと。 でも死因は病気だけではなく、事故も多い。 そして死んだ人はアオイロコという、青く光る事があるという話まで。 放射能汚染?それとも地域の病気?祟り?と全てが怖くなって来た時に本人も舌癌が分かる。 癌は昨日今日いきなり出る物でも無い。帰って来たせいでも無いのは分かってるけど…と悩む。 その手術が迫って来た辺りで話は終わってしまいます。 バヌアツに帰るつもりだった彼女はどうなるさだめだったのか。 作者自身も舌癌で亡くなってるけど、余命宣告後に高知に帰って亡くなった事を思えば主人公も手術を終えて、バヌアツに帰ったのだと思おう。 あくまで私の想像。 - 2026年3月1日
読み終わった図書館で借りた前にカエル男の話読んだな、と思って借りてみました。 犬飼刑事のお話だけど、小手川刑事も知ってる気がする。多分カエル男に出てた…気がする。かなり前に読んだので怪しいけど。 初めに人畜無害そのものの様な女性が殺害された。あまり世間と関わるタイプでは無いので、怨恨は考え難い。しかし絞殺の上全ての臓器を抜き取られた状態で発見。 すぐに操作が開始されたが手掛かりが無さすぎて手詰まりの中、次も女性が殺され、やはり臓器が抜き取られてる。 更に切り裂きジャックの再来と宣言する犯行声明が出る。 この2人に共通点が見つかってから捜査は進むものの、立ちはだかる壁も多い。 ジャックの目的とは? この作者さんは犯人が二転三転するのが特徴なので、容疑者が絞り込まれても安心できない。なんなら逮捕されてもまだ反転する笑 本当の犯人が調書を取って、仕上がるまでが事件です。 この作家さんのお話を久々に読んだけど、はらはら感も、障害を潜り抜けて行く捜査の動きも読んでて止まらなくなりました。 - 2026年2月23日
幸せの国殺人事件矢樹純読み終わった図書館で借りた主人公は3人の中学生。男子2人と紅一点。 オンラインゲームから仲良くなった3人の内1人が、ある日パソコンにこんな動画があった、と女性が暴漢に襲われるような短い動画を見せて来る。 AIか、短編映画として撮影した物だろうと皆思うが、その舞台が3人が大好きだったすでに閉鎖された古い遊園地の一角であると気付いてから気になった3人は調べ始める。 パソコンは貰った物で、持ち主は気付かず渡したようだけど、年上でちょっと怖いところもあるお兄さん。その周辺からコソコソ探しはするものの、中学生の行動範囲で四苦八苦するハメに。 ジュブナイルのようでいて、矢樹先生なのでただの子供の冒険譚では終わってなかった。 とはいえ、残虐なシーンや怖い幽霊なんかは出てこない。 起こり得る範疇の怖さも新鮮でした。 ところどころに仕込んであるオンラインゲームの登場人物の話は思わず読み返しました。 - 2026年2月12日
切り裂き魔ゴーレムピーター・アクロイド読み終わった図書館で借りたこの話は映画のDVDを先に観たんです。 衝撃を受けたので、これは原作があるの?読まなきゃ!と探したらあるもんだ、図書館。 面白かったら買おうとまで思ったけど、映画で先を知ってしまってたもので、そこまでハマらなかった…。 海外小説はダルい人は是非映画見てほしい。 時代は切り裂きジャックが出る数年前、ライムハウスというスラム街で連続殺人が起きる。 ジャックのオマージュ的な話なので殺され方が似てます。わざとです。 先に2人の娼婦、次にユダヤ人の学者、そして4人家族とそこのメイドの5人が。この連続殺人を追う警察。そこに劇作家の不審死まで。 劇作家は金持ちで、嫁とメイドと3人で暮らしていた。メイドが嫁が毒殺したと仄めかしたところから、一見自殺に見せかけた毒殺か?となる。 連続殺人犯は自らゴーレムとサインを残していたので、そのゴーレムを追う警察は、更に毒殺事件まで追わなくてはいけなくなった。 が、調べていくと、この事件…もしや繋がっているのでは?という疑いが。 嫁は夫を毒殺したのか?してないのか? 夫を殺したのは夫婦の不仲?実は夫はゴーレムで、それを知った嫁が毒殺したのか? 夫はゴーレムで、捕まる事を恐れて自殺したのかも? 嫁は有罪か無罪か、夫はゴーレムなのか否か? 謎が謎を呼び、全てを知るのは嫁。 嫁は決定的な事は言わない。ただ、自分は無罪だ、夫を殺してはいないとだけ。 それは真実か? 八方塞がりの謎の中、警部が見つけた真実。 原作では事件記録のように書かれているので、自分で話を組み立てていかないといけないから、映画の方が正直面白かった。 リズ役の女優さんがめちゃくちゃいい味出してる。 初めに映画レンタルした時はどうせB級映画だろうけど、まぁ、たまにはそんなのも観たい。くらいだった。タイトルがライムハウスゴーレム。もう、きっとしょうもない化け物映画だろうと思いながらたまにそんなのも観たいので借りたのだが全然違う。 良質なミステリーだった。 最後の畳み掛けの謎証し、処刑される犯人、ずっと腹立つ女だったメイドがその後自殺。 最後に高らかに「またもや出ました!」 色々圧巻です。 - 2026年1月11日
消人屋敷の殺人深木章子読み終わった図書館で借りた図書館でふと目に付いて、何と無く借りた。タイトル的に館形のクローズドサークルかな、と思ってたらそういうの好物なので、読みたいじゃない。と。 個人的にはこの本、タイトル変えたらもっと人目に留まりそうなんですが…。 消人屋敷…失礼を承知ですが、ちょっとダサいなぁと。 この作者さんが好きとか無いと、買おうと思わない気がする。 内容はある県の海っぺりにある消人屋敷、江戸後期に建てられた由緒正しい立派な日本家屋だが、明治に地元有力者が手に入れてからその名のとおり人が消えている。 しかも明治の頃に20人もの人間が消えた事件というのがあって、人里離れた崖っぷちに建つこの屋敷は持ち主以外ほぼ誰も近寄らない。 その消人屋敷に行方不明の弟を探す新城と兄を探す幸田の2人が謎の招待状を頼りに訪れる。 行方不明の2人は今話題の覆面ラノベ作家では無いかと探していた2人。 その覆面作家が消人屋敷にて執筆をしてると分かったので、何故か招待されたのだからきっとそうだと期待して向かったが、屋敷にはその作家に執筆を依頼したい別会社の編集者も来ていて、皆招待状を貰ったという。 だが、当の作家はそんな物は出してないときっぱり言われた上に1人だけ出てきた作家を名乗る人物は2人の兄弟では無い。残りの1人は女性だという。 何故招待状が来たのかも分からず、帰ろうとしていた矢先に雨で地盤が緩んでいたのか土砂崩れが起きて帰るに帰れなくなってしまう。 そして起こる事件。 この作家さんの他の作品を未読なので、何とも言えないのですが、作品の最後の畳み掛けが来るまで、文章といい、話の流れといい、何だかラノベレベルで、正直あんまり面白いとは言い難い。 各人の人間性も感情もよく分からないし、パニック起こしてる人が多くて細かい事に目が行かない状態の人の独白なので、状況が分かりづらい。 ただ、最後まで見たらそういう事か、となるけど。 なるけど、その持って行き方だと作り込みが甘いなぁと思ってしまった。京極夏彦の狂骨の夢読んでから出直しなさいと言いたくなる。 分かる人にはこれで分かってしまうかもだけど、狂骨の夢読んだ人にはお勧め出来ないです。 ラノベレベルだな、と思われてお仕舞いだと思うので。 最初は作家さんが若いのかと思ったのですが、60過ぎてから老後の楽しみとして執筆されてたと言うので、そういう訳でも無かった。 - 2026年1月10日
料理侍和田はつ子読み終わった図書館で借りた塩梅屋季蔵シリーズ。大好きなシリーズです。 ちょこちょこ見つけたら借りてるのですが、まぁ図書館なので全部きっちり揃ってる訳でも無いので、飛ばしてる刊もあります。 基本的には一冊で完結するタイプなので大丈夫なのですが、過去の話で出てきた人が出て来ると軽くその時の事件について触れられるので軽くネタバレされながら読んでます笑 お正月なので時代物を読もうの第二弾で借りてきました。 今回は熟柿の件でよく出て来る太郎兵衛長屋に住み着いた浪人が人々に手料理を振る舞っているという話があり、へぇと思っていたらその浪人が自分を雇ってくれないかと塩梅屋に訪れる。 その頃、何故か変装をしていたと思われる男性が河岸で遺体で見つかり、何故か握っていた芹を元に季蔵が事件を探り始める。 しかしその後有名な読み本作家の家で嫁と版元が殺されて、本人は行方不明となったり、近所の家に泥棒が入ったりと次々に事件が起きる。 連鎖していく事件の間にも料理の依頼が入る。 今回はイカ三昧や春を題材にした料理が沢山で美味しそうです。 お奉行の隠密をしてる季蔵の活躍もありながら、毎回おき玖と三吉と考え出す料理が美味しそうだし、レシピアリなのでどういう料理か分かりやすくて楽しいです。 悲しい事件の間にもほっこり嬉しい事もありながらの江戸の町人譚。 やわらかな文章がとても話を読みやすくしてくれています。 細かな説明も入るので、毎回江戸の暮らしを教えて貰っている気分になります。 - 2026年1月8日
宿で死ぬ朝宮運河読み終わった図書館で借りた旅先での怪談…大好物です。 ただ、こういうオムニバスはたくさん読んでるもので、たまに読んだかどうだか忘れてしまうので、足跡残したい。 遠藤周作先生野3つの幽霊…3回は読んでる笑 しかしこれは他はほぼ初だったので儲け物。坂東眞砂子先生の残り火も読んだかな。 もしかしたらすっかり忘れてただけかも。 残り火はずぅっと亭主関白な旦那に黙って従ってた奥さんの反抗。これはインパクト強い。坂東眞砂子先生野作品はインパクトが凄い。だから好きだったんだけど…。子猫殺しで話題になってしまって、その後亡くなられて残念です。実際には殺してまではいなかったようですが。 個人的にはもっと旅を伴った話が読みたかったけど、旅というよりホテルでの怪異譚集という感じでした。 リゾートバイトした大学生達が自業自得の怪異に遭う小池壮彦先生の封印された旧館なんかは如何にも現代っぽくてありそうな感じが良かったです。 - 2026年1月4日
invert II 覗き窓の死角相沢沙呼読み終わった図書館で借りた三作目、読了。 お話は大きく2つ。同級生の夏の避暑用別荘にこっそり忍び込んでた主人公は、たまたま来たらしい同級生の母に見つかり、慌てて逃げようにも逃げられず、揉み合ってる内に、母らしき女性を刺してしまった?血塗れの包丁を慌てて捨てて、どうしようと途方にくれていたら、気せずして降り出した土砂降り雨に車が故障して動けなくなった美人のお姉さん2人が雨宿りさせて欲しいと訊ねてきて。 翡翠と真ちゃんの美人2人組に慌てふためきながら、何とか乗り切ろうとする主人公がコミカルに、でもその背後には殺人事件、というどうなる主人公!?なお話。 想像通りの展開ながら最後はそう来るか!があって楽しかった。 二作目はたまたま知り合ったモデル級の美人、そして同じミステリファンの最高の友達になれそうな予感のお嬢様を自分のしでかす殺人事件のアリバイ証明にしょうと企む写真家の女性が主人公。 ただの美人のミステリファンのお嬢様なら良かったけど、それが翡翠だったばっかりに大変な事に。 しかし翡翠でも写真家の嘘のアリバイ、トリックを証明するのは至難の業。 犯人なのは分かってる。だが、どうやってそれを証明するか。読んでてもさっぱり分からなかったトリックを打ち破ったキッカケが凄かった。 そこから怒涛の展開でした。 倒叙的な作品って、どうしても色んな意味でイラついてしまいます、私は。 何せ犯人が主人公なんだから、犯人は分かってる。あの手この手でトリックが張り巡らされていて、中々本丸に辿り着けず、でも大体最後にスパッと探偵にバラされてしまう。 あーあ、逃げきれなかった、とそりゃそうなんですが、毎回何かちょっと悔しい。 昔読んだのであまり憶えてないのですが、横溝正史大好きで、探偵といえば金田一耕助な私は、金田一作品全て読んでしまって、更に大物の江戸川乱歩に手を出したんです。 しかし、明智小五郎のシュッとした感じがどうにも苦手で、金田一のよれよれ感が良い…と思ってしまって、出来るだけ明智作品を避けて読もうとした事があります。 その中で影男…だったと思うのですが、これが犯人主人公作品で、やっぱり影男に逃げ切って欲しい。後もう数頁でこの本は終わる…逃げ切れるのか!影男!と思ってたらその最後の数頁でいきなり明智小五郎が出てきてその数頁で犯人を糾弾し捕まってしまった…いや、明智ならそう言えよ!!とショックを受けた。通常探偵出て来るなら、どっかしらに名前がちょいちょい出て来るので、パラパラと見て、名前出てこない!イケる!と思ったら…だったので何だかすごくがっかりした思い出笑 やっぱり明智小五郎は苦手です。 閑話休題 今回の翡翠は友人になれると思った人が犯人で流石に可哀想ですが、真ちゃんとの絆がよりはっきりしっかりした作品でした。 まだ続きありそう?な感じで終わりましたね。 楽しみだけど、毎回これだと私は結構削られるので、続きを見つけても時間を空けて読みたいかも笑 - 2026年1月3日
ちびねこ亭の思い出ごはん高橋由太気になる読みたい - 2026年1月3日
本所深川ふしぎ草紙宮部みゆき読み終わった図書館で借りたお正月は時代物を読みたくなる。軽く読めるのも良いかな、と思って探して見つけたのが宮部みゆき先生。 女性の作家さんでは宮部みゆき、藤木凛、小野不由美先生が私の中での3大先生なのです。 去年も百物語シリーズの事始めを借りて、やっぱり素晴らしいと思ったのですが、図書館には揃ってない上にデカい本なので買うと置き場が無くて今は止まってます。 本気でデカい本棚買おうかと…。 まぁそれはともかく、この本は短編集で、全7話。 1話ずつ主人公も違うし、話もつながらない完全読み切り集。 ただし、回向院の茂七親分という十手持ちが必ず登場して主人公達を助けてくれる。 最初から居てくれる場合もあれば、困っている主人公がもうダメだ!という場面にひょいと現れて助けてくれたり。 もう、キタキタ!となる正義のヒーロー。50代のオヤジが素敵です。 短編集ですが、全て完成度の高いミステリー。 夜道の帰りに殺された大店の旦那。その犯人は実の娘?そんなわけない!と頑張る青年が主人公の片葉の芦。 幼いながらお嬢様付きの奉公をしてる娘がお嬢様命令で夜中に遠くの回向院までお百度参りをさせられるけど、その度に謎の提灯が付いて来る送り提灯。 亡くなった亭主に想いを断ち切れない、赤子を抱えた若い妻が亭主に会いたくて探しに行く置いてけ堀。 悲しい過去があっても、辛い想いをしていても、最後には柔らかく笑顔になれる。 ちゃんと茂七旦那が皆を助けるハッピーエンドなので、バッドエンドは嫌、と言う方に特にお勧め。 数時間で読んでしまいましたが、次々!とどんどん読みたくて止まらないのです。 シリーズあるなら、また読みたい。 - 2026年1月2日
invert 城塚翡翠倒叙集相沢沙呼読み終わった図書館で借りた続編です。図書館で、更にこの続きもあったので年末年始に、と思って借りました。 お話自体も前回の後、となってました。 またもや面倒な犯人をじわじわ追い詰めてました。ITを駆使してこのアリバイは崩せまい! 小学校教師が最低な人間を追い詰めて殺して何が悪い! 自分勝手な元警察官の探偵が、過去の知識を駆使しての犯行で警察の手法では俺は捕まえられない! 犯人達目線で進む話、犯人は分かってるのに逮捕が難しい中で翡翠の見えない動きが見事です。 本格では無いので、ただただそうくるか!の連続が面白い。 少々可愛いところで、犯人からしたら腹立つだろうなーと笑えるような、犯人目線の文なので、読んでるこちらも一緒に腹立つような…。 翡翠には普通にイラつくのですが、真ちゃんがいてくれるお陰で読めます。 男性作者さんの書く女性ってたまに、いねーよそんな女、って思うのがいる。翡翠は典型なのですが、真ちゃんがその不自然さをフォローするというか、別に作者は女性を勘違いして無いですよって表してくれてて、安心できる。嫌な気分のままでは無くなるので助かります。 続きも楽しみ。 - 2025年12月31日
マザー・マーダー矢樹純読み終わった図書館で借りたある集落の●と同じ作りの短編集でした。 共通するキャラ、その周辺の人が主人公の短編を積み上げて、最後に中心人物の真に迫る。 かなり精密なトリックが潜んでいるのであまりあらすじを語れないのが悔しいくらい楽しかったです。 全編に関わるのが母という単語。主人公達は誰かしらの母で、それぞれの子に対しての想いがある。 1グループだけ、横から関わっただけでしたが、全てが重要な役所になっていく。 自分の子を守りたい母、愛して育てたつもりが手酷く裏切られた母、最初から全てが歪んでいた母。 流石の完成度で、集約していくにつれてのめり込んでしまいました。 けしてハッピーエンドでは無いのですが、もやもやが残る事は無かったです。…あくまで個人の感想ですが。 - 2025年12月28日
英国クリスマス幽霊譚傑作集ほか,チャールズ・ディケンズ,チャールズ・ディケンズほか,夏来健次図書館で借りたクリスマスだから、と思って借りたけど、食堂のおばちゃんに押されて遅くなりました笑 全編ビクトリア朝時代のお話が、いかにも英国のクリスマスって感じで面白く読めました。 トップはディケンズだけど、他12人の作家さんの短編集。 時期がクリスマスってだけで内容にはあまり関係ないなぁ、というのが正直な感想。 ディケンズだけは思い切りクリスマスでしたが、その他はあまり関係ない。鋼の鏡、あるいは聖夜の夢というのだけはクリスマスが重要ではありましたが。 この中では胡桃邸の幽霊という話が唯一ほっこりする最後でよかった。外国作品はミステリーはよく見るのですが、ホラーはあまり読んで無いので、この作家陣が有名なのか良く分からない。 ホラーだと、やはり文化が大きく関わるので、正直外国作品は怖くないんですよ。 映画シャイニングで双子が並んで立ってたからって別に日本人は怖く感じない様に、向こうの禁忌を知らない、知っても怖くない、というのが引っかかってしまって。 ただ、暗く冷たいクリスマスの話というのもオツなものだなぁ、と。 現代日本の東京よりも、遥かに雪深く自然の脅威の寒さの中でのクリスマス、暖炉と燭台の灯りだけの夜、暖かい描写なのに冷たい空気感。 そういう物を楽しめました。 - 2025年12月20日
琴子は着物の夢を見るほしおさなえ読み終わった図書館で借りた大好きなほしおさなえさん。 今度は着物の記憶が見えてしまう琴子がリユース着物の査定で出会う着物に惹かれて、その物語を見て行くお話。 もはや持ち主も亡くなられて久しいその着物は、昔の女学生が着ていた椿の柄の普段着。それと共にあった昔の少女雑誌。たった一冊だけ残っていたその本と着物が気になって…という持ち主のお孫さん。 普段全く本を読まなかったというお婆さん、単に昔は好きだっただけでは?と思いながらもその着物に感じるものがあった琴子は着物店の店長の柿彦と共に少しずつその謎を探って行く。 柔らかくて、優しくて、少し泣いてしまうけど、ほっこりする。 いつもほんのりあたたかい文章がとても好きです。 - 2025年12月19日
屍人荘の殺人今村昌弘読み終わった図書館で借りた賞を取った時になんだかやたら話題だったなぁ、と気になってた。表紙の絵、凄く好きです。アナザーや霊媒探偵とか、ちらちら見かける。リアリティ無いくらいの美少女の絵、綺麗です。 本の文頭に今まで無い様なミステリーを書いてやる!と思って書いた、とあったので何が起こるのかと思ったら…まさかのタイプだった。 一歩間違ったらハイパーなB級になってしまう。結構ギリ、な感じがする。 書いてる人の年齢関係無く、書き始めの人らしい悪く言えば幼稚な印象もあるのですが、その分の熱意も強い。 パニックホラーとミステリーを混ぜるな危険な感じに混ぜてるように思った。 表紙の感じからして、もう少し大人しい話かと思っていたけど、ぶん回しで想像を裏切ってくる。 アリです!とだけ言いたい。 - 2025年12月10日
残星を抱く矢樹純借りてきた読み終わった正直、読み始めは主人公の女性が嫌で、こういう女マジで嫌いなんだよなーあぁちょっと嫌なの引いたかもと思いながら読んだのですが、中盤くらいからめっちゃ引き込まれました。 夫婦と娘1人、平和な当たり前の日常を過ごしていた彼女は、娘と遊びに行った帰りに煽り運転の輩に絡まれ、怖い思いをしたが、なんとか帰宅。だがその件を夫に話すか迷っている内に、過去の事件が突然目の前に顔を出す。 迷い、混乱する彼女は少しずつ自分でも調べていく内に思いもよらない現実を目の当たりにしていく。 最初は腹立つわーと思っていたけど、いつの間にかめっちゃ応援しながら読んでしまった。 矢樹先生の本はやはりハズレ無しかも知れない。 後半はかなりドキドキのサスペンスでした。 - 2025年12月7日
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