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おにぞう
おにぞう
@onizou4869
ミステリー大好きおじさんです。 ミステリーであれば古今東西なんでも読みます。 好きな漫画は「名探偵コナン」です。
  • 2026年8月7日
    永遠の記憶
    永遠の記憶
    東野圭吾さんの遺作にあたるのでしょうか。もしかしたら、今後も発行を控えているものがあるかもしれませんが、ガリレオシリーズとしてはラストになるのでしょう。 面白かったです。過去と現在を結ぶ、因果の物語。 そして、湯川、草薙、内海の信念がうかがえる集大成。 読み進めている間は、面白くなりそうという感想をずっと抱いていた一方で、クセのない良作かと偉そうに評価していました。 ですが、ラストの展開に気がつくに連れて、心が震え、ページを捲るスピードが上がりました。 これは、ズルいですねえ。 自分語りですが、東野圭吾さんの作品は幼い頃から良く読んでいましたが、ガリレオシリーズはあまり読んだことがありませんでした。 特に理由はありませんが、短編集があまり好まなかったからです。 長尺のミステリーが好きで。 ですが、「容疑者Xの献身」は読んでました。 中学の図書館にあったのでどんなものかと。短編で無かったし。 当時は「けんしん」という読み方が分からず、献立の献なので「こんしん」と読んだものです。 その本は、痺れました。 登場人物達に、物凄く感情移入をしました。 実写映画も良かったですね。 堤真一さんの演技は震えました。 それからもガリレオシリーズは結局あまり読まなかったのですが、ここ数年になって、新しく出たガリレオシリーズだけ買い始めました。 最近出たガリレオは、湯川の過去に触れるものが多かったです。 ガリレオシリーズはそこまで過去の話とリンクしない印象でしたが、過去の話を読んでいたらもっと楽しめるのだろうな、と思う内容が多かったです。 それからの(おそらく)最終巻。 執筆に至るまでの過程を、どうしても考えてしまいます。 読めて良かったです。 ガリレオファンと言えるほど追えていませんが、中学生の頃、図書館に「容疑者Xの献身」があって良かったです。 シリーズを全て追えている方が羨ましいです。
  • 2026年8月1日
    奇岩館の殺人 (宝島社文庫)
  • 2026年8月1日
    奇岩館の殺人 (宝島社文庫)
  • 2026年8月1日
    一次元の挿し木 (宝島社文庫)
  • 2026年8月1日
    楽園
    楽園
  • 2026年8月1日
    楽園
    楽園
  • 2026年8月1日
    楽園
    楽園
  • 2026年8月1日
    楽園
    楽園
    とても良い読後感。 「方舟」でハマり、「十戒」で痺れ、そして「楽園」。 失踪した知り合いの行き先を求めて主人公と恋人がたどり着いたのは小集落。 そこは殺人事件で指名手配となっている人が集まる集落だった。 集落唯一の出入り口は塞がれ、電波は届くものも通信機器は奪われる主人公達。 指名手配犯達は主人公に、この集落の誰かを殺せ。そしたら集落から出す。その代わりに今後食料などの物資を持ってこい。裏切ったらこの集落で行った殺人を公開する。 と解放する条件を示す。 集落の食料に限りがある中、主人公は罪を犯して今後集落の為に尽くすべきか否か、苦悶する。 そんな中、主人公が知らない内に集落で死体が見つかり… というお話し。 善良な市民が、生きるために殺人を強いられるというデスゲームチックでもありながら、実際に殺人事件も発生するというミステリーでもある。 詳しくは語れないが、ファンの方であれば、何となくのオチは早々に掴めると思う。 というより、それを隠すような作りではない。むしろオチを想像して読んでほしいというスタンスだと思う。 ただ、それでも、こちらの想像を超える展開にとても興奮する。 メチャクチャだけど、そのメチャクチャさが嫌にならない。 関連作に比べると、衝撃度合いは下がるかもだが、ファンであれば必読の1冊。 それなりにボリュームのある本作を、1日で読み終えました。 結末が分かりそうで分からない、そんなジレンマが心地よいです。
  • 2026年7月28日
    放課後
    放課後
    東野圭吾さん追悼、と言うとおこがましいですが、氏のデビュー作について思いを馳せます。 昔の昔に読んだので細かい内容は覚えていませんが、今でも肝となるトリックや、ラストのオチ等は覚えています。 東野圭吾さんは、「ガリレオシリーズ」や「加賀恭一郎シリーズ」等も有名ですが、「放課後」や「卒業」など、青春ミステリーも人気です。 子どものころの私に取っては、青春ミステリー(では無い気もしますが)の本作はとても入りやすかったです。 時代背景が異なるのと、時代錯誤な表現もあるかもですが、今読んでも楽しめる作品だと思います。 思いを馳せるにあたり、レビューサイトにどんなこと書かれているか見てみましたが、バッドポイントに「主人公に魅力がない」みたいな内容をちらほら見ました。 確かに、そうだった様な気もします。 魅力が無いというか、芯が無いというか。 ただ、女子校が舞台という、青春にまみれた世界だからこそ、この主人公設計なのだと思っています。 私は結構この主人公に感情移入していた覚えがあります。 東野圭吾さんの本は、人を選ばないところが良いですよね。 ライトなもの、ヘヴィーなもの、中にはミステリーで無いものなど色々あり、何かしら刺さる本があるはずです。 「放課後」はライト寄り。 ミステリー初心者にも取っつきやすいと思います。 とてもフワフワした感想しか出てこず、また読みたくなってきました。 昔は数多くのミステリーを所有していたのに、大人になるにつれて手放してしまったのが口惜しいです。
  • 2026年7月26日
    名探偵のままでいて (宝島社文庫)
    名探偵のままでいて 名探偵じゃなくても 名探偵にさよならを をまとめての感想です。 あまり前知識を入れずに読んだのですが、良くも悪くも思っていたものと異なる作品でした。 ミステリーにおいて、「探偵役」というのは必要不可欠ですが、認知症患者が探偵役というのは初めてのミステリーでした。 主人公の祖父は認知症を患っているものの、主人公から聞いた不可思議な事件について、安楽椅子探偵の如く推理を展開していく。という物語。 認知症をテーマに扱う作品は数あり、大体悲しい展開に向かいます。 本作も、祖父の最期を思いながら生きる主人公に主なスポットが当たり、読んでいて何となく悲しい気持ちになります。 第一巻の「名探偵のままでいて」を読んだときは、号泣しました。 登場人物達も好きです。 ネームドキャラはそれまで多くありませんが、どのキャラも魅力的です。 現在放映中のテレビドラマも毎週楽しく観ています。 ミステリー部分は人を選びそうです。 探偵役の祖父は自宅で療養しているので、事件の解決には第三者からの証言を元に推理する、いわゆる安楽椅子探偵システムです。 読者目線では、祖父の推理は状況証拠としか思えず、(後々の捜査でその推理が正しいことは証明されているが)推理に納得できないことはありました。 また、全体を通して古典ミステリーにオマージュを捧げており、そこも納得感を得られるかどうか。 雰囲気だけ語ると、「犯人は古典ミステリーの◯◯を愛している。そのため犯行にも◯◯のトリックが使われたに違いない」のような論調で進むことが多く、これは推理としてOKなのか疑問が出る事がしばしばありました。 総じて、結構エンタメ色の強い小説です。 思っていたものと異なるというのは、その点です。 個人的には、一巻目は好きでしたが、二巻・三巻を読んで、うーん、という感想でした。 ですが、主人公を中心に応援したい気持ちになる登場人物が揃っており、ヒューマンドラマとしては面白いと思います。
  • 2026年7月13日
    一次元の挿し木 (宝島社文庫)
    評価の高い作品である一方で、人を選ぶ作品とも聞いていた。 その理由がわかった気がする。 200年前の白骨体の骨をDNA鑑定したところ、死んだと言われている義妹のDNAと一致したということから話が動き出す本作。 惹きつける導入と、テンポのよい文章で、とても読みやすく楽しめた。 ただ、本作はミステリーとして良く紹介されていたが、謎を解く系のミステリーを求めていると、求めているものとは違うと思ってしまうかもしれない。 謎自体は色々と提示されているが、それを解くことは難しくなく、衝撃的な事実みたいなものも無かったように思えた。 本作はミステリー部分はフレーバー的な位置づけなのだと思う。 謎があるからこそ主人公は義妹の事を知るために動き始め、真相へ近づいていく。 一種の主人公の成長物語として楽しむべき作品だと思う。 現在ドラマ化がされているが、とてもドラマ向けな作品だと思う。 過去と現在、様々な人間模様が交錯する話なので、ドラマ勢からは考察が捗りそう。 小説は大ボリュームという訳ではないので、ドラマを観て気になった方は小説も読んでみてほしい。
  • 2026年7月9日
    奇岩館の殺人 (宝島社文庫)
    エンタメ色強めのミステリー。 大富豪のために秘密裏に開催されるリアル殺人事件を舞台にしたミステリー。 大富豪は莫大なお金を払い、ミステリー小説の探偵役に成り切り、企業側が用意したリアル殺人事件を解決する、という設定。 謎の企業がリアル殺人事件やらデスゲームやらを企画し、登場人物たちが巻き込まれていく系の作品は数あれど、本作で面白いと思ったところは、その企業側が結構グダグダしているところ。 本作はリアル殺人事件の登場人物パートと、それを監視する企業側パートが交互に進んでいく。 その企業側パートは結構ファニー。 クライアントから高い報酬をもらい、実際に人の命も事件の被害者という体で奪い、世間に公になったら自分たちの命も無いという、かなり綱渡りな身分の企業なのに、次から次に問題は起こり、問題への対応はズサンで、また問題が発生していく。 このようなデスゲームを企画する側について、綿密な計画を立てていることをアピールする作品が多いが、本作は行きあたりばったりなスタッフたちが描かれ、実写化したら面白そうだと思った。 エンタメ色の強い作品ではあるが、ちゃんとミステリー要素も用意されている。 特殊設定ものに抵抗が無ければ、楽しめると思う。
  • 2026年7月1日
    口に関するアンケート
    最近流行りのモキュメントミステリー。 曰く付きのある墓地に肝試しに来た大学生達が、不気味な体験をする。 というお話。 この大学生達がどんな体験をしたのかという証言ベースで構成される。 証言を文字起こししたような表現方法で、本作に地の文は無い。 そこにモキュメント(リアルっぽいフィクション)が使われている。 ホラー小説ではあるが、怖い小説では無い気がする。 一度読んだだけでは全てを理解できず、何度か読み直して、この小説が持つ怖さの根幹を探っていく、という考察を楽しむ小説だと思う。 本書は、文庫の2回りほど小さいサイズで、ページも60ページ程しかない。 直ぐに読み終えられるので、何人かで回し読みして、考察合戦を繰り広げると面白いかもしれない。 また、本書のタイトルは「口に関するアンケート」である。 墓地での肝試しと口に関するアンケートがどう関係するかも、考察しながら楽しんで欲しい。 実写での劇場化が控えているが、どんな映画になるかは分からないが、この本の怖さはこの本からしか得られないと思う。 (実写版は実写版としての怖がらせ方になると思う) 直ぐに読み終えられる本なので、興味のある方はパラパラと読んでみてほしい。
  • 2026年6月29日
    汚れた手をそこで拭かない
    いわゆる「イヤミス」に属する本と思われるが、嫌な気持ちになる度はかなり高い。 5編からなる短編集だが、どの話も終始いやーな雰囲気が漂っている。 息が詰まる。 どの話も(リアルではある一方で)フィクションっぽい設定なのに、自分にも起こりうる話なのでは無いかと、読んでいて体温が下がる。 全体を通して、誤魔化しや、その場しのぎといった自己防衛が悪い結果を引き起こしており、そこが息苦しさを産む。 「汚れた手をそこで拭かない」というタイトル通り、登場人物たちは何かしら汚れを孕んでいる。 その汚れを洗面所で洗い流せれば良かったが、別の方法で拭おうとしてしまった人たちの末路。 ホラー小説よりも、肝が冷えるという意味ならホラーである。 これからの夏にオススメ。
  • 2026年6月26日
    謎の香りはパン屋から2
    パン屋ミステリーの第2巻。 前回に引き継ぎ、とても優しいミステリー。 ただ、誰も傷つかないミステリー、という訳ではないのが良い。 登場人物たちは、それなりに悩んだり苦しんだりした上でミステリーが発生する。 1巻に比べて、主人公を取り巻く環境は変わっていて、バイトの後輩もできたし、漫画家としてもステップアップしていく。 私はミステリーは謎の部分が面白ければそれで良いと思っていつも読書をしているが、本作では主人公たちが色々と頑張る姿に応援する気持ちになる。 主人公は大学生で、ミステリー部分もそれなりに大人の知識が必要ではあるが、物語としてはとても優しく、小中学生のお子さんが読んでも楽しめると思う。
  • 2026年5月22日
    謎の香りはパン屋から
    パン屋でアルバイトをしている主人公が、パン屋周辺で起こるちょっと不思議な事件を解決していく、というお仕事ミステリー。 主人公は漫画家を目指しており、いろんなジャンルの知識を持っていたり、洞察力に優れているという設定。 5つの章(事件)が収録されている。 表紙から可愛らしい雰囲気が伝わってきて、実際、とても可愛く優しいミステリー。 ミステリーなので謎や事件は発生するが、被害が発生することはあれど、基本的に誰も傷つかない展開に、ほっこりする。 普段、血なまぐさいミステリーしか読んでいないので、読み始めたときは「流石に優しすぎるお話で、ミステリー色も強くはなく、自分には向かないかな」と思っていたが、テンポのよい展開と、魅力的なキャラクター、弱いと思っていたミステリー部も深みがあり、早々にハマってしまった。 ミステリーの好き嫌いに関わらず、大人も子供も楽しめる作品だと思う。 各章にはテーマとなるパンやお菓子が登場するのも可愛いポイント。 何かしら謎の解決に絡んでいるので、パン屋という設定が活かされている。 文字を読んでいるのに、頭の中では主人公達の表情がはっきり浮かんでくるような、漫画を読んでいる感覚に陥るほど、読みやすい小説です。
  • 2026年5月16日
    未館成の殺人
    ミステリーの定番、館モノ。 大学の文学サークルが、著名な建築家が未完成のまま放置した館跡地のある無人島へと合宿に向かう。 しかし、島に着いた時、唯一の移動船が転覆し、島から脱出出来なくなる。 外から助けが来るまで、サバイバルをして耐えることを決めるが、その極限状態で殺人事件が発生する。 というお話。 最近、極限状態×殺人ミステリー が流行っているように思える。 ちょっと悪い感想となるが、ミステリー好きが好きそうな要素をてんこ盛りしていて、とっ散らかっていた印象。 フィクションにリアルさは求めていないが、それでも腑に落ちないトリックや、設定、感情移入出来ない人物像などがあり、中盤まで楽しく読んでいたが、解決編で「うーん…」となってしまった。 キモとなる展開も、序盤で何となく察せてしまったのも残念。 館モノとしては斬新なので、トリッキーな館モノに挑戦したい方は手に取ってほしい。
  • 2026年5月3日
    新装版 星降り山荘の殺人 (講談社文庫)
    冬、とある山荘に集まった主人公たち。 山荘をPRすることが目的で、芸能人や人気小説家、UFO研究科などが集まる。 そんな中で発生する殺人事件。 すぐに助けを呼びたいが、天候の悪化で道は途切れ、ヘリも出動できず、山荘に閉じ込められてしまう。 そのため、主人公達は自衛も兼ねて犯人を探すことになる… というお話。 王道のクローズドサークルもの、1990年代中頃を舞台としているが、今読んでも楽しめる。 本作の特徴は章ごとにある説明書き、例えば最初の章では、 「本編の主人公登場。主人公は語り手兼ワトソン役。主人公は本編の犯人ではない。」 のような文章が挿入される。 この説明書きは真実を語っている。 なので、ある程度、この章ではどのようにストーリーが進むのかが提示されるので、注目ポイントが分かり非常に読みやすい。 推理する上でも重要な情報であり、ミステリー初心者の方でもとっつきやすそうである。 そして結末では… 王道と表現したが、単純な王道で終わらないのが本作の面白いところ。
  • 2026年3月24日
    さよならジャバウォック
    夫からのDVに命の危機を感じた主人公は、鈍器で夫を撲殺してしまう。 途方に暮れていた時に、何故か大学の後輩が現れ、遺体を隠すことを提案する。 そして山に遺体を埋めに向かうが… という導入から始まる。 一見、よくあるミステリーの幕開けのようだが、ここから話はイッキに伊坂ワールドに突入する。 タイトルのジャバウォックとは「鏡の国のアリス」に登場する怪物らしいが、それがどう関わってくるか。 ミステリーよりSFで、SFより夢の中の出来事のような、不思議なお話。
  • 2026年3月17日
    マスカレード・ライフ
    マスカレードシリーズの現状最新作。 事件の容疑者がホテルにやってくるので、それを数多くのお客様から探し出す、というお話。 毎作、同じようなフォーマットではあるが、話の展開は全然異なるのでどの作品も楽しめます。
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