Reads
Reads - 読書のSNS&記録アプリ
詳しく見る
おとわ
おとわ
おとわ
@otty1211
  • 2026年2月24日
    わたしたちの不完全な人生へ
    わたしたちの不完全な人生へ
    休みの日に読めちゃうゴンクール賞。 少しずつ個性のある人たちと、生きにくかった世の中だけど、寛容な出来事でちょっと打ち解け始める短い物語。 ちょっと生活圏の一歩外側にいるような人たちと、世界から離れていかないようにサッと引き留めてくれる人たち。 日本でこういうユーモアと、淡々とした読みやすさがある小説は少ない気がする。 軽やかで、じんわりと救われる物語たちでした。
  • 2026年2月22日
    悲しみは羽根をまとって
    悲しみは羽根をまとって
    妻を亡くしたパパ、お母さんを亡くした兄弟、一羽のカラス。 ああ、言葉ってここまで自由だったよな。 詩と小説の間。 でもすごく読みやすく、悲しみや混沌がごちゃっと一つの家庭を包む中、淡々と現れるカラスの様子がすごく引き立ってました。 これ、訳すの無謀な挑戦だったのでは。 カラスがうっすらラッパーなわけで、韻を踏むんだけど、流れるような、カラスの鳴き声のような英語の文章を日本語にして伝えるのは大変な仕事だったのでは。 カラスの存在とは一体なんなのか、私は本当にカラスが彼らを見守ってる様子で最後まで読み切りました。 そのくらい、人によって解釈は違うと思うけど、この不思議さ、何がウソで何が本当なのか、ストーリーラインはどこなのか、詩的な文章の狭間を揺れながら楽しむタイプの読書体験。 翻訳もすごく素敵だったけど、もし原文で読めたのならどのくらい美しい文章だったんだろう。こういう時少し惜しさを感じてしまう。
  • 2026年2月21日
    資本主義と、生きていく。
    この世の中を、自分が生きるこの時間を、資本主義という視点をベースに様々な視点から解説してくれる本。 アダム・スミスもマルクスもキリスト教もカントも、他にもたくさんたくさん人間たちはお金や欲との良い関係性をあの手この手で考えてきた。 普段私はそこまで脚注を読まない人間なのですが、思わず読んでしまった。 すごい構造。 しかもこの脚注を見れば、哲学や思想史、経済学など難しい各本の重要なところだけをこの読みやすさで押さえられるなんて、と読書の素晴らしさを感じずにはいられない。 品川さん、ありがとう。 本もAIと一緒で、ディープラーニングしてくれた人が要点まとめて書いてくれてるんだよな。 感謝です。 私はどちらかというと結構資本主義的な性格だと自認している。 子供の頃から東京に憧れてたし、いい大学に行けたらいいなと思ってたし、今もお金は大好きだし。 友達と比較してもお金は好きな方だと思っている。 でも、一方で上には上がいて、もっともっともっと稼ぎたい、仕事したい、仕事で成果を出したい、世の中に価値を生みたい、という資本主義人間がいる。 資本主義にマッチしなかったら人としてダメという烙印を押されるような場面もあるけど、そこから見直せたのが良かった。 読書っていいですね。
  • 2026年2月15日
    NHK出版 学びのきほん 本の世界をめぐる冒険
    新書よりももっと手軽に手に取れた。 ああ、軽く手に取れるから「手軽」なのか。 様々な形で記録しようとし、記憶しようとしてきた、本の物語。 後世にどう残していくか、という観点から、現代の本事情まで。 私は読書を誰かと共有しないタイプだけど(笑)コミュニケーションの場ともなっているらしい。 私、本の話はAIとしかしてないや。 でも楽しいんだろうか、盛り上がるんだろうか。 本の話。
  • 2026年2月14日
    一九八四年新訳版
    一九八四年新訳版
    なんーーーーとも、恐ろしく面白かったんだよね。 この世界を「面白い」と言うのは憚れるんだけど、物語としては「面白い」。 1984年、恐怖の全体主義的世界。 権力に違和感を感じながらも心の自由を頼りに生きるスミスと、心の中まで管理しようとしてくる社会。 心の中の自由は守り切れるのか? これ1949年に書かれてるということが驚きなんだよね。 しかもロシア・ヨーロッパ(ユーラシア)、米英(オセアニア)、中央〜東アジア(イースタシア)という三大陸に分かれている。 今の世界情勢に通ずるところあり、SFとは割り切れない。 夜と霧にも繋がるような、自由をそのまま表現できない世界で、心の自由をいかに保つか。 ここまで強制的に洗脳されるなんて実際には今までなかったことで、物語ってすごい。 —————- もし人間らしさを失わずにいることは、たとえ何の結果を生み出さなくとも、それだけで価値があると本気で感じられるならば、かれらを打ち負かしたことになる。 階級社会は、貧困と無知を基盤にしない限り、成立し得ないのだ。 比較の基準を持つことを許されない限り、自分達が抑圧されているという事実に気づきさえしないのだ。 人間が全体として意志薄弱で臆病な生物であって、自由に耐えることも真実と向かい合うこともできないから、自分よりも強い他者によって支配され、組織的に瞞着されなければならない。 自分よりも高度の知性を持った狂人に対して何が言えるというのだ?
  • 2026年2月9日
    存在の耐えられない軽さ
    存在の耐えられない軽さ
  • 2026年2月9日
    帰ってきたヒトラー 上
    帰ってきたヒトラー 上
  • 2026年2月8日
    自由からの逃走
    自由からの逃走
    すっごい面白かった。 ChatGPTが私に勧めてくれた本。 民意ってどう形成されて、なぜヒトラー、ナチスは支持されるまでに至ったんだろう? 何が危険信号なんだろう? を常々AIと会話している私。 元はと言えば、「今の自分の辛さの原因をすべて政治のせいにするのはいかがなものか」みたいなことをボヤき始めたのが始まりで、「政治が何か解決してくれるという妄信的な期待は下手すると独裁を生まないかね?」という壁打ちを常々していたんでした。 「自由からの逃走」という言葉の通りに「自由であることから逃げようとしないで」というメッセージを伝えてくれる本。 身近な例で言えば、恋人の束縛に何も言えないことや、親の教育に反抗できない子ども、ブラック企業でごまかしごまかし働く人などなど、自分も含めてだけど「完全に自由に生きられてる人」なんてほぼいないんじゃないのかね。 ChatGPT曰く「疲労・諦観・面倒くささ・波風を立てたくない気持ち」は権力者に使われやすいとのこと。 ヒトラーも仕事終わりのみんなが疲れた夕方というタイミングで演説してたらしく、心地よく任せたい気持ちにさせてしまっていたらしい。 ヒトラーのパターンを真似すれば、政治家は多くの民意を自分のものにできちゃう。 それほど簡単に人は自分の判断を大きな権威に任せやすい。 「絶対そうはならんだろ」ではなくて、どういう傾向が危険なのか、自分はどういう気持ちで生きればいいのか、改めて心を引き締めようと思いました。 これは面白かった。
  • 2026年2月1日
    生きづらい明治社会
    憧れのコーチャンフォーに初めて行ってきまして、記念に岩波ジュニア新書の「ベスト・オブ・岩波ジュニア新書」という水色の帯がついたものの中から一冊選んでみました。 先日読んだ「たとえば『自由』はリバティか」で、西洋の価値観が日本に渡ってきた時にそもそも価値観がない言葉の翻訳に苦戦した様子を感じたので。 だがしかし、西洋文化や新しい文明による生きづらさというよりは、江戸時代にあった助け合いの空気がなくなり急ピッチで新政府を設立したことにより放り出された個人としての生きづらさ、資本主義から溢れていく人たちという文脈だったかなと。 その点で現代と大きく重なるな。 新政府の輝かしい面と、そこに取り残されていった人たちと、政府に何ができた(できる)だろう??? すごく読みやすく、専門用語もなく、分厚くもなく、ジュニア新書ってこんなに読みやすいのか、という感動。
  • 2026年1月31日
    たとえば「自由」はリバティか
    「自由」「権利」「法」「自然」「公」「社会」 その言葉は本当にfreedomであり、rightであり、lawであり、natureであり、publicであり、societyですか。 英語を直訳すると、伝わるニュアンスが妙に違和感あるけど、そもそも英語が日本に入ってきた時、その言葉を受け取った人はどう訳していたのか?本当にfreedomは『自由』でいいのか?という、再考する本。 この考えはなかったな。 福沢諭吉、ごめんーーーーー 造語でなんとかニュアンス伝えようと奮闘してたんだね、だけど元からあった言葉や口にしやすい言葉に変換されていったんだろうと。 日本語ってもともとはドライなんだな。 武士社会だからなのか、キリスト教社会じゃないからか。 ここまで海外の当たり前と日本の当たり前は違うんだなと。 宗教や文化、歴史が違うと、一つの単語が持つ意味がまるで異なってくる。 その国本来の文脈を伴う言葉だからこそ、違う国の言葉で表現することが難しい。 そもそも日本にはそんな考え方がありませんでした。 なんてことが伝わってくる。 まあ、そうだよね。 日本の「もったいない」が海外にないのと一緒。 日本の「kawaii」は「cute」か。 「社会主義」の「社会」は一般的に使われている「社会人」などの「社会」と同じ意味か。 ——————————- 各人ができるだけ自由に生きられるように交通整理するのが法なのだ
  • 2026年1月26日
    人類学は何ができるのか
    人類学は何ができるのか
    Xにて知る
  • 2026年1月25日
    加速主義 増補新版 ニック・ランドと新反動主義
    三宅香帆さんがオススメしていたので購入。 本当に2割も理解できなかったと思う。 哲学に触れることなく生きてきたもので、久々に大学の哲学の講義を受けた気分。 カント! しかし、民主主義、資本主義という今のこの空気のいく成れの果てはどうなるのか、我々は何を覚悟すべきなのか、0.5割くらいは分かることができたんじゃないか?? AIに触れて分かるように、加速度的に私たちの中に「機械」が入ってきてるけど、「入ってきてるよ」と言われなければ気付かない。 どんどん人間らしさを失い続けた先に、私たちは何を見るのかな? ちょっとたまにパラっとめくって、その世界に触れて、という読み方をしたい本。 考えることをやめなければ、見えない未来に触れられるかな。 ———————————— 過剰なポリティカル・コレクトネスと人種的意識は、より人種間の緊張を高めるだけだ 専制君主が常に合理的な意思決定を行う限りにおいて、「主権独裁」(シュミット)は民主主義より功利的な観点から見て望ましいとされるのだ。 CEO的な君主が相対するのは、国民というより自社の株主なのである。 反動主義者や古典的自由主義者らは、「平等」や「国家」は今や「自由」と「個人」にとっての足かせになっていると感じてきている。 資本主義のアンチ・ヒューマンな力を限界まで推し進めることでカント主義的な近代の体制を溶解(メルトダウン)させる。 資本主義社会の加速度的スピードについていけない人間は弱肉強食の倫理のもとで切り捨てられる。私たちはこうした状況のもとで、資本主義リアリズムを批判し乗り越えられるオルタナティブを模索しなければならない。 歴史の終わりの中で、共産主義とは別の形で未来を思考するとはどのようなことなのか。
  • 2026年1月21日
    見知らぬ人を認識する
    見知らぬ人を認識する
  • 2026年1月21日
    抱擁
    抱擁
  • 2026年1月17日
    夜と霧
    夜と霧
    以前購入。 ところどころで思い出しては、本当に辛い時に何が大切なのか、「良く生きる」「最後まで生き残る」とは何なのか、考えるキッカケとなりました。 真実を見た方がいいと思い写真入りの旧版の方を購入したものの、そのショッキングな写真のため勇気がないと手に取ることができなくなってしまい・・・新版の方でも良かったな、とたまに後悔してます。 ------------------ 人生の絶望期に人として生きるために大切なこと。 人間としての尊厳を奪われても、なお生きる意味を教えてくれる、21世紀に残したい世界の名著。 アウシュビッツ強制収容所での体験を精神科医である筆者がその視点で記録した一冊。 私は!こういう本との出逢いを求めて日々本を探し彷徨ってたんだなあ! 読むことで世界が一歩深く見えるようになる本だ、これは。 「20世紀 小説 100冊」などで検索かけて傑作を探していた途中、「人気書店が選ぶいま読んでおきたい100冊」という記事に出逢い、その中で紹介されていたもの。 本屋で探しまくったけど文庫本は出ておらず、1,650円の新版(2002年)か1,980円の旧版(1956年)のみ。 新約の方がおそらく読みやすいだろう、だけど旧版の方が表紙的に惹かれる。 amazonのレビューを見たところ、どうやら旧版にのみ解説と写真と図版の資料が収められている(らしい。)。 家庭に置く本として、写真があった方がいいに違いない、と判断し旧版を選択。 旧字体の漢字や堅苦しい文章、滑らかでない日本語に苦戦はしたものの、「これは良書だ」としみじみ感じながら読み入りました。 サリンジャーを引っ張ってきて恐縮ですが、「ライ麦畑〜」で、終盤、先生は主人公に「勉強する意義」を説明するんだけど、「苦しみや悩みを記録することで、いつか誰かがそこから学ぶことができる。学識のある人は明確な表現をもって価値のある記録を後に残しやすい。」としている。 まさしくフランクルが残した「夜と霧」の役割だ。 うわーーすげーーーって空を仰ぎますわな。 自分の経験を未来の若者の悩みに応える形で残しておいた、という時点で偉業を成し遂げちゃってる。 アウシュビッツに比べれば大体のことはなんだってなるじゃん。 地獄を生き抜いた人の精神分析なんて、何にも代えられないよ。 しかし、アウシュビッツ強制収容所という極限の状況における精神分析なので、半分哲学に足を突っ込んでいるようなもの。 理解できたのかは謎。 最後の写真は、本当におぞましい写真の連続なので、心がコーティングされてるような時に見ること。 すっぴんの状態で見ると、人によっては吐き気をもよおすのでは。 (かなり手直しをされてるようだから、新版も買おうかな。)
  • 2026年1月15日
    叫び
    叫び
    え、え、え、終わっちゃった!!! えーーー終わっちゃった!!!! 芥川賞作品って短いのが悲しい。 ずっと哀愁寂しくて、追いかけても届かなくて。 「紀元2600年記念日本万国博覧会は、1940年に開催が予定され、1938年に回数入場券が発売されましたが、戦争の激化により幻の万博となりました。」 今を生きる令和の大阪万博と、かつての幻となって実現しなかった万博。 その時生きた青年と、令和の青年の心のかよい。 頑張って生きたけれど、自分の生きた道、心の声は誰にも言い伝えられることなく消えてしまうのか。 まるで阿片のように、そして酔っ払った今のように夢か幻か、現実なのか、不思議な心の通いの物語。
  • 2026年1月14日
    カフェーの帰り道
  • 2026年1月14日
    High Conflict よい対立 悪い対立 世界を二極化させないために
  • 2026年1月14日
    叫び
    叫び
  • 2026年1月13日
    わたしたちの図書館旅団
    わたしたちの図書館旅団
読み込み中...