ねこちゃん "記憶の対位法" 2026年3月18日

記憶の対位法
記憶の対位法
高田大介
ねこちゃん
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@nekochan_kawaii
このアプリ感想をどこに書くのかわかんない!ここですか!? 著者の本を読むと毎回「知とは大量の情報の集積、そしてそれ同士の綿密なリンクによるのだなあ(詠嘆)」という気持ちになる。本作も情報量が物凄いので読むのが大変だけど、論旨としてはめちゃ分かる!!という感じ レオンとジャンゴが差別について論じていたときの「差別的であることが問題になるのは、それを差別ではないと誤認した時…」というセリフは読み聞かせをして周りたい。自覚的であることはつねに必要。 物語としては大きな動きがなく少し物足りない感もあるが、それも本書のテーマには安易な解決も分かりやすいオチも存在しないよという著者の意図なんだろうな。 新しい知見がモリモリ増えておもしろかったです。
ねこちゃん
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@nekochan_kawaii
メモ。 「もちろん内心の自由ってものもある。君には差別的である自由すらあるってことだ。差別的であることが問題になるのは、それを差別ではないと誤認した時、そればかりをことさらに正当化した時、それを手放しに表明した時、それを他者に押し付けた時、そしてとりわけそれを根拠に他者に擅断を執り行った時……」 「他者との関係のなかで差別が顕在化するってことですか」 「そうだな、個人的な選好に過ぎないものが、他者を巻き込むならば差別と一衣帯水の剣吞な判断につながっていく。とりわけ差別が大きな問題となるのは、それが社会制度の一部をなした時だ。差別は制度化しがちだし、ひとたび制度化すれば、単なる内面的な選好とは異なったものになる」
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