国のない男
21件の記録
zhenli_13@zhenli_132026年3月19日読み終わった2004年に書かれた文章があまりにも「いま」なので暗い気持ちになりつつ、軽妙で優しい。その中にある真摯な言葉に希望を見出したい。 以下引用 悪しき指導者は絶大な力を持っていた。そして彼らはふたたび勝利したのだ。まさにばい菌だ。……… もし彼らが憎んでいるものがあるとすれば、それは賢い人間だ。 だから、賢い人間になろう。そしてわれわれの命を救い、みんなの命を救ってほしい。誇り高くあってほしい。(p116) 生きていてよかった、と思わせてくれるものが音楽のほかにもあります。それは、いままでに出会った聖人たちです。聖人はどこにでもいます。わたしが聖人と呼んでいるのは、どんなに堕落した社会においても立派に振る舞う人々のことです。(p133) みなさんにもひとつお願いしておこう。幸せなときには、幸せなんだなと気づいてほしい。叫ぶなり、つぶやくなり、考えるなりしてほしい。「これが幸せでなきゃ、いったい何が幸せだっていうんだ」と。 (p164)
読書猫@bookcat2026年3月16日読み終わった(本文抜粋) ”どんな題材も笑いの対象になりうる。アウシュビッツの犠牲者にも、寒々しい笑いのネタくらいはあったかもしれない。“ ”わたしは思うのだが、テクノロジーをろくに書きこんでいない現代小説は、現代の人間を描ききれていない。“ ”アラブ人はばかだって? アラビア数字を発明したのは彼らだ。 一度、ローマ字で長々しい割り算をやってみるがいい。“ ”しかるべく育まれた想像力の回路は、どんなに小さなきっかけにも反応するようになる。“ ”「しかしどんな芸術においても、いちばん大切なのは、芸術家が自分の限界といかに戦ったかということだ」“
Sanae@sanaemizushima2025年9月30日読み終わった痛快なヴォネガットのアメリカ批判が面白かった。 GWブッシュ時代の批判は今のトランプ政権に全く同じ言葉がびっくりするほど当てはまり、私たちは何も変わっていない(もしくはeven worse)のだと改めて認識。 色褪せないヴォネガットのエッセイ、名作だと思う。



















