
おとわ
@otty1211
2026年3月15日
世界史の食べ歩き方
陶山健人
買った
読み終わった
感想
国境が好きかというとそこまで大好きというわけではないが、辺境の地というか日本人がなかなか行けないような一歩入り込んだ世界には興味がある。パリよりもローマよりも断然興味がある。
確かにGoogle マップで日本に近いロシアの街を調べて着陸を何度もしてる。けど、実際に行く勇気がないまま今に至る。
AIがいろんな文章を書ける時代になったけど、この辺境の地のグルメについてはまだ書けないだろう。これは人間が危険を犯して勇気を出した先の食レポだから調べても出てこない情報満載の一冊になっている。
現に、YouTubeでは様々な事情で出せなかった情報も本では書けたと書いてある。
北朝鮮グルメなんて気になって仕方ない。
新疆ウイグル自治区にも行けない。
戦時下のウクライナ・キーウにも行けない。
イスラエルにもパレスチナにも行けない。
私たちが行く勇気のない先で、この人はグルメを堪能し、街を見て、人に会っている。
北朝鮮のビールが美味いなんて聞いても、嘘でしょ?と私たちは思うけど、理由を聞けば歴史があって説得力がある。
戦前の日本統治時代に、日本がラガービールを持ち込んで、今でもその製法のもと綺麗な水を使って作られてるからアジアの他の国よりも本格的なラガービールが作れる、とのこと。
ちょっと飲んでみたい。
読めばどんどん気になってくる。
ちょっと心の距離的に遠い国の食べ物。
食べ物だけでなく、街の様子、若者の様子がよく分かる。
でもきっと、今はまた行きにくくなったよね。
このイスラエルの街だって、ウクライナの街だって今はもう違うよね。中東も今は行けないよね。
いやいやいや、こんな時代だからこそこの本を私は買ったんだ。


