
まみ
@ma-min
2026年3月12日
あわのまにまに
吉川トリコ
読み終わった
吉川トリコさん初読み。めっちゃ好きやった!ある家族を中心にして、2029年から各章ごとに視点を変えて10年ずつ遡り、1979年で終わる。第1章ではちょっと複雑な形をした家族やな…?とは思うものの、ひとまず読み進める。徐々にその違和感は強くなっていきある秘密にたどり着いたとき、ぱちんと何かが弾けるようにそれまでのシーンが蘇った。
ただ大切な人のそばにいるために、並大抵の決意ではできないような選択をしてきた人たち。
特に杏一郎といのりのエピソードが本当に切なくて、読み終わってすべての秘密が明らかになるとより一層その切なさが増した。
時代が遡っていくような構成だからサスペンス的な面白さがあってどんどん読み進められたけど、最後のほうはかなり人物関係が頭の中でごちゃごちゃしてきたから読み終わってから相関図を書いて整理した笑
あまり読み返したりしないほうやけど、気になる点があったので軽く読み返すと、最初のほうで出てきた人が実はこの人だったのか!とか、このシーンやセリフはそういう意味だったのか…!という驚きがあって二度楽しめる小説だった!
江國香織さんの解説も良かった。


