Masaru "木に学べ 法隆寺・薬師寺の美..." 2026年3月16日

Masaru
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2026年3月16日
木に学べ 法隆寺・薬師寺の美(小学館文庫)
"みんな生産、生産ということよく言いますけど、鉄を生産した、石油を生産したいうても、あれは地球の中から出しただけですがな。ですけど、農山林資源は本当に作り出すんや、太陽の光合成でね。 〜農業立国やないとあきまへん。でないと滅びます。アメリカはそれをよう知っとる。自分の農業を守るためにオレンジ買わし、小麦買わしてる。" "近ごろの人が自然を尊いものと考えておらんからやね。おじいさんやおばあさんに、朝おきると太陽を拝み、空気があるんで生きてられる、ありがたいいうて拝まされたもんや。" 〜"このままやったら、わたしは一世紀か二世紀のうちに日本は砂漠になるんやないかとおもいます。" こう語る、薬師寺宮大工棟梁の西岡常一さん、ほんまに厳しい目、姿勢を貫いてはる。 こんな師匠についた弟子は毎日気が抜けへんやろけど、厳しさの裏には熱い愛情も備えられてるから、独立した後はええ職人に育っていくんやろと思う。 こんな師匠につけたらほんまに幸せやと思った。 この本を読み終わる少し前から、ああもうちょっとでお別れなんかと感じて寂しく思った。 厳しくて優しいおじいちゃんにお別れするような気持ちになってしまった。
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