
脱兎
@lubudat
2026年3月19日
黒耀宮
黒瀬珂瀾
読み終わった
借りた本。春日井健や三島由紀夫の影響がガンガン感じられる。
千葉雅也と浅田彰の解説も面白いのだがそれがまた褒めてるのか恥ずかしがってるのかわからないような感じだった。
特権だと思っていたアングラカルチャーがポップに食われてゆく悔しさを歌ったり、日常を神話に見立てたりするときになんか刺さる。JuneよJune 君が日本の文化なる世を生きて我が声かすむ、とか、違ふ世にあらば覇王となるはずの彼と僕とが観覧車にゐる とか。また夢想的な数編。月無くて白河夜船黒猫が人身で恋を告げに来るとか など。いいね。
肝のはずのホモセクシュアル短歌に関してはそれほど刺さらない。まさに、Juneに慣らされ、2020年代の奔放にどっぷり浸かってしまったからには、感性は弛んでいる。まさに、
ベルに醒め駅員の爪みづみづしこの改札をくぐればソドム
