
きらた
@kirata
2026年3月8日
invert II 覗き窓の死角
相沢沙呼
読み終わった
ちょっと驚くよね、この帯
〘さようなら、城塚さん。〙て!!!
別荘が舞台の2編を収録した、城塚翡翠シリーズ第3作です
「生者の言伝」
嵐の中、辿り着いた山荘には犯罪者が潜んでいた…
ライトな文体に惑わされますが、その実かなり闇深い内容
翡翠に会えてなかったら、と思うと背筋が冷えます
事件の有無に拘らず、彼が進もうとしていた道を思うと‥‥
ホント、翡翠に会えて良かった(´;ω;`)ブワッ
「覗き窓の死角」
犯人がアリバイ証人として仕立て上げたのは城塚翡翠だった…
中編‥と言うか、ページ数的には1冊に出来る長さの作品
「生者」と比べると、こちらの方がより正統派の倒叙作品なのかな、と感じました
探偵対犯人の形が明確化されていて、尚且つそこに友情とのスパイスが加わり、非情になり切れない城塚翡翠との珍しい姿に読者の感情が揺さぶられるのがこの2話目
他者を翻弄する姿ばかりを見せてきた城塚翡翠が、今作では自身の中から湧き上がる感情に揺れ動いている
ミステリ作品としては、やはり、シリーズ1作目が凄すぎて、3作目となった今も1作目を超える話は無いと感じてますが、今作の2話目「覗き窓〜」は城塚翡翠に対する興味を、シリーズ作品に更なる深みを与えている作品に思えました
城塚翡翠のなりたちが垣間見える
過去や逃れられない(!?)縛りみたいなものの一端
いい感じに読者の好奇心を突いてきます(*´艸`*)




