斉木景 "青い星、此処で僕らは何をしよ..." 2025年10月25日

斉木景
斉木景
@Psyche5511
2025年10月25日
青い星、此処で僕らは何をしようか
まず最初に、やっぱりゴッチの作った曲が五条悟(個人的な最推しキャラクター)のイメソンで良かったなぁと思った。 現在ロックミュージシャンでこんな社会的な発信をしてくれる人はかなり少ないんじゃないかと思う。 精神科で入院治療中に読んだこともあって、最初の方は理解に時間がかかり、読みながら寝てしまった箇所もあったのだけど、後半に行くにつれて面白く読めた。 消費社会では誰もが加害者の側面があるという話が繰り返しされており、胸に刺さった。 また、藤原さんの「キルケゴールの死に至る病は最初2冊しか売れなかったが、今でも読み継がれる名著となっている。そこを見失うようであれば、何百万冊売れたって無に等しい」という発言は、これから漫画で食べていきたいと考えている自分にとって大事な話だと思った。 自分は売れなきゃ売れなきゃとばかり考えていたけれど(実際食べていくには多少は売れなきゃなのだけど)、それだけではダメだ、その前に「自分はこれが描きたいんだ」というパッションが大事なんだと思い出させてくれた。(そして自分はそういう「売れればいい」「バズればいい」という作品に傷付いて精神病院に入ったようなものだった) ゴミや公害についても勉強になったと思うし、最後の「分断しないとダメなんです」という言葉には驚くと共に救われる気持ちになった。 私はこの本を読む前の選挙で支持政党が負けた上にSNSで激しいバッシングにさらされていたことにかなり気持ちを沈ませていたのだけれど、それらに必要以上に落ち込まず、分断を気にせず、自分と他人の違いを認識しながら生きていこうと、そういう気持ちにさせてくれる本だった。
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