
tako
@tako
2026年3月15日

読み終わった
ネタバレあり。
フリーの映像作家・映画監督の信友直子さんが、
ご自身のお母様の認知症と、お父様による老老介護、ご自身の遠距離介護などについて、綴ったエッセイ。
今回読んたのは、同名のドキュメンタリー映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」のノベライズ2作目でした。
直子さんの映像作家ならではの目線や、
親を想う温かな眼差しはもちろん、
認知症のお母様と向き合うお父様が本当にすごい!
お父様は大正9年生まれ。
(作中では93歳~101歳で、現在105歳でご存命)
「おっ母の面倒はワシが見る」と頑として譲らなかったお父様が、介護サービスを頼る決意をしたとき。
『年寄りにとって「社会参加」というのは、社会に甘えることなんじゃのう。かわいい年寄りになって、何かしてもろうたら「ありがとう」と言うんが、わしらの社会参加じゃわい』
なんという名言!!!!
歳を重ねて、自分のできることが減って、こんな心境になれる、柔らかな感性。すごい。
胸に刻んでおきたい金言です。
「介護はプロとシェアするもの」
「家族の役割はその人を愛すること」
「認知症は神様の親切。母が私の中で少しずつ死んでいくことで、緩やかで諦めのつく死を用意してくれているんじゃないか」
もし私が親の認知症に向き合わなくてはいけない日がきたら、必ず読み返したい1冊です。
映画も見たい。

