

脱兎
@lubudat
2026年1月1日から始めました。
買った本、読み始めた本、読み終わった本を淡々と。
気になるは多すぎるので割愛。
- 2026年7月3日
- 2026年7月3日
BUTTER柚木麻子読み終わったいやー面白かった!翻訳でも痩せない美文というのはよくわかった。そもそも買おうと思ったきっかけが、パラパラめくって見たホットケーキのシーンの文章だったんだけど、めちゃくちゃ重要なシーン。 キャラクターの人格造形の意外さ(玲子初めて出てきた時はそんなやつとは思わなかったよ!)、食べ物の描写の細心の注意、推理小説みたいな、魂では勝利するが現実では敗北するストーリー、根底に流れる善性…細かいところまで出来事の設計も周到で矛盾がない。ラストへの持って生き方が冒頭から貫かれていて、文章の質は極めて高いのにつっかえたり意味がわからないなと思うところもなかった。 - 2026年6月25日
BUTTER柚木麻子読み始めた - 2026年6月24日
- 2026年6月24日
デカメロン 上ボッカッチョ,平川祐弘読み終わったこれは今昔物語だな…と思ったら確かにそう解説にも書いてあった 確かに艶っぽい話が多いがひとつひとつがプロットとして面白い 中巻なかなか巷で見つけないので屈してAmazonで買った - 2026年6月17日
伴天連怪談 1三木有読み終わったたまには漫画。話題になってた頃から気になってた作品。何せ祓魔師もの、江戸の日本で! テンポが結構ゆっくりしているのでじわじわと味わえる。巻末に乗ってるリアル作画でも見てみたい作品。二巻楽しみにしてます - 2026年6月12日
デカメロン 上ボッカッチョ,平川祐弘読み始めた - 2026年6月11日
マンアライヴG・K・チェスタトン,南條竹則読み終わった20世紀初頭の作品を読んでると、ちらほらこういう感じのファンタジックなやつに出会う。個人的には「巨匠とマルガリータ」とかと同じ感じがする。 チェスタトンは、のちのエラリー・クイーンだとか、またはコナン・ドイルほど現実的な展開をしない。まあいま改めて読めばコナン・ドイルだって一面神秘家じゃないか、となるかもしれないが、なんかもっとこう、かれらは実存的というか。チェスタトンだってめちゃくちゃをやってるわけではない。現実に起こり得ないことはあまり起こってない(女性の扱いはちょっとブラックボックスな気はするけど)。 この小説に書いてあることは、作家が「正統とは何か」に書いたカソリック信仰によく似ている。イノセントな神、形は変われど普遍的な教会、神の作りたもうた世界の全肯定。あの本を先に読むと、それの小説化ではないか、となってしまう。スミスは神であり、キリストである。ミズ・グレイは教会とかだと思う。完全に陽キャで登場した神さまが、現代の世俗の常識に裁かれて、何とか無罪で帰還する。本書はチェスタトンの宗教観を描いた、小説の形を借りた寓話だと思った。だから現代の目から見ると珍妙かもしれない。 - 2026年5月30日
- 2026年5月30日
死の烙印 2ジャン=クリストフ・グランジェ,坂田雪子,高野優読み終わったやっっと読み終えた! 暗澹たる気分になること数回、なかなか加速がつかない ナチ時代ってことで特に後半はなんでもあり感が出てしまった 警察や政府が仕事しない 遠景でちょこっとだけ書き込まれてる豆粒みたいな人影程度である 反ナチ的な知識人二人と、ゲシュタポのゴリゴリの田舎者のバディというのがアンバランスで良いが、捜査もなんとなく行き当たりばったりぽくて泥臭い気がする あと残酷描写が容赦ない 若干露悪的なほどであるし、かと言ってポリコレ的にナチを告発していると読んでもちょっと引っかかるところが多かった ラストは一応大団円と言って良いのかな… モヤモヤは残るけどこれ以上スカッとはさせられないよね 根本的な問題は歴史しか解決してくれないから… - 2026年5月24日
- 2026年5月14日
- 2026年5月14日
- 2026年5月4日
- 2026年5月4日
エーコ『薔薇の名前』図師宣忠読み終わった先に原作を読んでいたので解説本はすらすら読めた。薔薇の名前の「手記だ 当然のことながら」が好きなので そこだけドラマとかにしてくれてもいいんですよ…と思っている勢としては、最後にそこへの言及が詳しくあって嬉しかった しかし「親しい人物」って恋人でええの……? - 2026年5月3日
エーコ『薔薇の名前』図師宣忠読み始めた - 2026年5月2日
- 2026年5月2日
- 2026年5月2日
プラハの墓地ウンベルト・エーコ,橋本勝雄読み終わった私がスパイ物に無意識に求めていたものの全てが入っていた。裏切り、嘘、なんとも言えない憂鬱と、精力的な働き者の主人公、そしてモヤモヤとした自責……なんか知らんがそう言う物を読みたくて、陰謀物を読むのである。なぜか。 多くの歴史的事件の裏で糸を引いているのはナントカ政府ではなく、ケチな悪党である。戦争の前線からは逃げ出し、女をまともに抱いたこともなく(まあ軽蔑してるからなんですが)、他人を馬鹿に仕切っている嫌な小悪党である。あるショッキングな出来事で記憶が錯綜した(と言うことは多少なりとも良心はあるのか)この主人公・シモニーニが、日記で記憶の再構築をこの試みようとするーー 書物によって身の回りの世界だけでなくより広い世界を認識しようとしている多くの本読みにとって、本書のプロットは面白くもあり、少し怖くもある。 - 2026年4月19日
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