茅椰
@20kaya26
2026年3月15日

お伽草子
太宰治
読み終わった
太宰治週間、3冊目。
ほんとは表紙が違うのだけど見つけられないのでこれで。振り仮名無しので読んだので、これまでよりも読みづらかった。歴史的仮名遣いも多い気がしたけど、それはお伽草子をテーマにしてるからなのか…?そこまでは多分変えてないよね。
有名な昔話が太宰色に染まってるんだけど、めちゃめちゃ面白かった。特に浦島さんの毒舌な亀が好き。いいキャラすぎる。
『冒険なんて下手な言葉を使ふから何か血なまぐさくて不衛生な無頼漢みたいな感じがして来るけれども、信じる力とでも言ひ直したらどうでせう。あの谷の向う側にたしかに美しい花が咲いてゐると信じ得た人だけが、何の躊躇もなく藤蔓にすがつて向う側に渡つて行きます。』
この言葉が、何故かすごく心に残った。

