
おにぞう
@onizou4869
2026年3月17日
I
道尾秀介
読み終わった
同作者の「N」のテイストを継ぐ精神的続編。
2編からなる小説で、どの順番で読んでも良い。
1→2と順番に読んでも良いし、2→1と逆順に読んでも良い。 そして、どちらの順で読んでも話が繋がる。
「N」が6編だったので、2編となった本作は仕掛けとしてはボリュームダウンしているように思えるが、面白さはこちらが上かと個人的には思う。
1→2か2→1、どちらかの順番で読むと主人公を含め多くの人が命を落とし、もう一方は多くの命が救われる。
なんでそんな話が成立するのかは不思議だが、とにかくそうなる。 この不思議体験を味わってほしい。
本自体が持つトリックで成立する小説ではあるが、ストーリーも面白い。 登場人物には何かしら影があり、それが読んでいて心に来る。
是非2人くらいで別の順番で読んで、どんな結末になったか話し合ってみてほしい。

