
昼寝ねこ
@hiruneko
2026年3月9日
七つの海を照らす星
七河迦南
かつて読んだ
鮎川哲也賞受賞作。児童養護施設を舞台にした推理短編集で施設の保育士である北沢春菜が、児童たちが巻き込まれた謎に直面する。各短編にドンデン返しの結末があるがパズルのような謎解き。そして最後にそれまでの謎のすべてが含まれた大きな謎が明かされる。良くできたストーリーだと思うが、どこか作為的で作り物のようにも感じてしまい途中で飽きてしまった。特に最終章は驚愕ではあるが物語として面白いかというとやや疑問符。児童虐待の場面や福祉行政に対する問題提起はリアルなので自分としてはむしろそちらをメインにして欲しかった。
