
い。
@hon_i_read
2026年3月14日
氷見敦子全詩集
氷見敦子
読み終わった
初期の詩はあまりにも自分から見える狭い世界の詩が多すぎて読むのに苦労した
段々と外の世界に視点が開かれていくと、この詩人のイメージに頻出する言葉が見えてくる
男 女 夢 蝶 宇宙 病院 変態していく身体 等
この詩人の幻視によって、日常の風景が悪夢に直結し、人を見つめれば宇宙に直結していく
それは、自分が宇宙に開かれていくのでも悪夢を見るのでもなく、自分の内部に宇宙や悪夢を取り込んでいるとても閉じられた世界で、どこまでも個人の中に広がりが押し込められていく
とても切実に、不確かな自己に触れる為に詩を書いていたのかもしれない
30歳で逝去しているけれど、特に死の直前の没後詩集が良かった