つる|新奇性探索おじ "Wedge (ウェッジ) 2..." 2026年3月15日

Wedge (ウェッジ) 2026年 3月号 [雑誌]
中西輝政「歴史は韻を踏む」が、世界における日本を鋭く指摘している。↓ 「世界がいわゆるパックス・ブリタニカやパックス・アメリカーナのような一極体制の安定した国際秩序の時代から多極化が進む流動的な時代へと向かう時、『世界は一体』という秩序感は崩壊し、地域ごとに異なる秩序に向かわざるを得なくなるということである。そしてそれは『勢力圏』という考え方に結びつく。(p. 53)」 「戦間期を教訓にするならば、今日、時代のスローガンとされる単純な『自国ファースト』という思考や、"中国の覇権(パックス・シニカ)"という、いわゆる『趨勢』と見えるもので日本の進路を性急に判断してはならないのである。(p. 55)」 「日本は欧米圏やイスラム、中華世界と異なり、いざという時に一心同体となり得る兄弟国はないということだ。つまり、仮に国が攻められ占領されて人々が他国に逃げようにも、()喜んで受け入れてくれる国はない。つまり、日本はどこまで『国際化』しても、つねに世界の孤児になる可能性のある国柄だという覚悟を持っておく必要がある。(p. 57)」
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