
景
@Psyche5511
2025年11月4日

【増補新装版】障害者殺しの思想
横田弘,
立岩真也
読み終わった
私はここ数年、人殺しを許すなということを度々言っていたのだけれど、その言葉にどれだけの重さがあっただろうと考えた。
私が「殺されるかもしれない恐怖」を本当に覚えたのはつい最近で、去年の夏の選挙で某政党が精神障害者の存在を否定し始めてからだった。(私は精神障害者だ)
その時は、「ついに出てきた」と思った。私はこの某政党のような存在が出てくることを、そしてそれが社会に受け入れられることを、ずっと恐れていた。
この本に書かれている横田氏の叫びは、「社会に殺される恐怖」を本当に抱いてのものだったと思う。
その恐怖は現在CP者ではない「健全者」に近い人たちにも忍び寄ってきていると思う。
「不完全なもの」「弱いもの」を切り捨てていった先には「その時いちばん強い人たち」しか残らないということだ。そしてそれは私たちではない。
解説は随分柔らかく書かれているなと思ったけれど、「人は自分も含めてしょうもない人であるから〜ただ勝ちきらなければ負けということではない」の下りは大事だなと思った。