
zhenli_13
@zhenli_13
2026年3月19日
国のない男
カート・ヴォネガット,
金原瑞人
読み終わった
2004年に書かれた文章があまりにも「いま」なので暗い気持ちになりつつ、軽妙で優しい。その中にある真摯な言葉に希望を見出したい。
以下引用
悪しき指導者は絶大な力を持っていた。そして彼らはふたたび勝利したのだ。まさにばい菌だ。……… もし彼らが憎んでいるものがあるとすれば、それは賢い人間だ。
だから、賢い人間になろう。そしてわれわれの命を救い、みんなの命を救ってほしい。誇り高くあってほしい。(p116)
生きていてよかった、と思わせてくれるものが音楽のほかにもあります。それは、いままでに出会った聖人たちです。聖人はどこにでもいます。わたしが聖人と呼んでいるのは、どんなに堕落した社会においても立派に振る舞う人々のことです。(p133)
みなさんにもひとつお願いしておこう。幸せなときには、幸せなんだなと気づいてほしい。叫ぶなり、つぶやくなり、考えるなりしてほしい。「これが幸せでなきゃ、いったい何が幸せだっていうんだ」と。 (p164)
