
amy
@note_1581
2025年3月15日

花と流れ星 (幻冬舎文庫)
道尾秀介
かつて読んだ
感想
作家道尾と霊現象探求家の真備と助手・凛のシリーズ3作目
こちらは短編集ということもあり1冊目の「背の眼」や「躯の爪」よりもずっと薄くて、文庫本といえどもそこそこの厚みを有する1、2作目に尻込みをしてしまう人はこの短編集で雰囲気掴んでからでもいいかもしれない
ちょっとだけ1、2作めの話がでてくるけどネタバレにはならないし話がわからなくなるわけでもないから、支障はないと思う
前作、前々作に引き続いて人のすれ違いやちょっとした陰りから起こした行動が予想外の事態を引き起こしていて、ままならなさとそれを受容していくしたたかさを描いている話だった