ゆう "ジェイン・エア 下" 2026年3月10日

ゆう
ゆう
@fleurs_wisteria
2026年3月10日
ジェイン・エア 下
ジェイン・エア 下
シャーロット・ブロンテ,
河島弘美
好き度☆☆☆☆ おすすめ度☆☆☆☆☆ 終盤は先の展開が気になってすごい勢いで読んでしまった(200ページくらい一気に読んだ)! こんなに夢中になって読んだの久しぶりかも 大筋だけ見ればかなりロマンティックな物語……に見えるが実際はものすごく骨太だった 神の意思を騙ってまで(←怒られそうだけど、こう言いたくもなる)服従させようとする男に対してさえも鉄の意志で抜け出し、自分の意思で自分の道を決め切る強い女、ジェイン 発表当時としては相当先進的な展開だったのだろうな ”感情的な男”vs”理性的な女”を書き上げたあとで”理性的すぎる男”vs”理性的な女”も見せきるの本当にすごい そしてこの”理性的な女”を説得力をもって描ききるために上巻の執拗とも言えるほどの幼少期の描写が必要だったんだなと、上巻の感想でも少し書いたけど改めてそう思った ジェインの自己肯定感の低さとそれによる他者からの扱いに対する認識、これ今で言うところの虐待サバイバーがDV被害者になる道を自分から選んでしまったりする心理っぽい………… これが19世紀の女性が書いた文学なのか……と思うと同時に、もちろん時代を反映した人間関係も生まれては消えていっているはずだけど、普遍的なものもよかれ悪しかれあるんだなあ……と思った 人間って変わらないなあ…… (これが階級社会なのか……!!)と思わせられるシーンもあり、一方で(階級意識とこの認識が両立するのが不思議だ……)と感じたシーンもあり 興味深かった 全体通してとてもおもしろかったんだけど、個人的にセント・ジョンにだいぶイラついてしまって自分の無理なタイプがわかった笑
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