ツキミ姫 "上海の螢・審判" 2026年3月19日

ツキミ姫
ツキミ姫
@mq
2026年3月19日
上海の螢・審判
買ったまま放っておいたのを再読。連句的読書といえばそのように見ることもできるかな?中井久夫、富士、武田泰淳、、、というような。 〈私はまだ結婚していない。女と同棲したこともない。子供もありはしない。(…)私の禁欲生活に変りはない。他のことは毎日毎晩変化しても、それだけは変らないのだ。〉そっか、百合子と会う前だ。 3/23追記 〈私は雨の多い8月を、その聖書を読んで暮した。そして、「黙示録」まで読みすすみ、七人の天使が吹きならすラッパにつれ、地上に降下する大災厄の段になると、これこそ日本の土地に現実に降りかかっているものだと感じた。(…)その痛ましき限りの状態を瞼の下に浮かべると、私は残虐な戦慄が身うちを走り、やがて不思議なおちつきに陥るのをおぼえた。〉終戦を上海の地で迎えた作者が、罪人/亡国の民の気分になって聖書を読んでいる描写。わたしも東日本大震災のときに不安でいっぱいになってこういうこと思ったからわかるんだけど、とはいえ人ごとなんだよね、なんて言ったらいいのかな……………。なんか思い出したので書いた。
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