
とも
@mikansuits
2026年3月17日

ジャッジメント
小林由香
読み終わった
遺族による復讐が刑罰として認められたら?という短編集。
基本的な流れは
懺悔の強要や死刑論争など様々な違うスタート地点から対話が始まるが、その全てが、あの日(犯行当日)、本当は何が起きたか?という事実に軸が移っていく。
犯行時の複雑な人間関係や動機を提示された執行人と読者は考えを巡らせる。そんな構成。
読んでいて、構成に既視感があると思ったら漫画のスカイハイっぽい。釈由美子の「おいきなさい」が決めゼリフのやつ。
そっちは死後の世界で、被害者本人が犯行の全容を思い出し、加害者を裁く。
どちらも重厚なテーマを扱いながらも軽い気持ちで手に取れる、ちょっと心に残るとこがいいところ。
