
浮舟
@ukibune_1991
1900年1月1日
眠れる美女
川端康成
かつて読んだ
老人と美女、死にゆく者と生命の輝きを放つ者。
老人は美女に触れる事で生の交流、生の旋律を味わい生の回復に至る。
美女の放つ生命に老人は跪き祈る。
そのあまりの生の奔流から支配と破壊衝動に駆られてしまう。しかし、なにもしない。
これは生に嫉妬しながら生に焦がれ支配と破壊する事で自身の老いを否定する感覚だろう。
眠れる美女は生と死、美と醜、虚無と破壊から対比を描き、人間の性と倫理から起こる背徳感という業を描いた作品となっている。
まさに絵画的な芸術作品。