
きらた
@kirata
2026年3月12日
セント・アガサが揺れた夜
ジル・ペイトン・ウォルシュ,
猪俣美江子
読み終わった
海外ミステリ
〜“彼”の死は、セント・アガサに伝わる悪弊での事故死だと思われていた〜
存続の危機にさらされた演劇クラブに手を差し伸べる者がいた
しかし提示された条件は、マーティン・モトルを主演に据え『ハムレット』を公演すること
素人同然のモトルの演技に辟易しながらも、通常では使われない〈粗悪な四つ折本〉版を使い練習を重ねるメンバーたち
そして公演日
ハムレット公演中に、モトルは舞台上で過去の事故が故意に起こされたと思わせるような行動を起こした
驚きどよめく観客たち
彼の死は事故ではなかったのか?
イモージェン・クワイシリーズ最終巻(4作目)
シリーズ最終巻にあたる本作は、ふたたび舞台を大学内に戻した話となっています
派手さはない作品ですが、シェークスピア談義や河川での水上生活者の様子など、興味深く読める内容が散りばめられていて読み応えはあり
事件自体は蒸し返すべなかではなかったのだなぁと私は感じた
なんていうか‥やり切れない
しかしそれを経た物語の終わりには奥深い余韻が漂う
不思議な読み心地の最終巻だった
最終巻だとわかって読んでいたからかも知れないが、達観とか静謐とか‥諦観?
様々なものを飲み込んだ上の静けさみたいな雰囲気を感じました
気のせいかも知れないけどね‥ฅ(◜ﻌ◝ฅ; )


