
まみ
@ma-min
エンタメ小説、純文学、短歌、エッセイ、絵本など
日付なしは2025年以前に読んだもの📚
- 2026年6月8日
- 2026年6月6日
J・J・J三姉弟の世にも平凡な超能力チョン・セラン,古川綾子読み終わった韓国の中編小説!おもしろかったー! ジェイン、ジェウク、ジェフン、三姉弟が、3人で出かけた後、それぞれ少しの超能力(超硬い爪が生える、危険が迫ると視界が赤くなる、エレベーターを操れる)をもつ話。 三人称視点で、3人それぞれの話をローテーションしながら淡々と描かれる。読みやすい文章のおかげもあってさくさく読めた。 末っ子ジェフンのパートがいちばん好きだった!上の2人に比べてワガママというか甘やかされて育った感じがするが、どこか憎めないキャラクターのジェフン。別に行きたいわけでもなかった留学でジョージア州の農場へ行かされて文化の違いに戸惑うのだが、なぜかこのパートだけ全体的にアメリカンコメディドラマの雰囲気が漂ってる(ジョージアだから?笑)。 超能力を使って人助けを終えた後、3人が再会してヒーローものの映画を見たとき、つまらないと言うジェインに、 「この映画がつまらないのは確かだけど、人間が自分で自分を救える場所は、まだ世界のごく一部にしかないと思う。ヒーローとまでは言わなくても、助けてくれる人は多ければ多いほどいいんじゃないかな?」 と返すジェウクの言葉が良かった。 突飛な設定のわりに、あたたかい気持ちになれる読後感だった。 韓国文学、また読みたいな〜 - 2026年6月3日
多類婚姻譚凪良ゆう読み終わったしんどい…しんどすぎる…だがそこがいい!恋愛や結婚にまつわるあれこれ。 恋愛小説とか好きなのもあると思うけど、毎度凪良ゆうの文章は読ませる力がすごいなあ。 帯の「一緒に生きる。わかりあえないあなたと。」はおそらくすべての凪良ゆう作品に通じると思うけど、今回もまさにそうだった。 1話目「Thank you for your understanding」で、家族にいわゆる「カミングアウト」をしたが受け入れてもらえない、というくだりはほかの作品でも見たことがあるが、それを受けての母親の返しがとても刺さった。いくら理解が難しいことでも、どうせわかってもらえないだろうという態度で向かうのは確かに伝える側の傲慢かもしれない。本当に大切な相手に対しては分かってもらおうとする努力が必要だし、受ける側も分かろうとする努力が必要。そんな当たり前のことを忘れていたかもと気づいて、ハッとなった。 2話目の「Beautiful Dreamer」では東京で生きる女性が主人公だが、これもなかなかキツかった。SNSで理想の自分を見せることに必死になる様子にイタいなあと思う一方で、後半は特にこの子の置かれてきた環境や、東京で女性が1人で暮らしていく難しさなどに、ああわかる…となり、最後にはちょっと応援している自分がいた。東京ってこんなに人がいっぱいいるのに、孤独や寂しさの象徴として描かれることが多いよなあ。いつかこの子が心から私は今幸せだ!と言えるようになってほしいと思った。 4話目の「Position Talk」はちょっとさすがに朱里よ…わかるけど…!女だけど律に同情してしまうぐらい、ちょっとしんどかった(笑) - 2026年5月28日
- 2026年5月27日
本屋さんのある街で一穂ミチ,三浦しをん,凪良ゆう,坂木司,瀬尾まいこ読み終わった本屋さんをテーマにした短編集…ということで、本屋さんに行くとか、本屋さんを営むとか、そういうちょっとほっこり系の話なんだろうなと思いながら読んでいると、一穂さんの「歌うように生きて」が予想外のストーリーでおもしろかった!一穂さんの小説は長編も好きだけど、短編もめちゃくちゃ良い。短編の枠から飛び出すような、想像の斜め上をいく展開! 短編ならではの、あとはご想像にお任せします的な余白が良いなと思いつつも、やっぱりこんなにロマンチックでミステリアスな物語、長編で読ませてください!という気持ちにもなった笑 一穂さん同様に大好きな凪良ゆうさんの短編も良かった。越智くんが一葉の書店のことを「半端なところ」が好きと言い、それ褒めてる?と聞き返すと「うん、中途半端って悪いことじゃないよ」と言うところが良かった。大それた目的がなくてもなんとなくその人の居場所になれるような「誰でも座れる公園のベンチみたい」な場所。 わたしも一葉の本屋さんのような本屋さん(じゃなくてもまあいいのだけれどとにかくそんな居場所)に出会いたいなと思った。 - 2026年5月24日
みんな、好きが下手小林早代子気になる - 2026年5月24日
ロマンス蓮見翔読み終わった配信チケットを買って観たロマンス公演!アーカイブ期限ギリギリに観たからもう一度セリフを思い出したいなーと思っていたところ、書籍化されたので買った! 小説だとあまり付箋とか使わない派だけど、好きな言い回し、笑ったセリフに付箋を貼りながら読んで、楽しかった! 笑ったところはいっぱいあるけど、最初の一言が「初日です」なの、いきなりおもしろくて好き。 一度公演を観てるから頭の中でセリフの言い方や間などのニュアンスが再現されて、本を読んでいるのに声が聞こえるような、おもしろい体験だった。蓮見さんのあとがきも良かった。 ロマンス自体のネタバレになるけれど、ドラマや漫画など創作物においては、例えば告白の言葉を直接的に伝えすぎると面白くなく見えるけど、現実では言葉にしないと伝わらないということ、ロマンスを観たとき「これが言いたかったのか!!!」と、笑いながらもオチに衝撃を受けた。そのときの気持ちを思い出しながら、書籍も楽しめて良かった。 - 2026年5月22日
ペーパー・リリイ佐原ひかり気になる - 2026年5月18日
五月 その他の短篇アリ・スミス,岸本佐知子気になる - 2026年5月16日
虎のたましい人魚の涙くどうれいん読み終わった@ 電車読む前タイトルなんのこと?と思ってたけど琥珀のことだった!わたしも琥珀のアクセサリーがほしくなった。 ひとつのことから派生して昔のことを思い出すように、ちがう時間軸のところへあちこち飛ばされながら色んな話をしてくれるのがおもしろい。 あっ、◯◯といえばさー、みたいな感じで友だちの話を聞いてるみたいで楽しかった。 エッセイって食と関連するものが多いし、くどうれいんさんの有名なエッセイも食のものだったと思うけど、今のところ私はそんなに食に深い興味がないから、もっと生活全般の話、友だちや恋の話などのこういうエッセイが好きだな〜と思った。 あとエッセイはなぜか移動時間に読むと捗る気がする。不思議。 - 2026年5月16日
最後の晩餐井上荒野,原田ひ香,寺地はるな,江國香織,藤野千夜,角田光代,金原ひとみ気になる - 2026年5月10日
- 2026年5月10日
猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫)小川洋子気になる - 2026年5月10日
水曜の朝、午前三時蓮見圭一読み終わった一本の映画を観たような壮大な読後感… 1970年の万博にかかわる仕事で出会った2人の男女を中心にした物語。あらすじを知って、昨年の万博が記憶に新しいうちに読んでおこう、ぐらいの気持ちで読み始めたが、想像を絶する展開だった。 物語は直美という女性が、病に伏せる中録音したテープから成る。 もう直美がこの世にいないと分かった状態で、直美のいわば大恋愛が語られるのだが、直美が恋に落ちた男性、臼井さんはどこか秘密めいたところがある。その秘密が分かったとき、深いため息のが出てしまった。 この頃の万博のテーマは「人類の進歩と調和」だったらしい。そのことが2人の運命を余計に皮肉に感じさせる。 そしてタイトルの意味を知ったとき、絶望した。 読者にとってはいくらか救いのある終わり方になっているが、この物語の絶望の部分を忘れたくないなと思った。 - 2026年5月6日
燻る骨の香り千早茜読み終わったゆっくり味わいたいのに途中からページをめくる手が止まらず、読み終わってしまった…🥹 ほんとに好きなシリーズ。物語全体に漂う静けさに、いつまでも包まれていたくなる。 静かな空間で読んでいると、自分の周りに透明の膜が張られているような感じがした。 真奈は丹穂の才に劣等感を抱き、亡くなってもなお執着していたけれど、真奈は香りに対して丹穂ほどの鋭さはない代わりに、香りが光に視えるある種の能力のようなものをもっていたように思える。 最後一香が出てきて、朔との関係性に少し変化があったようでほっこりした。一香たちが出てくるエピローグの直前に、新城が去った後、真奈が甘味処で会っていた男が誰なのか、わからなかった。一、二作目の登場人物で忘れてしまっているのか、でも京都弁だったからやっぱり今作…?読んだ方、誰か教えていただけたら嬉しいです😭😭 - 2026年5月6日
じゃないほうの歌いかた佐々木愛読み終わっためっちゃ良かった〜!カラオケ店を中心に、ゆるく繋がる連作短編集。 初めて読む作家さんの小説だったけど、すごく好きだった!いろんな意味での「じゃないほう」が主人公になっていて、タイトルも素敵。 どの話も好みだったけど、「加賀はとっても頭がいい」がいちばん好き。 サナが、恋敵兼同志からいつしか好きな人となった加賀に対して、その想いを打ち明けることなく、筋肉少女帯の「香菜、頭をよくしてあげよう」という曲を替え歌して加賀を励ますところが、たまらなく切なくて良かった。 もっといろんな人に読んでほしいな〜💭 - 2026年5月3日
花ざかりの方程式大滝瓶太気になる - 2026年4月27日
あなたの四月を知らないから青山ヱリ気になる - 2026年4月27日
辺境恋愛詩雪舟えま気になる - 2026年4月26日
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